ASのＪＫ孫のこと④

昨日のことです。洗濯物を畳む手伝い中の孫がキッチンで調理中の私のところにやって来た。

「ちーさん、ちょっと臭い嗅がせて」と言いつつ私の肩あたりを二度くんくん。
洗濯物を畳んでいる場所に戻り確かめるように手に取ったシャツをくんくん。
「わかった！」やっぱりコレはお母さんのや！」とシャツを手に持って振る。
せや、ソレお母さんのやで。
「大当たり！やったね」とご満悦。

偶然ちゃうの？洗濯したから皆同じ臭いやろ？
「ちゃうよ。洗濯してもお母さんはお母さんの、ちーさんはちーさんの臭いがするねん」
それ、ちーさんのと似てるから間違えやすいよね。それにしても臭いでわかるやてすごいな。

「私は普通ちゃうねん」
普通ちゃうってどう言う意味？
「私の嗅覚は特別やねん。普通度合いの嗅覚と違うから洗濯してもわかるよ」と自慢顔。

孫はＡＳの特性で嗅覚過敏。ついでに言うと聴覚過敏と視覚過敏もある。これらの過敏症で苦しいこと辛いこともあるが、今日みたいにスゴ技になることも又多いのだ。