見出し画像

【13/29】樫野さんを魅力的に感じられる要因は星の数ほど存在する。 煌めく星のようなちっちゃな魅力の集合が、樫野さんという稀有な生命体となるのだ。: 樫野さんの魅力分析レポート


【「樫野さんらしさ」について】

樫野さんの魅力分析レポート第二十回。
テーマは「樫野さんらしさ」について。

私は2007年からのパヒュームファンだが、そのころから樫野さんは何度も「自信がない」「存在理由が見つからない」という話しをしていたと思う。西脇さんと出会う以前の樫野さんは、本当に内気な女の子だったのでは?と思われる。そんな樫野さんも、西脇さん、大本さんという唯一無二の強力な友人を得てから、曲がりくねってはいたが、緩やかだったりキツかったりした坂道を十年間登り続けて、ついに東京ドームまでたどり着いた。そして、完璧なパフォーマンスで我々を熱狂させた。
Movieにもあったように樫野さんは東京ドーム公演にて、ニヨニヨ顔全開でアリーナに向かってラケットでライナー性の高いメッセージボールを打ち込んでいた。私は三塁バルコニーから見ていたが、アレはちょっとアリーナの人も目が覚めたのではと思った。
メッセージ入りの記念ボールは「受け取る」というよりも「打ちつけられる」という表現が合っていたように感じた。
「樫野さんいいぞもっとやれ!」
私は無我夢中で叫んでいた。
その後、樫野さんが正面に来て、リリーフカーが止まった瞬間に「ズコー!」となった時に私はその日六十三回目の昇天を果たした。「ウエシタウエウエ シタウエシタシタ」と樫野さん独りだけになった所もたまらんちょ!「パヒュームの掟」のときには左側すぎて「十人」がちゃんと見えなかったので、魂を浮遊させて正面から見た。

それくらいに樫野さんは完璧な「樫野さん」だった。
美しい三角形の頂点を、見事なまでに鋭角に仕上げていたと断言する。
しかし。
最後のMCで樫野さんは
「これからもパヒュームでいたい」
と涙ながらに訴えた。
恥ずかしながら瞬時に脳内に思い描いたのはセールスなどのビジネス面だった。

当然のごとく、大きな売り上げと多くのファンがいなければ、こんな巨大なステージを作ることは出来ない。誰にも望まれなければ新曲だってリリース出来ない。だけどそんなことじゃないんだろうと感じた。売り上げやら順位やらステージの大きさなどではなく、樫野さんは、西脇さん、大本さんと三人でずっと「パヒューム」でいたいのだろうなと理解した。もしも急に人気がなくなったとしても、タタミ二畳ぶんのスペースと、大本さんと西脇さんがいれば、マイク無しでキャッキャと笑いながらダンスをするだろう。

西脇さんと大本さんは、明らかに「天才」だと思う。
その「天才」の背中を見ながら、毎日毎日努力をして、必死になって食らいついてきて、樫野さんはドームのステージに立った。持って生まれた才能はなくても(もちろんあるのだが)、努力と根性で二人についてきた。

私は、そんな樫野さんだから好きなのだ。

そして「もっともっと」と樫野さんは言ってくれた。SCHOOL OF LOCK!を聴いて、想像もしなかったコメントに驚愕したが、この十年間やり続けてきたことなのだから、きっと樫野さんは壁を乗り越えてくると分析する。
あれだけのステージで五万人を熱狂させて「納得がいかなかった」と言い切った樫野さん。次のステージ、さらに次のステージへと、魅力を増幅させてくるに違いない。それが待ち遠しくて仕方ない!

結論。
樫野さんの家の玄関前に穴を掘り全裸でうつ伏せになって埋まり、毎朝の樫野さんの新しい一歩をお尻で受け止める仕事につきたい。

【「和な雰囲気」について】

樫野さんの「和」な雰囲気について分析してみた。
確かに、樫野さんにはどことなく「和」を感じさせる魅力があると考えたからだ。
樫野さんの魅力分析レポート第二十一回。
樫野さんの「和」な雰囲気について。

今回は、樫野さんの魅力について分析した古典的名著「樫野さんの魅力とその深淵」(ヘルコビッチ・ アレキサンドレ著)より一部参照する。それによれば、樫野さんの日本人的な大きな魅力は、
・美しい黒髪
・それでぱっつん
・オメメがつぶら
・奥ゆかしさ
・好きっス
と記してある。しかし、これが当てはまる女性ならいくらでもいるだろう。これだけでは、樫野さんが「和」な雰囲気を醸し出しているとは分析できない。

樫野さんに感じる「和」な魅力。
それは、以前にも分析したが、やはり樫野さんの「しぐさ」に含まれる要素だと推測できる。皆さんは、脳内に樫野さんの「ガッツポーズ」を呼び起こして欲しい。
ワキがキュッ!としまり、拳をピョコ!と握るが、同時にヒジもしまっているあのポーズだ。あの、非力そうなファイティングポーズは、実に女性らしいしぐさが凝縮されている。もう一丁。笑いをこらえて我慢しきれなくなって両手で顔を覆う樫野さんを思い出して欲しい。どうだろう。とてつもなく「女らしい」と感じたのではないだろうか。

昨今の「女性と男性のボーダーレス化」の影響があるのか、樫野さんのように、「しぐさ」で女性らしさを醸し出す女性はあまり見かけなくなったように思う(その逆もまた然り)。そんな樫野さんの「しぐさ」に、古典的日本美人の姿を見出してしまうことが、樫野さんに「和」を感じてしまう原因だと分析する。そして、古典的日本美人な雰囲気を醸し出す樫野さんの「和」に安らぎ、安堵、落ち着きを感じてしまうのが、樫野さんファンである古典的日本人変態紳士、淑女の皆さんなのだ。

結論。
ユッケが食べられなくなってイライラしている樫野さんに「ペロユカヤッテミロ!」と命令されて、恐る恐る舌を出したところで後頭部をタジン鍋で強打されて舌を噛み切りたい。そして「タン塩イッチョウ!」と叫ばれてポン酢の瓶でほお骨を陥没させられたい。

【各話保管庫】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?