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菊池純礼

【ショートトラック選手権 (1月12日・13日)注目選手 “いてまえ秀才”】

姉は女王。姉は天才。わたしは秀才。 #菊池純礼 選手。

世に知れ渡る四人のオリンピアン。菊池五姉妹の末っ子。お姉さんは国体二連覇したが。彼女は国体三連覇を果たし、インタビュアーにはにかんで答えた。

まるでデカルトか、はたまたシェイクスピアかのように、、、

 「姉は姉。わたしはわたしですから。」

さて。ジュニアオリンピックでは、かの高梨沙羅選手を差し置き日本選手団の旗手を務めた。たくさんのカメラとインタビュアーに囲まれ、「どんな風な旗手を務めたいですか?」との問いに、

「こけないように頑張ります!」と言ってしまうカワイらしさの持ち主。

10月の #距離別選手権  。 今シーズンは、コーナーの出口で加速する三歩目、四歩目の時に、肩が左右にぶれる。意図的にバランスを崩しにいっているのであろうか?もしそうだとしても、接触・転倒のリスクが高い。独走態勢時であればさしつかえないが、トップ集団がだんご状態であったとき、自分の体を自分のイメージ下に置くのが難しであろう。

しかしそれでも、この大会の500mで見事に結果を出し、優勝した。このへんが秀才たる所以である。

彼女は、周囲からたいへん期待されていた高校三年時に、ソチオリンピックの代表権を逃した。その悔しさをバネに見事、ピョンチャンの切符をつかむ。そして、B決勝進出という偉業を成し遂げた。

今シーズンより、ナショナルチームの渡邉碧選手を所属チームの練習パートナーとして迎え、環境を最適化。さらなる秀才のアップグレードを図っている。

“いてまえ秀才”の網膜は、もう3年後の #Beijing をしっかりとそして、くっきりと捉えている。

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