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Hello! Project 2020 〜The Ballad〜北陸シリーズに行ってきた

私はこの日を待ちこがれておりました。
加賀楓さんがコンサートに、しかも4人公演、しかも北陸に!!
ここぞとばかりに気張って富山・金沢2日間4公演フルで取りました!ふふふふ。

Hello! Project 2020 〜The Ballad〜と銘打って、グループの垣根を越えて、4人から16人編成で全国を回り、コンサートをしている2020年のハロプロ。
ファンは着席、声援なし、マスク着用、入口で検温…などの対策をとり、ハロメンたちも、J-POPのバラードをソロで踊らず歌う、というスタイル。
どうせ学芸会的な感じ?発表会的になるんちゃうん?と思ったのがドッタンバッタン覆されるハロの底力。いやあ凄い。
夏の大阪公演で加賀楓さんをはじめハロメンの皆さまの歌声に心締め付けられ秋になり、コンサートの開催が発表され後先考えず即申し込み、そして当選メールが来てなんやかんやと調整する日々。ふーー。

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てなことで1泊2日の北陸シリーズ!
今回は加賀市にはちらっと尼御前SAに寄ってお土産見たのみ。
また来月はがっつり行きますので!!!

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そんなこんなで到着っ、富山県教育文化会館!!
時差入場なので開演1時間前には入場。地元の市民会館思い出す昭和感…。


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今回のメンバーは
野中美希加賀楓松永里愛山岸理子の4名。

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それぞれソロで4曲ずつ、最初と最後は全員で歌いつつ、合間にMCも挟みつつの1時間半。
今回は4公演入ったけど、曲目は同じ。
歌唱順とか曲順はちょいちょい変更ありつつ。
そして1公演目でまさかの途中衣裳チェンジもありつつ。
加賀さん以外の3人も好き(ってかハロメン全員好き)なんだけど、4公演入ったら好きが昂っちゃうね。キャラも歌声もよいねん…!
ひとりずつ備忘録。

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(着けてたピアスがこの4人のメンカラぽかった!)

野中美希(ちぇる)
ちぇるの唯一無二の声、結構好きなんだけど、ピッチもあってて情感もこもってて4曲それぞれ違う表現してて凄かったー。
「TOMORROW(岡本真夜)」
最初に聞いたのがこの曲。「元気を出してね!!!」ってひとりひとり目を見て歌うちぇる、ほんまチアガールそのものでアメリカの風を感じる。
明日は来るよわたしのために!!ってめっちゃ元気になる。ポジティブの塊やん。
「Hello,Again~昔からある場所(my little lover)」
世代ドンピシャ。そしてこの声。ハマるのはわかってる。そしてハマりまくってる。
最後のhello,again my feeling heart~のくだりの発音よくてフフッってなっちゃう。
「I love you(尾崎豊)」
意外な選曲。しかし見事にはまる。ちぇる曲でこれが一番好きかも。
ほんとに猫みたいな声とビジュアルで歌うもんだからいろいろとセンチメンタルあふれてくらくらしちゃう。
ファルセットがもうちょい安定したら完璧やなぁとおもいつつ。
「香水 (瑛人)」
本家より圧倒的に良いちぇるの香水。
低い声色も魅力的やしこういう歌が合うんやね。

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(晩御飯に食べるつもりが売り切れてた)

山岸理子(りこりこ)
ひよこみたいな服でお団子してたのがとてもかわいかった!
むっちゃ童顔なのに21歳。このギャップよ。
楓ちゃんとの仲の良いMCも最高だった。ほわほわしゃべるりこちゃんをスンッと見下ろす楓ちゃん、秒で突っ込みを入れる楓ちゃん、ちょっと褒めたら超絶喜ぶりこちゃん…りこでぃーはいいぞ…。
「想い出がいっぱい (H2O)」
歌い方がねっちょりしてるから女子度が高く、それが色気だかなんだかよくわからない魔力につながっている。
「セーラー服と機関銃 (薬師丸ひろ子)」
なんだこの魔力は。21歳がみせる少女感。今わたしはなにを見せられてるんだろうと最初は混乱、4公演目には「よっ待ってました!」とドはまりする始末。
「スローモーション(中森明菜)」
含みのある歌唱、つぶらな瞳。中毒性がすごい。
「あなたに会えてよかった(小泉今日子)」
「思い出が星になる」を「んおっもおいでえがあ ほおしいになるううう」って歌う感じ。完全にクセになる。ほんまにつばきをもっと知りたくなる恐るべきリーダー。

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(川のある町ってとてもええね)


