舞闘遊戯大会 -双- 振り返り

この記事では、4/28(日)にMEGARAGE溝の口店様にて
開催させていただきました、
DanceDanceRevolution Double Play(以下DDR DP)の高難易度大会
舞闘遊戯大会 -双-
というイベントを僭越ながら主催させていただきました。
そちらの大会の振り返りを綴ります。
また、便宜上Greatをグレ、Goodをグッドなど、略称を使わせていただきます。


どんな大会?

金筐体を使用して行うDDR DP大会です。
部門は2部門で、片方は舞将部門、
もう一つが超絶技巧部門となっております。

舞将部門詳細

舞将部門は難易度帯15~17で行う部門です。
基本的なルールはこちらからご確認ください。

舞将部門振り返り

1.一次予選

31~17位(ミスにより存在しない32位が居て29位が存在しないことになってます)
16~1位

1位通過はL.E.G-D選手 選曲はPARANOiA EVOLUTION(X-Special)
スコアは999,880
なんと本番一発勝負でパーフェクト12個のパーフェクトフルコンボを達成いたしました。どういうこと・・・
あまりの安定した踏み方に安心して見ておりました。これはすごいのが出ると。
続く2位~5位の方はPARANOiA EVOLUTION(X-Special)を選曲し、PFCにて通過。
いやそんなに簡単な譜面じゃないはずなんですよね、主催はAAAすら出したことないんですよ、おっかしいなぁ~

今回はYUDAIプロ、ABETAKUプロ、ALIAMプロ、YUK1-Sプロに参戦いただきましたが、なんと皆様一次予選通過!
さすがはプロ選手、DPもできるぞというところをしっかりとアピールしていただいております!

通過者のボーダーとしてはRED408選手の991,350
私のボーダー予想が985前後でしたが、大幅に上回りAAA出してもスコアによっては敗退という非常にレベルの高い予選となりました。
いやこの3つ粘着してAAA出すのすら難しいんですよ!?!?
おっかしいなぁ(2回目)

惜しくも1次予選で通過できなかった選手の皆様もかなりレベルが高かったのですが、「相手が悪い」この一言に尽きます。
初回開催なのにこのレベルの高さはかなりやばいです。
ですので、あの会場でただならぬ緊張感の中踏めたという誇りを持って、
今後の別の大会、しいては弊大会の次回開催時に向けて調整していただければと思います。

また、選曲数としては
MAXX UNLIMITED 激         3
PARANOiA EVOLUTION(X-Special) 鬼 16
Condor 鬼               12
となりました。アンリミ不人気(´・ω・`)
若干の偏りがあるものの、パラエボとコンドルの2択になったのは主催の思惑通りではありました。

主催のスコアは正直ちょっと出来すぎで自分でも(うまくね?)ってなってました。完全に天狗です。何ならアンリミ選ぶ気なくて1か月は踏んでなくてこれだったのでだいぶ満足です。

2.二次予選

16~1位

1位通過はMOO-G.56選手 選曲は888 激 スコアは999,800
出ました本日の2度見スコアシリーズ、本番で20個って何???
そもそも大会の練習で全一記録更新してたの見てましたからね??????どういうこと??????

また、後述いたしますが2位のALIAM選手にはMVP賞に選出させていただきました。
ノンバーで888 激を一発でPFCは心臓が888個あるんじゃないかと疑うくらい緊張に強いのがうかがえました。流石はDP界からの挑戦者

通過ボーダーはTAKASKE-選手の994,030、ボーダー・・・?
二次予選の楽曲は一次予選に比べて1段階ほど難易度が上がった選曲をいたしましたが、ボーダーがここまで吊り上がるとは思ってもおりませんでした。

ここで残念ながらYUK1-Sプロ、ABETAKUプロが敗退となってしまいました。
しかしながら、プロとしてSPの練習をする傍らでこのような好成績を収める所に、プロとしての意地というものを感じました。
お忙しい中ご参加ありがとうございました。

ALIAMプロ、YUDAIプロは余裕の2位、3位通過 他のDP大会でもかなりの好成績を収めていらっしゃるお二人ですが弊大会でもその実力を存分に発揮されております。

また、選曲数としては以下のようになりました。
888 激                6
chaos eater 激         3
roppongi EVOLVED ver. A 激  7
主催はカオスイーターが一番多いと予想しておりましたが、むしろ一番少ないという結果に おっかしいなぁ(3回目)
888については完全に動きを体にしみこませている方が選んでる印象でした。六本木Aはソフランが無いという点で選んだ方が多かったのだと予想します。

