高圧ガス製造保安責任者 甲種機械 合格体験記

甲種機械を受験したときは検定試験で不合格でしたので国家試験を受験して3科目合格で免状を取得しました。乙種と同じで5年分の過去問で対策できると思ったにですが10年分対策する必要がありました。1年分での問題数が15問から問になっているため年数を増やす必要がありました。

甲種試験対策用のテキストは下記テキストと問題種で十分だと思います。下記URLから購入サイトに飛べます。

高圧ガス保安技術(甲種化学・機械講習テキスト)

高圧ガス製造保安責任者 甲種化学・機械 試験問題集(過去問題集)

https://www.khk.or.jp/public_information/public_introduction/publications/text.html

学識の対策については問1,2、4、5が計算問題で問3が記述問題です。記述問題の割合が化学よりもましなので難易度は機械の方が簡単だと感じました。出題範囲がパターン化されていて楽勝なのですが5問しかないので大問1つ落とすと致命的になってします。基本公式を間違えると目も当てられないことになるので油断しないで対策してほしいと思います。下記は出題パターンですがちゃんと分析しているわけではないので参考程度に読んでほしいと思います。

問1:伝熱に関す出題(使用する公式が数パターンしかないうえに穴抜けのところが年度によって変わるだけなのに満点を狙いたい)

問2ベルヌーイに関する出題(ベルヌーイの公式とわずかな公式で対処できる。数パターンを理解してほしいと思います。)

問3記述問題(ひずみ線図やクリープ曲線を書かせるか非破壊試験の特徴と適用例を記述させるパターンが殆どだったと思います。(過去問で確認はしてくだいさいね)

問4、問5許容応力や圧縮機がらみの問題が出てたと思います。適用される公式がものによって変わるのでそこを意識して公式を覚えている必要があります。※うろ覚えなのでうかつなことは書けませんので過去問で確認してほしいと思います。問題文にこう書いてあるから多分この公式を使用するという理解では足をすくわれるかもしれませんので慢心はしないようにしてほしいと思います。

保安管理は乙種と同じように勉強すれば合格ラインに届くと思います。難易度的には乙種と同じです。問題集の選択肢がわかることではなく選択肢の文章があっていて、どこが間違っているかなのか、正解ならどう記述されるかまで覚える必要があります。

法令についての勉強法は保安管理と同じでした。ただ出題範囲が保安管理よりも狭いためそこまで難易度が高くないです。乙種と難易度が変わりませんがプラントの容量が大きくなるのでその部分だけ追加で覚える必要がありますが大きく変わるわけでないです。

機械と化学どちらが簡単かと言われれば私は機械の方が簡単だと思います。3科目の対策で2か月ほどの時間をかけました。検定で落ちていましたが免状取得時期は変わらないのでプレッシャーは変わらなかったですね。甲種の免状は難易度の高い試験ですのでしっかりと対策して受験する必要がある資格だと思います。検定試験よりも出題傾向が安定しているため国家試験での受験を私は(検定試験不合格だったので)お勧めします。

受験される方の一助になれば書いた価値がありますがどうでしょうかね。

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