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函館2泊3日 その2


2日目の朝、9時にチェックアウトして太平洋をめざします。大沼周辺、あちこちに大きな牛舎があります。おいしいソフトクリーム屋さんとかお肉屋さんがあります。1時間も経たないうちに海が見えてきます。今日の目的地の一つはこの鹿部町にあります。

パンフを利用させてもらいました

10分感覚で15メートルほどの高さまで噴き上げるというこの間欠泉。前から見てみたいなと思ってたんですよ。この公園は道の駅になっていて、地元の食品は買ったり食べたりできるんです。間欠泉を見学する場合は300円の入場料がかかりますが、この間欠泉のお湯を利用した足湯に入りながら見学できるんですよ…がしかし、私が行った時足湯は満員!仕方ないのでベンチに座って見ました。でもね、間欠泉て長い年月のなかでだんだん吹き上がらなくなるところも多いんですって。でもこの鹿部町のは発見から100年!今でも活発!パンフの写真だとひょろひょろなんですけど、現物はなかなか大きくて迫力がありました。もちろん天然なので湯量の多い少ないはその都度あるそうです。


ここで野菜やお肉を蒸すのです

あと、道の駅でたまごや肉野菜のセットが売られていて、それを温泉の熱で蒸して食べるところもある。温泉卵はよくあるけど、肉野菜!あさごはんしっかり食べちゃったので残念ながらたべられなかったけど、これも楽しそう。

あまり天気がよくなかったけど、鹿部の海

もうひとつ、鹿部町といったらファイターズファンなら忘れちゃならない、頼れる右腕伊藤大海投手の故郷でもあります。これがひろみんの見ていた海なのか…と感慨深い。

さてその鹿部町からさらに海岸沿いに南下、途中から山の方に入っていくと、これがとても深々とした山なんですね。もうひとつの今日の目的地、「道の駅 縄文ロマン南かやべ」にある「函館市縄文文化交流センター」。

この裏に縄文時代の住居跡もあります

北東北と北海道の縄文遺跡群は世界遺産となりましたが、元々寒いところはお米が作れなかったので、本州が弥生時代に変わっていく中でも縄文文化が根強く残ってたんですね。そのため、独特の文化が作られていったようです。国宝「中空土偶」も見学できます。注ぎ口のある土瓶みたいな土器は初めて見たけど、赤い色のもあってとてもきれい。足型のついた土板も実物を初めて見ましたが、ほんとに小さな赤ちゃんのものとわかる足型もありました。亡くなった子の記録としてとったのではと考えられているそうですが、無事に大人になれる子供は少なかった時代だと思うので、元気なうちから足型をとっていたのではないかと私は思いました。写真もない時代、なんとかこのかわいさを残しておきたいと親は考えたのではないでしょうか。

ね、結構山深いでしょ!

しかし遠くに海が見下ろせるとはいえ、ここに住んでいた縄文の人たちは何故ここを選んだんですかね。忍路というところの環状列石も見に行ったことがあるのですが、やはり海を見下ろせる丘の上にありました。ここは遺跡跡の見学ツアーなんかもあるそうなので、そんなことを空想すると楽しめるかもしれません。

さあここから更に南下して、前から行ってみたかった恵山の温泉!に浸かります!函館市から地図で見ると右側、つまり東側になります。つつじの名所でもあるのですが、今年は春先の高温のため、散るのも早かったそうです。

行ってみたらなんといくら平日とはいえぜんぜん人がいない!食堂があるときいていたのでそこでお昼を食べようと思ってたのですが、食堂もしーんと…と思ったら食堂やっているの土日祝日と月曜日と金曜日だけ。私が行ったのは火曜日…ちゃんと調べておけよ私!
でもね、お風呂はほぼ貸し切り状態。炭酸水素塩泉とナトリウム塩化物泉の2種類のお湯がありました。が、ナトリウム塩化物泉のほうは足を入れただけで「あっつ!」だったので入れませんでした。2種類のお湯と、露天風呂、寝湯、ジャグジーバスと小さいながらもいいお湯で、しかも日帰り400円!ここ、宿泊してる人しか入れないお湯もあるんだとか。うーむ気になりますなぁ。

水蒸気が上がってた。恵山、なかなかワイルド。

さて、まだまだ続きますよ。

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