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【25/29】樫野さんを魅力的に感じられる要因は星の数ほど存在する。 煌めく星のようなちっちゃな魅力の集合が、樫野さんという稀有な生命体となるのだ。: 樫野さんの魅力分析レポート


【樫野さんの魔力について】

樫野さんは、自身の美しさ、魅力などに関しては、やはり自覚していないものと分析できる。それ故に、例えば樫野さんに対して好意をもって接近しようと画策しても、無残に灰になる可能性が大きいと思われる。
樫野さんの魅力分析レポート第四十三回。
樫野さんの「魔力」について。

皆さんは、お手元のQJ77号、60ページの樫野さんのインタビューを開いて欲しい。「GAME」レコーディング中に仲田ヤスタケ氏の誕生日があり、それを皆で祝いたかったが仲田氏が本気モードで作業に取り掛かっていたのでなかなか祝えなかった、という微笑ましいエピソードが語られている。微笑ましいというか、うらやましい。
自分の誕生日も忘れて作業に没頭する仲田氏の格好良さも際立つエピソードだ。
その直後。
インタビュアーに、「マカロニの歌詞は、仲田氏とパヒュームの関係を描いているのでは?」と問われた樫野さんは…
「キャー!ヤダア!…仲田サンガソンナフウニ思ッテイルナンテ…キモチワリュイ!」
と語っている。ここだ。これですよ。
インタビュアーはその後、「小悪魔と呼ばれることに対しては?」と質問を投げかけるが、
「なんで言われてるのかワカニャイです」と返した。
この現象をまとめてみると、例えば樫野さんに「俺と結婚してくれッ!」
と男らしく振舞えば「キモチワリュイ!」と絶叫したゆか様に斬り捨てられることになり、また、例えばゆか様にピンヒールでグイグイしてもらって悶絶しようと四つんばいで待っていると、樫野さんに「ニュヒヒ!」と笑ってお尻を撫でられることになる。
そして、どちらにせよ、樫野さんはテケテケと走り去っていくのだ。
つまり、我々は完全に樫野さんのコントロール下に置かれているということが分析できる。唯一、我々が非力ながらも樫野さんをコントロール出来る場所は、ライブ会場だけだ。キモチワリュイキモチワリュイ我々の笑顔を見せつけることで、樫野さんは意志に反して心を乱す。

樫野さんの「魔力」に抗うために、我々は全力で樫野さんに笑顔を見せ続けなければならないと分析する。
結論。

「ゆかちゃん…あれがポインセチアだよゆかちゃん…まるでゆかちゃんの鼻の頭のように真っ赤だね…」「キャー!髑髏チャン! ハジュカシイ! ミナイデー!」ブオーン←チェーンソーのエンジン音

【イチイチカワイイ】

樫野さんの魅力分析レポート第四十四回。
「イチイチ」について。
「イチイチカワイイ」
どなたか、樫野さんファンのひと言をきっかけに爆発的に普及し定着した言葉だ。
ファンの間では、毎日の挨拶のように使われるが、ちょっと掘り下げて考えてみたら、実に素晴らしい表現だと気づいた。

「神は細部に宿る」という言葉がある。
パッと見て気づく表面的な部分ではなく、注意深く細かい部分まで見る人にだけにしか見えない神々しさがあり、それらが集まり、最終的には全体の仕上がりの良さになる、ということだ。
私は「イチイチカワイイ」が、この「神は細部に宿る」という言葉と同じ意味を持つと分析する。樫野さんの魅力は、パッと見てもたまらんちょ!だが、じっくり見れば見るほどにたまらんちょだ。見る度に「あ、ここが可愛い」と、イチイチ発見する。その「可愛さ」が潜む場所が、実に細かい。クチビルの先っちょとか、ダンスしている時の指の先っちょとか、ニヨニヨした時の目尻の先っちょとか、「先っちょ」的な可愛さというか、「ピョコッ!」とした可愛さが、ちょうど今の季節の夜空の星のように、全身に散りばめられている。まさしくStarry Skyだ。

冬の晴れた夜空を見て「素敵だ!」と感じるのは、小さな星が一つ一つ瞬いているからだ。それと同じく、樫野さんを見て「素敵だ!」と感じるのは、小さな魅力がピョコピョコときらめいているからだ。ちっちゃな魅力が集合して、あの「イチイチカワイイ」が成立する。それが、樫野さんという生命体だと分析する。注意深く見れば見るほどに、イチイチカワイイ部分がピョッコリ顔を覗かせるのだ。

結論。
「ゆかちゃん…」「キャー!」ブオーン←チェーンソーのエンジン音

【各話保管庫】


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