松永里愛(やふぞう)
夏ハロコンでも聞いたけどその時は硬いなーと思ってましたが今回大変貌。ぜんっぜん硬さがない!なんという子。え。中三…?
「ただ泣きたくなるの(中山美穂)」
こちら夏歌ってた曲。頭声と胸声を行き来する難しい音程もなんなく乗りこなしつつ情感も込めてる。え、中三…?
「なごり雪(イルカ)」
「今春が来て君はきれいになった」ってこっちが言いたいよやふぞう。ビジュアルもおとなっぽくなって、っつうか脚どんだけ長いねん、え、中三…?
「ハナミズキ(一青窈)」
最初こそなんだか合唱コンクール感あったけど2度3度歌ううちに柔らかさがでてくる。ものにするスキルが高い。ええほんまに中三…?
「ありがとう(いきものがかり)」
こんなん勢いに任せて歌ったらそれこそはじける若さ!って感じの曲調も、なんなく柔らかく乗りこなす。ほんと凄い中三。
金沢公演ではMCもやってたけど、自分が話すとき「…キャハッ」からはじまってたの本当天真爛漫でかわいかった。陽キャそのもの。とても良い…すくすくと育っていってほしい。

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(すぐ13番に停めるタイプのヲタク)

そして!
出ました加賀楓さん!!!!!
4公演で4曲全16回もソロ歌唱堪能できて本当に幸せ。最高。
今回、全部1桁台の良席、しかも2列目の回もあったけど、近すぎるのもどうなんだということは今回学んだ。
客は着席なのでどうしても下から見上げてしまう、演者は下を見ない、一切目線が交わらない。(光の加減でどうしても全員ええ感じには見えない)、目の前にモニターがあってお姿の半分くらいしか見えない(場所にもよるんだろうけど)。
しかし5~6列目くらいだと目線も合うし、全体も見える。そのうえ耐震双眼鏡で視界独り占めの贅沢コースも堪能できる。はぁ目と耳に録画録音機能がついてれば…!

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そしてなにより加賀温泉郷の観光大使に任命されたかえでぃーにとって石川公演は凱旋公演!
会場の金沢市文化ホールのエントランスには加賀市長をはじめ温泉郷の方々からお花がたくさん!ソロコンかよ。
場内赤いTシャツ赤いパーカーの方が目立つ。加賀愛すご(言うてる私も赤い服)。
そわそわして開演を待つと。影アナが。
!!!!!!
この声は!!!加賀楓さん!!!!!!
昼も夜も影アナとして登場、そしてMCも。
楓ちゃんの落ち着いた話声がとても好きなのでこの時点で召されかける。ほんまええ声。若干の滑舌の甘さもとても良い…。

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(#FSKとおでかけ)

「楓(スピッツ)」
夏ハロコンで聞いて感動したんやけど、その感動を遥かアンドロメダ星雲にまで吹き飛ばすほど上回ってくる加賀楓さん。
こまやかなニュアンス、音程を丁寧に歌い、柔らかいけど弱くなく、ときに強いが勢いではなく、歌いこなしてもう…。夏よりかなりスキルアップしてますやんはやく音源化して…。
「海の声(桐谷健太)」
原曲はそんなに…って思ってたけど、楓ちゃんの声で聴くとなんとも名曲に。船木結がブログで「鼻セレブのティッシュを半分に歌声」と評してたのですが、わかるまさにそれ。こんな優しい美しい歌声ってあるんですね。凄いよ楓ちゃん…。そして最後は海も空も山もなにもかもあなたの背後に見えました。
「月光(鬼塚ちひろ)」
界隈では噂の、先日の武道館でも歌ったという一曲。世代ドンピシャですからこの難曲をどう乗りこなすのかとおもったけど本当に凄かった。初見のとき、心臓が止まった、釘付けになるというのは比喩ではなく本当に打ちのめされた。なんという表現力…。好きな人がこんなに圧倒的なステージを見せてくれて、そこに没頭できる時間がどれだけ幸せか。そしてどれだけ儚いか。本当に音源化してください…。
「僕は君に恋をする(平井堅)」
秘密のベールに包まれた謎の4曲目。まさかのKEN HIRAIでした。
夏ハロコンでは譜久村リーダーが一曲目に歌ってて、やはり凄いなーなんつって思ってた曲。まさかの選曲。
そしてこれが見事にはまる。何度か聞いててふと腑に落ちる。「僕は君に恋をする」は「ヲタは加賀に恋をする」なんじゃね?って。「君の悲しみを注ぎ込んでください」「ちっぽけな僕だけど君を見つけた」「恋しい、苦しい、愛しいじゃ足りない」これ楓ちゃんへの気持ちやん…!代弁してくださってありがとうございます。気持ちが昂りすぎてフリーズしてしまう私。ほんとうにすごい表現力者やで…。歌がうまい。

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驚異的なステージング、そしてほわほわかわいくときにヲタ気質が顔をのぞかせちゃうMC、お衣裳もたたずまいもすべてが美しい。
こんなに加賀楓さんを摂取できてとても幸せな北陸シリーズでした。


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