見出し画像

はあ〜あ

僕は頭が悪い。頭も悪ければ、それをカバーするための努力もできないし、これといって特筆すべき長所もない。
強いて言えば絵が少し描けるが、それでも同い年の絵を描く人間と比べれば粗末なものだ。得意と言うほどでもない。
これでも一応CGを学び職にせんと学校に通ったりしていたが、これも今は休学中で、やっていることと言えば何ら生産性のないゲーム、それから昼寝。ああ哀れ無職。ニート。生きる価値のないゴミクズ!自分の惨めさに涙が出ちゃうね。希死念慮が加速していく。
これでも昔は結構賢かったのだ。というより、ほんの少し要領が良かった。大した勉強をせずとも校内で20番以内に入れたし、得意な教科は1桁もざらだった。中学校までは。僕の要領の良さは、せいぜいそれまでの良さだったのだ。ほんの少しだけ器用だっただけである。
高校に上がってからもそんな気持ちでいれば、みるみる内に落ちぶれて、クラスで最下位、学年で下から三番目。赤点塗れの学力底辺に落ち込んだ。取り返そうと努力をすれば良かったのに、私は何故かそうともせず、ただ腐って学校を辞めた。惨めに逃げた。可哀想な負け犬!お前を省みる人など誰もいない。酷たらしく路上で野垂れ死ねばいい。

私は、生きている価値のないゴミクズだ。今も尚心臓は脈打ち、体温は36.7度を保っている、そこに割かれるリソースは完全に無駄である。
私はただ日々を無為に過ごし、食べ物を無駄に消費し、無意味に二酸化炭素を生み出している。早く死ぬべきである。
そして死ぬべきとわかっているのに自死を決行しない己が心底嫌いだ。縄が無くたって薬が無くたって、1階に降りて包丁を手に取ればあっという間だ。電動ドライバーを頭に向けて電源を入れてもあっという間だろう。縄だってタオルケットを裂いてよれば作れる。首を吊る場所は近くの公園のブランコの柱だ。それなのに実行しない。ゴミクズ。間抜け、意気地無し。早く死んだ方が惨めさを継続させずに住む上にコスパも良いのに、それを選ばない非効率的な人間。愚かで哀れ。早く死んでくれ頼むから。

己の美徳だと思っていた人間に対する優しさが抜け落ちてしまったような気がする。友人に優しい言葉をかけてやれない。人を思いやれない。自分勝手で嫌な人間になってしまった。数少ない友人にも呆れられ捨てられるだろう。私はそれが相応しい人間なのだから。当たり前なのにそれが酷く悲しく、嫌だ。嫌わないでほしいが、嫌わないで欲しい気持ちと同じくらい早く嫌われたい。これ以上失望される前に距離を置き、友人たちの中から消えてしまいたい。私の存在は友人たちの害にしかならない。私がもっと自分勝手で嫌な奴になる前に離れてしまいたい。これ以上傷つけたくないし、嫌われたくない。

未来も暗い。今後復学してまともに勉強していけるだろうか。就職は? 賃金は? 暗い。未来のことを考えるのは恐ろしい。不安でしかない。きっと上手くいかないのではやく死にたい。死だけが私を救うと思う。

涙が出てきた。泣くなと思う。泣く資格なんてないのだ。全て自業自得、お前のせいだ。私にできるのは早く死ぬこと、それだけである。まじで無理ほんと早く死んで。頼むから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?