高圧ガス製造保安責任者 乙種機械 合格体験記

乙種機械試験について(21.09.05記載)

乙種機械は検定試験でと乙種化学免状の法令免除で取得しました。

翌年の国家試験で甲種機械を取得するための措置でした。検定試験で学識・保安管理を合格して免除となった全科目免除で試験日にその場所にいなくても合格するため上記のことをしました。裏技的なので知っていると1年早く取得できます。

①勉強を始めるにあたって

勉強するために下記2冊の参考書・問題集を購入するのがいいと思います。下記URLから講習サイトに飛べますしメルカリ等で探して少し古いものを購入しても構わないと思います。

(1)中級 高圧ガス保安技術(乙種化学・機械講習テキスト)

(2)高圧ガス製造保安責任者 乙種化学・機械試験問題集(過去問)

https://www.khk.or.jp/public_information/public_introduction/publications/text.html

(1)は講習テキストと書いてありますが問題集の解説で理解できないところがあれば読んだり周辺知識をまとめるのに使用できます。

②検定試験、国家試験の勉強方法

学識の計算問題は問題を読んで使う公式がわからなければ問題集の解説をみて計算だけでもしてください。公式を知ってる状態で問題に書かれている数字をどこに代入したらいいかがわかるかというのが重要だと思います。ここでつまずくと学識だけで2か月対策が必要になると思います。問題集の解説が理解できる場合は一度目はテキストの該当範囲にある式に目を通しておくだけでも理解が深まります。過去問通りの問題が出ることはないですが求める値を入れ替えるだけで解けるように問題はでるのでまんま覚えてしまうのは遠回りになってしまうように感じます。国家試験5年分or検定5回分で毎年15問の問題の解説を理解し公式の形、使い方を覚えることにより合格ラインに乗せれると思います。

保安管理については乙種化学の最難関だと思います。暗記していないと解答がわからないのです。国家試験10年分or検定10回分の問題を会社の先輩等から手に入れれるならそれで問題集に書いてある解説まで諳んじられるようにすれば合格しますが用意できない場合はテキストに載っている表を覚えておく必要があります。重要なのは問題集の選択肢がわかることではなく選択肢の文章があっていて、どこが間違っているかなのか、正解ならどう記述されるかまで覚える必要があります。

法令についての勉強法は保安管理と同じでした。ただ出題範囲が保安管理よりも狭いためそこまで難易度が高くないです。

私の中では難易度順では下記のとおりでした。

保安管理>学識

3週間(保安管理)+2週間(学識)+1週間(試験前の復習)ぐらいでした。上記の通りしっかりと理解して暗記しなければ合格できない資格ですので平日でも1~2時間、休日8時間ほどの勉強時間を確保することが必要だとは思います。保安管理は6月の検定以来でしたのでほとんど忘れてていたため講習前から過去問の選択肢の理解を行っておりました。学識は講習が終わってからでしたが化学とは出題範囲が被っていないところがあったので苦労しましたが化学と比べてそこまで難易度が違うことはないと思います。機械でも学識よりも保安管理の方が覚えることが多いため時間がかかります。暗記は時間をかけないことには定着しないですね。

この文章で難しそうな試験から頑張れば合格できるかもしれないという親近感と努力しようと思ってもらえれば本懐です。

※基本的な勉強方法は乙種化学と同じですので文章がかなり被っています。コピペミスではなく仕様です。

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