悲しみの果ては
最近、新学期が近いからか感傷的になる。
自分の中のストレスを感じ、下手の横好きでギターを掻き鳴らす。
私はあまりJロックを知らなかった。ミスチルにはまり、少しずつ広げていって、今は割りと知っている方なのかもしれない。下手の横好き界隈では。
そういえば、私にエレファントカシマシを教えてくれた人は今、どこで何をしてるんだろう。
誰にでもすごく優しくて(職業柄、そういうことになる)、優男なのに、どこか男臭いところがあった人だった。
思い出すときは、彼の黒い肌や浮かび上がる白目を思い出す。
自分の行動を自分で抑制しているところがあって、力む人よりも力強いような印象が残っている。
その人が、私みたいに感傷的な春じゃなくて、楽しい春を送っていることを願うばかりだ。
悲しみの果てが終わったら、また会えたらいいと思う。
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