「夢」を「夢」のままでは、終わらせないでいて・・・

0.プロローグ:氷上の風が吹いている

冷たい空気 零下7 氷温零下15
氷の上に私がいる。あなたもいる。
1ミリに満たないEdgeの上に2本の足で立つ
肌を刺すような冷気。痛む足。太ももにたまる乳酸。
それらがあいまって耐えられないような痛みと化していく。
でも!
私自身の重みをのせたEdgeは、その圧力で氷を溶かし、氷の上に水の膜をつくる。
そう!!
私はその上を進んでいる
風の音がした
私が起こした風だ。
凍えるような寒さが暑さにかわる。
私はアウターを脱ぐ。そしたらあなたもそうする。微笑みながら、、、
空気抵抗を減らしたんだ!
スピードが上がったぞ
まるで白い帆か、蒸気機関車のように
はあー はあー はあっ はああっー
息がうなる
私の息。あなたの息。

わたしは、生きている。


1.願い 2.希望 3.現状 3'.現状 3''.現状 4.解決案 5.幸せのスパイラルモデルの順にお伝えします。

1.願い
スケートをして、たくさんの子供たちに笑顔になって欲しい。

2.希望
スケートリンクをつくりたい。

3.オリンピックの現状
ピョンチャンオリンピックのスケートでは多くの選手がメダルを獲得しました。スピードスケート:小平奈緒選手、菊池彩花選手、高木菜那選手、高木美帆選手、佐藤綾乃選手。フィギュアスケート:羽生結弦選手、宇野昌磨選手。

3'.多くの人の現状
その活躍を見て、あなたがスケートをしてみたい思ったとします。どこのスケート場に行きますか?それはどこにありますか?一般開放されていて滑走可能ですか?
ほとんどの人が、リンクが遠い、行ける範囲にない、あるいは一般滑走がないために滑れません。

3''.私の現状
私は長野県に住んでいます。上記のうち3選手は本県出身か県内企業に所属しています。このような環境に住んでいる私でさえ滑るためにリンクを探します。岡谷市か野辺山、あるいは軽井沢。それぞれ順に往復時間は2時間、3時間、6時間です。

4.解決案
スケートリンクがあれば、滑れる。

5.幸せのスパイラルモデル
→1.スケートに慣れ親しむ→2.うまくなる→3.大会に出る→4.活躍する→5.ナショナルチーム入りする→6.オリンピックに出て活躍する→7.スケートしたい人が増える→8.スケートリンクに行く→1.へ。
このスパイラルは1から8のどこからでも生じます。
すべての前提はスケートリンクが存在することです。

まずは、私が滑ります。
私がほかの若いどの選手よりも息を切らして。腰上げながら、よだれ垂らしながら、目に涙浮かべながら。
この姿を見て、選手たちが1シーズンでも長く、1年でも長く現役競技を続けてくれたら、、、望外の喜びです。

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