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女子カネ感想 もうお金の不安は要らない

魅力覚醒講座の課題図書、小田桐あさぎ著『女子とお金のリアル』を読みました。

一言でいうと…お金のハードルが下がる本!
この本は、お金に対する不安や恐怖を取り去って、豊かに生きるマインドを教えてくれます。


「お金との距離感がうまく取れない」問題

私は、周囲の人を見ていて、お金との距離感をうまく取れている人ってあまりいないなーと思うんです。
私自身、知識をつけて少しは和らいだけど、やっぱり無くなる不安はあるし、守り(貯金)に入りがち。

お金との距離感は、近すぎと遠すぎが同居している気がする。
束縛(貯金)したかと思えば急に突き放したり(散財)、万能と信仰する一方穢れたものとして嫌悪してみたり、あるのにないと思い込んだり、ないのに実情を把握しなかったり…。
お金がもし人だったら、絶対嫌がりますよね、こんな扱い。距離感のおかしい奴とみなされ、いい関係性を築けるはずがない。

日本人の大多数の価値観として、お金についてはとにかく思い込みや恐怖に取りつかれていて、IQが下がってしまうような感じがある。
それゆえシンプルな真実に気づくことが難しい。
この本は、お金のまやかしを取り去って、リアルを見せてくれました。
そして、新時代仕様に価値観をアップデートさせてくれます。
以下、印象に残った箇所3点と簡単な感想です。

衝撃のリアル① 貯金・節約はしないほうがいい

この本では、全体にわたって、お金をいかに幸せに使うか?ということが書かれています。
いかに貯めるか、金融資産を増やすかの話ではないんです。
お金は貯めておくだけでは何も変わらないけれど、便利さを買って体力を温存したり、美容に投資して魅力を上げたり、楽しい経験を買って思い出を作れたりと、使うことで豊かになれる。
そしてその豊かさが、新たな豊かさを生む原動力になると書かれています。

【以下感想】
私はつい守りに入ってしまいがちなのですが、もっと豊かさ回していきたい~と思いますね(収入も得なきゃだけど)。
頭では貯金はしないほうがいいとわかっていても、幼いころから植え付けられた貯金最上信仰を取り去るのは大変そうです。
豊かさを回している人はどのようにお金を使っているのかを、アサギスト環境で知りたいな~。

衝撃のリアル② 会社員=ちょっとえらい奴隷

この本には、毒の効いたことも書かれています。
それは、
会社員は、本質的に考えればちょっとえらい奴隷
だということ。
なぜかというと、会社で働いている限り、創業者の夢をかなえるお手伝いしかできない(自分の夢のためだけに働くことはできない)から。
出世とは、より上級の奴隷になって、いい鎖をつける程度のことらしいです。グサッ
だからといって、会社員は絶対ダメとは言ってないですが、搾取される側ということは理解しておいたほうがいいよというスタンスをこの本は取ってます。

【以下感想】
会社員をやっていた私としてはだいぶ衝撃的ですが、同意です。
多少の融通は通せるかもしれないけど、会社にいる限り、大きな方針や決定事項には逆らえないですよね。当然理不尽も多い。また、自分が稼いだお金をそのままもらえるわけではない。
よって奴隷という面もあると思う。

今後、単純労働がAIで補われ、今ある職業が消えていくことが予想される中で、会社員でいるにしても、自分のやりたいことに役立つかどうかを一番に考えて環境を選ぶ必要がある。
つまり、どこで奴隷になるかを真剣に考えたほうがいい。
そうでないとただ搾取され、用が済んだら捨てられるだけではないか、と危機感を抱きました。

衝撃のリアル③ しょうもないことで稼いでいい!

「しょうもないことで稼いでいい!」
今回この本を読んで一番勇気づけられた言葉です。

個人的には、お金を稼ぐとなると、すごくハードルが上がってしまって、完璧でないといけないと思ってしまいます。
ですが筆者はこう主張します。

今のあなたが「人よりちょっとできること」で、幸せになれる人がたくさんいるのです。

小田桐あさぎ『女子とお金のリアル』

これは「救い」だなと思いました。
人よりちょっとできることなら、あるかもしれない。
それで誰かを幸せにできて、自分もお金がいただけたら…。
いいなあ、そんな豊かな世界で生きてみたい。
そのためには、人間としての魅力が必要なのだろうなと思ってます。

感想まとめ

お金を幸せに使いた~い!!
好きなことで、稼いでみた~い!!!
読んだ後に出てきた心の叫びです。

以前働いていたときは、欲望のままにお金を使っていた時期もあったのですが、「浪費」の性質が強かった。
収入はそれなりにあったものの、嫌いな仕事をしているストレスから、つい要らないものや満足度の低い外食等に散財。
無職の今のほうが、収入は無いけれど、ストレスがないからお金を適切に使えている感じがある。

幸せにお金を使うって、結構意識しないとできないことなんじゃないかなと思います。
収入は必要だけど、素敵なことにお金を使う判断力が要るので、ストレスは禁物。
ストレスを溜めないためには、好きなことで楽に稼げれば理想的。
今の社会の常識や他人の意見に流されず、自分の運命を自力で操縦する勇気があれば、それができるのではないかと感じています。

好きなことで稼いで、幸せにお金を使って、豊かさのループを回したい。
そして、貯金が無くても豊かに生きられる自分になりたい。
もうお金の不安は要らない、そう思える本でした。



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