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為替のレートがどう決まるかが解らなかった

勉強始める前は、きっちりと決まりや定義があると思っていたドル円レート。調べると非常にモヤモヤしました。雰囲気でレートが決まるのではないかという感触をうけるとともに、確かなことが分らなかったためです。

まず、需要と供給が変化の要因になりうる、と言う様な説明がありました。例えば下記です。

為替レートは通貨の需要と供給のバランスで変動します。 例えば、円と米ドルの取引で1ドル=110円だった為替レートが、円がたくさん買われることで1ドル=100円になれば「円高ドル安」に、米ドルがたくさん買われて1ドル=120円になれば「円安ドル高」になる、といった感じです。

円を売ってドルを買うと、円安ドル高になる。では、その高くなったドルを売ったら元より増えた円になるのでしょうか?最初の違和感でした。

レートが変わらなかった時代

金本位制の頃には、通貨は1ドル360円など固定レートでした。通貨が不足しないとすれば、1ドルを100円で買って、1ドルで100円を買い戻す動きが自然です。

1944年がブレトンウッズ体制で、ドルを基軸とする金本位制で1971年までつづいています。ニクソンさんが1971年金本位制を廃止して1973年には変動相場制に移行されています。

交換が成立したらそれが為替レート

事実のようです。つまり、ドルが欲しいという人に、100円で1ドル交換するという人が常にいれば、1ドル100円から動かないということの様です。その値段で交換する人がいればそれがレートです

1973年に固定相場制から変動相場制に移行しました。私の理解を整理すると下記の流れです。

第一次大戦、金本位制が揺らぐ、ブレトンウッズ体制、アメリカドル刷りすぎ、金本位制廃止、その後各国が紙幣を刷るので通貨発行バランス崩れる、変動相場制へ。

50年たっていないと考えると歴史はまだ浅いです。

通貨発行と為替の関係

貿易収支の話など、ドルを必要とするひと、円を必要とするひと、でレートが決まってくるというのは、なんとなく自然に感じます。しかし、通貨発行量が同じであればというのは前提です。

例えばもし一方の通貨の発行量が、もう一方の通貨発行量より3%多いとするなら、本来は年々レートは通貨量が多い方が安くなることが自然に感じます。しかし、現実には貿易収支などの実需要(本当にビジネスなどで交換が必要な取引)は3割で、のこりの7割は投機(お金儲けのためにお金を動かす取引)とのことです。

レートは銀行間の一対一の取引ベースにしているので、正解のレートはないと考えてよさそうです。取引実態のレートを参考に高く売りたい人の心理で取引がなされる、言い換えれば雰囲気でレートが動くともいえそうです。

株式であれば、株が増える際の増える量などわかりやすいですが、通貨発行と為替の関係は分かりにくいのではないかと感じます。

まだネットで調べて分かる範囲の情報で考えているので、もうすこし多角的な情報が欲しいところです。信頼度として60点くらいで頭に入れて置こうと思います。

皆様はどうでしょうか?

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