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2024/9/22 SUPERGT Rd.6@スポーツランドSUGO決勝の話

サブタイトル
〜37号車(というか右京さん)限界オタクの情緒が崩壊しかかった話〜

忘備録というか、文章か何かにして吐き出さないと頭がパンクしそうなので書きます
たぶん日本語が崩壊しているところがあります。お見苦しいものを申し訳ありません。


SC先導解除からのスタートとほぼ同時に、37号車最後尾に落ちたんですね。今考えるとたぶんタイヤが温まってなかったんだと思うんですけど、現地で見た瞬間は絶望しました。はい。
こんなコンディションだしもう無事に走ってくれたらそれでいいよ、どんな37号車でも大好きだよ全力で応援するよ、とハードルを下げたのが、その後の振り幅に翻弄されて余計ダメだったのかもしれない(?)。
しばらくは結構間も空けられてたんですが、10周目になる頃までにはどんどんラップタイムが上がってきていたように思います。

グラスタで観戦していましたが、ホームストレート〜1コーナーでもオーバーテイク見せてもらえましたし、その他の場所でもオーバーテイクしてきてホームストレートに戻ってきたら順位入れ替わってる、というまさに怒涛の追い上げ劇。
ポイント圏内に入ってきてもコース内ビジョンに映らないので、一体どこで抜いてきてるん???と。

(まさかこのままトップまで躍り出るか…?いやいやまさか…)と思ってたら、マジで文字通り全車オーバーテイクしてた
意味わからん。我が推しながら、しかも現地で見てたのに、本当に意味わからん。
暫定トップだった36号車を抜いてホームストレートに帰ってきた時は、ちょっと記憶が飛んでるけど、隣に座ってた某氏の肩を思いっきり叩いてしまった気がする。

推しの贔屓目ですが、一人だけ違う次元で走ってるみたいでした。明らかに様子がおかしかった(褒め言葉)。
あれがいわゆる、いつものほんわか優しげな右京さんじゃなくて、何かスイッチが入ったUKYOMANなのか。

ピットに入れたタイミングも大正解だったし、ピット作業もめちゃくちゃスムーズだったし、チームの皆様も本当に素晴らしいお仕事でした。お疲れ様です。いつもありがとうございます。

ジュリアーノにドライバー交代してからも、またジュリアーノがめちゃくちゃ速かったんですよ。そんなに飛ばして最後までタイヤ保つ?大丈夫?って心配になるくらい(ごめん)。イケメンな上にめちゃくちゃドライブ速いってなんだよ無敵かよ。
でもきっと冷静に、38号車のペースを見て走ってた。大湯さんもめっちゃ速かったから。
ラップタイムを見ながら過ごす第二スティントはマジで心臓痛かったです。私が祈っても何も関係ないのに、ずっとお祈りポーズしてた。

そりゃファイナルラップから涙も出るわ。

37号車がチェッカー受けた瞬間の私を、隣の某氏が動画に撮ってたんですけど(めっちゃ顔映ってるので出しませんが)、なんか変な泣き声上げて顔を覆う自分の姿が映ってました。

レース序盤は、安定の36号車異次元だなと思ってましたが、いやリザルト見ても十分36号車異次元なんですけど、今回のSUGOに関してはすみません、37号車が一番異次元だったと思いました。
まさか、まともに走れなかった公式練習の順位がそのまま決勝グリッド順になったとはいえ、ほぼ最後尾からのスタートで優勝するなんて思わんやん?
私、GT観戦歴超短いのでよくわからないんですけど、(ほぼ)tale to winってどれくらいの頻度で起こるものなんですか?
無事に走りきれて、できればちょっとでも上の順位に上がれてポイント取れたらいいよね、くらいの心つもりでいたのに、こんなかっこいい姿見せつけられたら、限界オタクは心臓も情緒ももちません。大号泣です。
GT鈴鹿の第二スティントがかっこよすぎてそれが決定打ですっかり右京さん推しになった私ですが、偉そうにすみません、このGT菅生の第一スティントはそれを優に超えてきた気がしています。


全車チェッカー後、ちょっとでも近くに寄ってお祝いしたいと思って、フェンス越しですがパルクフェルメのタイミングで37号車の前に行ったんです。
たぶん私の格好(全身Deloitte仕様)を見て状況を察した方が、フェンス越し最前列を譲ってくださって(本当にありがとうございます)
でも、声をかけるにはメディアの人たちへの対応もあるし迷惑になるなと思って、じーっと右京さんの方を見てたんです。

しばらくはメディアのカメラ対応や他チームのドライバーさんたちからの祝福を受けてみえましたが、公式インタビュー(いつもJ SPORTSで放送されるあれ)が始まる直前、右京さんがグラスタ観客席の方を向いてくれたタイミングで、たぶん目が合ったんです。
うまく声が出せてたかわからないけど、確か「おめでとうございます!」って言ったんです


そしたら
右京さんがいつもの優しい笑顔でこっちに手を振ってくださって

※J SPORTSがアップしてる公式動画に映ってます。


体感、スローモーションで見てるみたいだった

このシチュエーションでのお手振り


…ダメです。
すでに緩んでた涙腺がさらにバカになりました。

本当は、パルクフェルメ目の前の特等席で優勝インタビュー聞けたらよかったんだろうけど、とてもじゃないけどあの時の私は右京さんを前にしてもう冷静でいられる状態じゃなかった。

せっかくの優勝、絶対迷惑かけちゃいけない。
水を差すようなことは絶対しちゃいけない。
限界オタクは最後の理性を振り絞って、あえてその場を離れました。

もしかしたら入れるかもしれない、と思って行ってみたけど結局表彰台の下には入れなかったし、パドッククローズも衝撃の早さすぎて、右京さんと直接お話することはできなかったけど
でもそれでちょうどよかったかもしれない。直接会ってしまっていたら私、何を口走ってたかわからない。むしろ何も言えなかったかもしれない、ただただ右京さんの前で泣き崩れるとかそんなだったかもしれない。
どっちにしろただの迷惑になってしまっていたと思うから、たぶん決勝後は会わなくてよかったんだ。


初めて行くサーキットで慣れない環境で、最悪の天候で、遠征費もここしばらくの現場では圧倒的に高くついた今回の観戦でしたが、それを補って余りある、むしろ特大ボーナスかってくらいの経験をさせてもらいました。

笹原右京というドライバー、人間の沼、沼というか宇宙なのか、もはや一体何なのかもうよくわからないけど
たった3ヶ月ちょっとでこんな感情になるとは思っていませんでしたが、
私は一生この人のこと応援し続けるんだろうな、好きでいるんだろうなと思いました。

あらためて
右京さん、ジュリアーノ、37号車に関係する全ての皆様
今シーズン一番乗りの2勝目、本当におめでとうございます。
"最後に笑って終えられる"、そんな結果が待っていることを願って、残りの3戦も応援しています。

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