おじさんDJが海外で5時間プレイしてきたお話

プノンペンで今一番活気のあるバーが集まる通りにあるオープンバー。日本と違い深夜なのにオープンスペースでも音を出せるので陽気な他国人種の方々がやってきて騒いでおります。
で先日2023年DJはじめが5時間プレイでした。最初は対バンでバンドが2時間その後フロアが最後の一人になるまでDJ（*1）という予定でしたが当日にバンドがキャンセル。。。2時間早くやってくんね？となり承諾したのでした。ただ踊るお客さんってのは大抵12時くらいに集まりだす感じなので9時からの3時間は席は埋まっているんですが談笑タイムなので、人が多いと思って焦って踊らせなきゃ！と盛り上げようとするとお客さんが先に疲れちゃうし後で盛り上がる時間にその曲かけれなくなるので我慢の3時間なのです。（ただその3時間は好き勝手できるのも事実なので、色々自分の好きな曲だったり最新すぎる曲をかけたり試せる時間でもあります。）

で11時半ばくらいからボチボチ陽気な西洋人が集まりだし体を揺らす人が増えてきて、よしよしこっから盛り上げようと思い、ラテンソウルハウスからディスコハウスにスイッチしてビルドアップ。思惑通り踊りだす皆さん。
ここまでで既に3時間。気力はよしよしイェー！って感じなんですが、ここにきて右足ふくらはぎが攣ってしゃがみこんで悶絶。なんとか復活したものの右ふくらはぎ筋肉をちょっとでも動かそうものなら再攣で悶絶するというループになったのでここからは右足は一切動かさずにプレイｗ
フロアはディスコハウスで盛り上げてone more timeでみんなで合唱してmodjoやstardustなどの懐いフレンチハウスもみんなで歌って踊ってって感じでどんどこ盛り上がる。

こちらも音圧の高いハウスで更にあげていったのですが身体のほうはというと、右ふくらはぎどころじゃなくて、膝もやばいし股関節も痛いしｗ
お客さんの楽しそうに踊っている顔を見るとこっちも吊られて踊っちゃうので目を瞑ってDJしたり自分の世界に入ったりしておりました。
ハード系DJが黙々とDJしてるのってこれも理由のひとつなんじゃないか？
煽ると疲れる！途中深呼吸して落ち着いたりフロアの奥や外の通りを見回したりして気をそらしておりましたｗ　

ただフロア自体は鬼ボスしてたのでもう何をかけても盛り上がる無双状態。音圧の高いハウスで盛り上がっていましたがこっちの身体が持たんってことでみんな大好き80'sにシフトしてfootlooseとtake on meを合唱。
そして今晩これやろうと決めてたlinkin parkをみんなで合唱もバッチリ決まって最高。この頃にはもうここで倒れたとて誰か家に送ってくれるやろとなっておりました。
（limp bizkitもかけたが男子はぶち上がり女子はドン引きｗ　エイヤでfoofighters everlongからのoasis wonderwall大合唱はさすがのワイもこみあげてくるものがありました）

最後まで盛り上げつつもしっとりさせたいのは90年代のジジババJDの性。
Just two of usやらToToのAfrikaのハウスリミックスでおしまい

2時に交代のDJが来てくれて足を引きずりながらお片付けしてGrab呼んで速攻で帰りましたとさ。
選曲だなんだって悩む前に体力をつけないとDJやってられんなと思った。痛み止め打ってステージにたつミュージシャンの気持ちがわかった気がしました。来月のDJまでに体力をつけて頑張りましょう。
（最終的には再生ボタン押してジョグ回しているだけの手指が攣りそうになったｗ）

日本人のお客さんもいらっしゃってビール奢ってもらったりしたし、色んな人に声かけてもらったりしたんだけれども疲れてて申し訳ないなって思いました。来月も宜しくお願い致しますと思うとともに皆様におかれましてはもっともっと私のことをもっと褒めていただいてビールもありがたいのですがレッドブルとか湿布の差し入れお待ちしております。
（12時前にお友達も来てくれたのですが、湿布買ってきてってDMしたらもう帰ります！って返事が来ました。子々孫々までゆるさない）

(*1) 店側がつくってくれたフライヤーにuntil last man standing on the floor（フロアが最後の一人になるまで）と書いてったのでｗ　たぶん先月のDJの際に3時位に店側にあと2,3曲やってって言われたのをもっとやれと勘違いしたのがきっかけｗ　店側としたらあと2,3曲でやめてねってことだったみたいｗ