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2022-23シーズン備忘録 その5

勇気をもらったあの朝でした。
今回もよろしくお願いいたします。

■駒沢決勝ラウンド初日
無事駒沢に帰ってくることが出来たフウガ。
初戦は金曜日平日。
そしてその日は朝1からボルク対オーシャンズという好カード。
仕事サボるかぁ。

まぁ名目上有給は取得していまして、あとは会場で仕事しながら試合を見るか…という感じでした。なんせフウガの出番は最後なので、時間だけは山ほどある。

着いたら既にボルクもオーシャンズも弾幕準備をしていて…
ああ駒沢だなぁ…(語彙力消滅)
とまぁ何とも言えない気持ちになりました。
自分はフウガが後に入るサイドと同じ側であったボルク側で見ることに。
仕事の都合でこの日はこれなかったハラミ先輩に変わって、多くのボルクサポが弾幕を張っていました。

しかしトイレ行って帰ってきたら、はて?という感じ。
弾幕張り終わったら応援席には1人だけしかおらず…
それも良く知った顔。
花嶋王子個サポのまっきーさんでした。
え、1人ですか?と声をかけると無言で頷くまっきー女史。
相手は百戦錬磨のオーシャンズとそのサポ。
これはなかなかハードな状況。
何とも居たたまれなくなり「太鼓使う?」と深く考えずに声をかけました。
正直叩くとはその時思ってもいなかったのだけど。

■応援は伝染する
まっきー女史、断るどころか叩くという大英断。
初めてで戸惑いもあるが、貸してくれるのであれば今日はやりたいとのこと。
急遽自分のタムを出してセッティング、応援席の一番後ろで何があってもフォローは出来るように待機しながら見守ることにしました。

さて自分の相棒は10インチの超小型タム。
基本アウェー専太鼓部隊用なので、とにかく遠征に持ち運びがしやすいことを最優先で選んだものでした。
今回はこれが功を奏したらしく、はじめて叩くまっきーさんにとっても軽めで扱いやすかったようでした。
試合はオーシャンズ流石の横綱相撲とはなりましたが、ボルクは最後まで足が止まりませんでした。

試合前後で太鼓をたたき続けたまっきーさんに対して、身振り手振りで感謝を伝える選手もいましたし、後半になると応援席に何人か集まってきていい雰囲気になっていました。
集まってきた人たちに、持っていた小太鼓やハリセンを貸し出したところ、まっきーさんの太鼓に合わせて応援されていました。

応援は伝染する。

まっきーさんは普段はアリーナに座る人で、あまりこういう活動はしてこなかった方という認識です。
それでも普段ハラミ先輩ことたなさんにお世話になっている恩を少しでも返したいという思いと、花嶋悠はじめボルクの選手の後押しを少しでも出来ればという思いで今回はやったと後からお聞きしました。

試合は負けましたが、ボルクは一矢報いています。
それを決めたのが王子・花嶋悠。
台本があるのかと思うような出来事でした。
目の前で起きたことが何ともドラマのようで、言葉になりませんでした。

サポーターにも、いやサポーターにこそ出来ることがある。
そんなことを目の前で見せられた気がしました。
自分もやりたい、いややらなきゃ、後悔はしないようにと改めて思わされる個人的にはとても大きな出来事となりました。

■初戦浦安、カツ爆発&スーパーコジータ
自分たちの出番はそれから結構時間またいで最後。
浦安とのナイターでした。
横浜サポさんたちと席入れ替わる時に、明日やろうぜ!頑張れ!って言ってもらいながら入りました。
相手が浦安、駒沢で選手権というと、サポは皆バッファローズがボコボコにされたイメージがあります。
決勝戦後日に話した時、誠也もカツ君もコジータもその時のことを思い出したと話していました。
やっぱり皆あの時のイメージをずっと持っていたんだなと。
自分はその時サポ席には入っていなかったですが、正直思い出したくない記憶にはなっています。

そんな浦安が相手、でもそこで爆発したのはその記憶をしっかり持っていた36番中田秀人でした。
先制、中押し、ダメ押し、全て自分で叩き込み。
あれよあれよの4得点という暴れっぷり。
そんなカツ君の躍動にサポ席は完全にお祭り騒ぎでした。

そしてスーパーセーブを連発し、前試合の関口さんに続き、あのイゴールと渡り合ったコジータこと岸将太。
絶対に点が獲られない、そんな思いにさせてくれるパフォーマンス。
スーパーコジータモードになっていました。

カツ君もコジータも多分指折りでサポ席から弄られる選手です。
特にボスからは弄られまくりだと思います。
何度カツー!シュート打てー!とか、コジータ!止めろ!気合いだ!とか、声があがるのを見たことか笑
そして上手く言葉に出来ないのですが、一番ほっとけない感情になる選手たちかもしれません。

だからこそなのか、うちのカツがやった!とか、コジータがやってくれたぞ!とか、そんな感じになってしまう。
結局のところ、彼らはサポ皆の息子であり、甥っ子であり、はたまた近所の兄ちゃんであり、兄弟であり、そして皆のヒーロー。
そんな感じなのです。
勿論彼ら2人に限らず全選手そんな感じなのは否めないけども。

圧と厚みのあるおじさんたちも大興奮。

しかしですよ。
実は自分選手権直前のファン感で、カツ君から弄られたばかりでして。
ファン感で実施されたキックターゲットにてですが。
カツ「へいきたブラボー。どくさんブラボー言わしてください。ブラボーなゴール見たいです。」
こんな感じで。
人のこと弄ったんだし選手権で4~5点頼むよ!と伝えていたのですが…
まさかそんな君ね。この日1日だけで獲ってくるのかよ。

もう彼に何を言われても、いくら弄られても、ワイは服従です。
カツブラボー!

■浜松マッチョ、略してハマッチョ
ちなみにこの日マッチョ先輩が様子を見に来てくれました。

「おう、どっく?元気してる?」

試合前にあんまり良い顔色してないと
「追い詰められてんなwwww楽しみやがれwwww」

弾幕準備してると
「せっかくいるから手伝うわwww」

ユニ着てタムの準備してると
「ユニ貸してよ!俺も着るわwwww」

ハマッチョはね。
適当なマッチョだと思わせといて、全然そんなことがないんですよ。
無茶苦茶気使うんですよ。優しいんですよ。
そして良く分からないカッコよさを持ってるんですよ。
多分皆知ってると思うけど。

僕が個人的に色々言ってもらったことはここには敢えて書きません。

彼は結局決勝までずっとフウガ応援席のお手伝いに来てくれました。
なんとも感謝しかないのです。

浜松アリーナでアグレミーナ浜松のホームゲームを見たことない方は、是非とも1回は現地まで見に行ってみてください。
彼とウナトラスメンバーの会場の盛り上げ方・作り方はとても素敵でカッコいいです。

そして彼に臆せず是非話しかけてみてください。
めちゃめちゃ気さくで優しいですから。

そして良ければ一緒に呑みに行ってみてください!
何だよこいつマジ適当なマッチョだな!て思いますから。

本日はここまで。
次回で全部まとめ…たい…
やっぱりカンファレンスには間に合わなかったね!笑

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