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輝き。まばゆいばかり。

【スピードスケートショートトラック全日本距離別選手権 野辺山 2019/10/12・13】

「不要、不急の外出を避け、自分の命を守る、最大限の努力をして下さい。」

数10分間で、88回。

NHK FMから、けたたましくリフレインする、警告を聞きながら・・・

スケート靴を履いたつもりになって、アクセルオンなオペレートをすれば、クリアな路面で

片道1時間10分

ハギビスとレインダンスを共にして

片道3時間30分。

ハイウェイを含め、8つあるルートのうち7つが、土砂崩れ・冠水・倒木で遮断され。

たった1つ。

残された、最後のルートを試す。私にできるのは、ただ祈るのみ。

10分に1台だけの対向車の心細いアクセルライトが、この先がアクティブであるという証。

このルートさえも、私を1人目の当該災害犠牲者にする可能性がある。

冒頭のリフレインに照らし合わせるならば、

「外出をインテンショナルにして、自分の命を冒す」暴挙であったと、自覚している。

“自分の命を失うかもしれない行為”

しかしながら、私には、微塵の反省もない。

なぜなら・・・

“スケートのない、命ならば、いらない。”

10年分の“ありがとう”をお返ししようと、観戦。

私に欲しいものはなく、ただひたすらに、“それ”だけ。

 

でも・・・・・

また、逆のことが、起きてしまった。

また、頂き物をしてしまった。

“輝き”

また、“ありがとう”が増えてしまった。

この“恩”には、これから、1年かけたとしても、到底、報えないと今からわかる。

私の肉体の生命が、尽きるまでには・・・・・どうにか。

と、台風ハギビスに生命を冒しながらも・・・・・

そんな気の長い希を持った。

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