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【14/29】樫野さんを魅力的に感じられる要因は星の数ほど存在する。 煌めく星のようなちっちゃな魅力の集合が、樫野さんという稀有な生命体となるのだ。: 樫野さんの魅力分析レポート


【「黒さ」について】

今日もグリグリシャカシャカと核心に迫っていきたい。
樫野さんの魅力分析レポート第二十二回。
樫野さんの「黒さ」について。
樫野さんはメンバー内でもっとも「黒い」女性である。「黒い」と言っても「腹黒い」という意味ではない。
「場の空気を素早く読み込み、それを冷静に切り刻む」
という意味だ。

時おり低い声で大本さんに対して使用される鋭いツッコミ。その矛先は、もちろん西脇さんにも向けられるし、ライブに来たファンにも向けられる。頭の回転が速い女性なので、恐らく喋っていない時でも激しく心の中でツッコミを入れていると予測できる。しかし、メディアに露出している時には「黒ゆかリミッター」が効力を発揮しているので、樫野さんの黒さは「ややにじみ出る」程度だ。その「黒ゆかリミッター」が解除されるのが、恐らくオフの時なのだろう。これは、movie内における、映像ディレクター関和晃氏への対応などで一部確認することが出来る。帰宅後や、休日のリミッター解除樫野さんの鋭利なツッコミを全身で受け止めている樫野さんのペットの心労が気になる。

しかし、私は「黒ゆかリミッター」が完全に解除された状態の樫野さんを一度だけ目撃したことがある。
それは、PTATVの生放送の時である。時計が合っているか合っていないかの話の流れで、
「合ってんジャン!」
と膨れた樫野さん。
ほお袋に空気を充満させ、クチビルを前方に尖らせ西脇さんに睨みをきかせる。メンバー同士の会話の中で、つい気が緩んでリミッターが解除されたものと推測できる。
あのプクゆかを見た瞬間、
「嗚呼…将来樫野さんの旦那になる野郎は、日常的にあのプクゆかが見れるのだな…」
と感じ、私は静かにリングサイドの腰掛けに座り、徐々に白くなりつつ微笑みながら目を閉じるのであった。

結論。
次の人生はバミリのテープに生まれ変わって、ステージ床面から樫野さんの切れのあるダンスを支援したい。そして時には見つめ合って、時には踏みにじられながらダンスを見上げていたい。

【「男気」について】

樫野さんの魅力分析レポート第二十三回。
樫野さんの「男気」について。
樫野さんは一見細く、か弱そうに見えるが実は芯が太くて強い。
あれだけのリーチがあるので、恐らく打撃系も相当の強さを誇るだろうし絞め技もいけるだろう。私が樫野さんの「男気」を強烈に感じたのは、ツアー中で見たひとコマでのことだった。
衣装のお腹の部分が透けている、とMCで話していた時だった。
言葉には出さないが「別に見たところで減るもんじゃねえし」という凄まじい「男気」を感じた。
一万人以上を前にして、まったく動じない勇ましさだった。まだ二十歳の女性である。コケチッシュな魅力がふんわりと漂う樫野さんだが、職歴は十年を迎えようとしている。あんなにカワイイのに「猛者」なのだ。

記念撮影をするために、台に上がったり下がったり、無駄な動作を繰り広げるカメラマン関和晃氏に「イチイチオリニャイ!」と叱る場面も勇ましかった。見る者を誰でも幸せにしてしまう表情、ダンス、声、品のよさを持ち合わせていながらも、見えない部分はどんどんと強化されていく樫野さん。それによって増幅される内面と外面のギャップ。
それが、樫野さんの魅力だ。

結論。
樫野さんに誘導されて、冷たい水で満たされた巨大な鍋に入れられて、巨大な豆腐と一緒に涼みたい。そしてフタをされて強火で煮立てられ、耐えきれず豆腐の中に逃げ込んだ所をすくい上げられてポン酢の瓶で殴られてかしゆカッターで切断されたい。

【各話保管庫】


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