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【髑髏黒板学校】黒板の書き方講座その4【一番に書きたいことを書く】

通りを歩いているとき、パッと目に飛び込んでくるのが黒板です。
しかし通りを歩いている人は黒板を読むために歩いているわけではないので、黒板を見るのは数秒かもしれません。
その数秒で販売促進を行うのが黒板の重要な任務です。
店頭の黒板には、お店が一番に伝えたいことをなるべく簡潔に書きましょう。

心の中の真実を伝えてしまった例。
これくらい素直な気持ちで仕事できたらいいですよね。

今日一番にお客さまに販売したい、紹介したい商品が必ずあると思います。
まわりくどい文句は必要ないので、その商品名、価格、おすすめのコメントを遠くから見てもわかるように簡潔に書きましょう。

一番に伝えたいことは、商品のことだけではありません。
お店のコンセプトや販促のテーマなど、伝えたいことは色々とあるでしょう
(ちなみに私は過去に「トイレはこちら」という黒板を書いた経験があります。あまりにも「トイレはどこ?」と聞かれることが多かったためです。まあウケ狙いではありましたけど、店頭スタッフの負担を軽減する、という意味は少なからずあったと思います。あと、ここに面白いこと書いている黒板があるな、と通りの人たちに認識してもらう意味もあったかと思います。写真を撮ってる人がちらほらいました)。
多くは語れないので、何度も書きますが簡潔に表現しましょう。
入り口は簡潔にして、奥に誘いこんでから細かな魅力を伝えるのです。

または季節や屋外の環境(暑さ寒さ)などによっては道ゆくお客さまの要望にも変化があります。
「毎日暑いですね、こんな日には…」「とても寒いこんな日には…」
などと、パッと書ける黒板ならではの誘い言葉でお客さまを振り向かせたいですね。

店頭黒板はこれくらいシンプルにしてもいいと思います。
右下に妙な空間があいているのは、すぐに値下げするつもりなのかもしれません(値下げの価格表示をするスペースを作っている)。

【一番に伝えるべき最低限の情報とは?】
上記したように伝えたい情報は色々とありますが、まずは店頭の主力商品を推してみましょうか。
以下の3点だけはしっかりとお客さまに伝えたいですね。
・商品名
・ボリューム
・価格

早足でお店の前を通り過ぎる人たちに、この3点だけは伝わるように意識して黒板を書いてみてください。
細かなおすすめコメントなどはプライスカードに記入しても良いでしょう。

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