三度目の正直になーれ
本日午前中、長女(4?歳)が婚姻届提出。
結婚に関わる長女の歴史。
●1回目
お式はしたけど相手方母親が酷い差別者だった。純血主義者だった。「悪魔がいる家の娘は嫁と認めない」と、とことん結婚に反対で入籍を拒否。
そのため籍は入れず彼と暮らしていた。
妊娠したとわかると「悪魔の娘の子も悪魔で、その子が産む子も悪魔になる」などと堕胎を求める手紙が毎日のように来たと言う。耐えきれず産むことを断念した娘は彼氏と別れて家に戻ってきた。
戻ってきてからそんな話を聞いて私は泣くしか出来なかった。
相手方母親の言う悪魔とは障害者の私のこと。
● 2回目
2回目に結婚を決めた彼とはお式も入籍もした。
相手方母親もシングルで、表向き障害者差別はなかった。ただ相手方母親の私の仕事(教員)への偏見はすごかったが、娘には優しくしてくれたようだ。
相手方母親の家で同居していたが出産で帰省。
そしてなんと産休明けくらいに離婚。夫が働かなかったのだ。確か出産費用も娘が全て出したと記憶している。働かない、働き出しても続かないでは子ども抱えて生活していけないので見限ったカタチとなった。(その元夫は2年ほど前かに孤独死)
娘は以後私と同居で今に至る。
●3回目の今回
今回入籍した男性は、何度か我が家にも来ているが私の目から見てもいわゆるマトモな男性だ。
相手はバツイチで、成人し独立した息子と、二十歳になる同居娘がいる。
相手方の子どもも、娘の子(私にとって孫)も発達障害があり、お互い子育て上の困りごとや悩みがあり共感しあえるようだ。
女性が働くこと、自分の意見をしっかり言うことなど、女性の人権と尊厳をきっちり守る人のようだ。
再婚おめでとう。
三度目の正直っていうやん。ええ人に巡り会えてよかったね。
私も安心して死ねるってもんよ。
ちなみに、自立していない同居子どもがいる、互いの居住地が離れている、互いの職場に距離があるなどの家庭事情から、年単位の当面は別居婚週末婚の二人。土日祝に遊びに出かけたり、週末は互いの家に泊まったりしている。
私から見たら理想的やんと思うんやけど。