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ついに RABBIT HUTCH が東京に

 2022年1月22日(土)、23日(日)、RABBIT HUTCH が、約2年の時を経て久しぶりに東京でライブをします。

 22日(土)は東京アイドル劇場公演で1部と2部、後藤ひなたと服部桜子はソロスペシャルにも出演します。23日(日)は RABBITHUTCH, RepiDoll ツーマンライブ  IDOL BABA祭で、会場は高田馬場BSホール。東京アイドル劇場の優先チケットとツーマンはチケット完売となりました。BABA祭も残りわずか。注目度の高さが窺えます。かつて予定されていた最後の東京公演は 2020年6月20日の RABBIT HUTCH のセカンドワンマンライブ東京公演でした。

 さて、今回注目しておきたいのは、なんといっても三浦みうでしょう。彼女にとっては初めての東京ライブ。もちろん(毎週のように名古屋に通うような熱心なファン以外の)関東近郊のアイドルファンにとっても、初めての『みーも』体験が待っています。

 彼女のデビューは2020年3月、つまりコロナが流行し始めたころ。その頃は誰しもがこの謎のヴェールに包まれた美少女への期待をどう表現すれば良いのかわからずにいましたが、拙筆の『今 RABBIT HUTCH を推さずして、いつ推すのか』に書いたように、SNS上で小さいながらもファンダムのスパイラルを作る才能をいかんなく発揮し、ファンをリードするような存在感を醸し出しておりました。

 その数カ月後、最初で最後の練習生としてのお披露目を迎え、その日のうちに RABBIT HUTCH に加入。かなりの逸材であることは誰の目にも明らかでした。

 とはいえ、その後は緊急事態宣言の下、名古屋にとどまって1年が過ぎ、昨年2021年も県内からは出られず、ひたすらに昨今の社会状況に従わざるを得ない日々が続きました。なにも東京が全てではありませんが、やはり市場規模、そして彼女の可能性やチャンスを考えれば、東京を無視できるわけでもありません。きっと彼女にとって意識のあるなしに関わらず、待ちに待った遠征であることは確かでしょう。今回の遠征は、これまでの不遇とも言える状況を耐え忍んでいた姿を傍から見ていた私のような身からしても涙なしには語れません。

 また、今回オミクロン株の流行で東京公演の開催も危ぶまれましたが、これだけ感染者の増加が叫ばれる中、東京行きを決めた運営側は正しい判断をしたと思います。また、もはや待てない、どうしても東京でライブをさせたいという強い信念も窺えます。

 私個人としても、これまでの蓄積を活かすこともできず右往左往の結果、今までと同じことを国民に強いる政府、感染者数だけを強調し不安を煽るだけの報道、それらを真に受け無駄に萎縮する市井の人々。算数ができるのなら単純な計算でもすればよろしいと思います。2022年1月21日現在の東京都の感染者数 9,699 人のうち重症者数11人、つまり重症者化リスクは約0.1% です(死亡者0人、東京都の人口約1,400万)。新型コロナ流行前の肺炎の方がよっぽど怖い病気ではないのでしょうか。重症化リスクが高いのは依然として高齢者。これ以上、若年層が高齢者のしわ寄せを食らうのはまっぴらごめんです。
参考: https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

 なにはともあれ、明日は彼女たちの決意に敬意をもって、楽しんで応援しようと思います。