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VOL.8 『curognac』 2022年12号

MAGIC FUN FAIRにまつわる方々をご紹介する
”Big Fat Cowboy Hat”

第8回目の今回の特集は可愛い猫の絵で人気の
福岡のイラストレーター”curognac”さんです

いつも可愛らしい絵で、見ている人を癒してくれるのが
福岡在住のcurognac (クロニャック)さん。
店主も一目惚れでした!

お話をしていてもとても楽しいcurognacさん
最初に絵を描いていこうと思ったきっかけ
聞いてみたいです

大学生の時、聴覚特別支援学校の文化祭に行く機会があって。
そこでみた展示作品のひとつ、
親御さんお手製の日記に衝撃を受けたことは今も覚えてます。
日記なんだけど、日々仕掛けになっていて。
はみがき、いもほり..。出来事の振り返りであり、
言語理解・習得のためのツール。
その愛に感動し..。教育系の専攻でしたが、現場には立たず、
親御さんの応援になるようなことをしたいと思いました
(向いてなかった、というのもある)。
いろいろ端折って現在に至りますが、
いまは、いぬねこさんたちにとっての母さん、父さんたちに、
ささやかながら応援ができてるのかもな、って思ってます

確かに。目の前で描かれるいぬねこさんを見ながら
パッと笑顔になったり、涙したり。
いぬねこ父母には言葉では表せない感情だと思います

クロニャックさんの小さなメッセージカード

ところでcurognacさんの名前の由来はフランスのポスター画家、
レイモン・サビニャックさんだと伺っています。
どんなところに惹かれたのでしょうか?

かわいさにひそむシュールさ。チカラぬけた感じが好きです。
サヴィニャックさんの晩年は、
北西部の港町で創作活動を続けてらして。
わたしもおばあちゃんになるまで
活動を続けれたらなぁって思ってます。

実際、サビニャックのポスターを見ている時の多幸感は
子供の頃に絵本を読んでいる時を思い出すような感覚になり
その奥に潜むシュールさは忘れてしまいそうです
クロニャックさん然り、ですね。

ほかにクロニャックさんが影響、共感された方はいらっしゃいますか

影響、でいうと、大学で出会った友人たち。
美術専攻ではなかったけど、元々絵は好きで。
それを知る友人があるとき美術専攻のコたちのアジト
(古い下宿の一室)に連れて行ってくれたんです。
改造された空間にカルチャーショックを受けた私は、
連日入り浸るように。
「ひらめく、思いつく」がとにかく楽しくて面白くて、
手元には常にクロッキー帳という生活を数ヶ月過ごしました

店主はインスタなどを見ていて、うまく言えないのですが
クロニャックさんの時間の使い方 方がおもしろいなあ、と
常々感じています
例えば、絵を描くのに
いちばん捗る時間や好きな時間は何時くらいでしょう?

まだまだ試行錯誤ですよー
ずっと大好きなのは
深夜2時~3時ごろの耳がツーンとする感じの静けさがある時間帯


クロニャックさんの野望

『県外や海外で、絵を直接見ていただく機会が増えたらいいな。』

クロニャックさんの2023年のカレンダーは
もう一つのライン、haricots de chatの世界。
ノスタルジックでアンニュイです

curognacさんが12月に思い出すこととは…?

子どもたちが小さいころ、アドベントチョコ (カレンダー)がイブを待たずに
中身空っぽになってたときは、
食べちゃうよねぇ…と笑った記憶があります。
成長と共に、1日1つ、になりました。今年もきっと大丈夫なハズ♪

📷curognac Instagram ▶︎https://www.instagram.com/curognac/?hl=ja

【MAGIC FUN FAIR WEB shop】
curognac ▶︎https://magicfunfair.base.shop/categories/2754776

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MAGIC  FUN FAIRでご紹介している品々、人々、
なかなか全てお伝えできないことが多く、
このような形でじっくりとお伝えできならなあ、とfree paper
『Big Fat Cowboy Hat』、始めました。
十人十色な言葉を食べ尽くして、ビッグファットなカーボーイよろしく、
楽しくなれるといいな、と思っております。

いよいよ12月。
2022年最後の月です。12月から3月くらいまではあっという間。
冬も束の間、あっという間に春が来るのでしょうね。
2023年もどうぞよろしくお願いいたします!

2022.12,09  magic fun fair      


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