主催とスタッフのKITUNE選手はここで敗退しました、NONANE雀聖、あとは託しました。

3.トーナメント1回戦

・1試合目 MOO-G.56 VS TAKASKE-

MOO-G.56 VS TAKASKE-

溝の口のSP大会では上位常連のMOO-G.56選手とDDRのDPといえばこのお方TAKASKE-選手の対戦カードとなりました!
某立川のDP大会で見た対戦カード、そもそもこのお二人大会では割と高頻度で当たってるとのことで
まずは選曲じゃんけん、両者ともMonkey Businessを選択し、楽曲はMonkey Businessに決定になりました!
Monkey Businessは停止、減速がモリモリ入ったかなり癖のある譜面となっており、気を抜くと失点しやすい曲となっております。
さらに今回のルールは通常スコア、グレやグッド、ミスが命取りとなる大会においてこの曲は驚異のほかなりません。
(このじゃんけんの札すごい好評だったのでもし次回やるとしたらまた新しいの作ります。)

予選順位の低い方から先攻ですので、TAKASKE-選手の先攻。
前半はこれくらいは当然と言わんばかりの安定したプレーを見せていただき、グレ1個で突破しました。
さらに低速の渡りの部分で少々グレを出したものの、それと言って大きく崩れた場面は見えませんでした、加速後も2個のグレで抑えて990,900GFCと一発勝負にしてはかなり高水準なスコアを出し、後攻に控えるMOO-G.56選手にプレッシャーを与えれたのではないでしょうか

後攻のMOO-G.56選手、Monkey Businessの練習で肩を痛めたとおっしゃっておりましたが、果たして肩の痛みとプレッシャーに勝てるでしょうか!?
プレーの内容ですが、低速突入まではグレ1で収め、低速に突入
しかし低速で痛恨のミス、グレも少々出ており万事休すか・・・?
低速のグレの少なさによりまだ3000点ほど勝っている状況、加速からの許容グレは約3個・・・
ですがそこは大会実力者MOO-G.56選手、グレを1つで抑え992,120でフィニッシュ、プレッシャーに見事に打ち勝ったMOO-G.56選手の勝利となりました!

・2試合目 ALIAM VS L.E.G-D

ALIAM VS L.E.G-D

皆さんご存じDP界からの挑戦者ALIAMプロと大阪で2019年にあった某大会の優勝者L.E.G-D選手の対戦カード、これは名勝負の予感!
まずは選曲じゃんけん、ALIAM選手がMonkey Business、L.E.G-D選手がRampage Heroを選択しましたので、We're so Happyとなりました!
We're so Happyはとにかく物量、さらに後半から難しくなり、右から左の大階段と左から右の大階段の両方が襲ってくる大変難しい譜面です。
曲名と譜面が一致してない 幸せになれない

先攻はL.E.G-D選手、滑り出しはPFCペースで好調、しかし前半の階段で痛恨の入り足ミス、少々失点してしまいます。
続く地団駄移動もミスが出てしまい、この曲の難しさが表現されております。
しかし次の地団駄はグレ1で抑え、ここからは意地でも失点しないという硬い意志を感じました。
大階段地帯は見事につながり、会場では歓声が上がっておりました!あれを本番で取れるの凄すぎ・・・
さらに螺旋も華麗に繋ぎ、最後の大階段も繋いでフィニッシュ!スコアは981,730とこの曲の一発勝負のスコアとしてはかなりの高水準スコアとなりました!

続く後攻のALIAM選手、滑り出しはL.E.G-D選手同様グレ0にて突破!
階段の所で1ミス出すも、グレは少なく若干のアドバンテージを獲得
しかし続く地団駄移動の部分でミスを出してしまい、ここで若干不利に・・・
いや冷静に考えるとノンバーであの部分1ミスで抑えてるのやばない???
続く地団駄はグレは出すものの大きくは崩れずに後半へ突入
要所要所でグレを出すも全く崩れる様子のないプレーに見惚れてしまっておりました。
しかし遠い配置の地団駄でミスが出てしまい、不利な状況は変わらず・・・
そして運命の大階段・・・繋いだ!?!?!?ノンバーで!?!?私この間やったら台から落ちましたよ!?!?(マネしないでね!)
最後の階段も繋ぎ952,790でフィニッシュ!すごすぎる・・・

勝者はL.E.G-D選手となりました!
両者ともこの難しい譜面の難所を繋ぎ、会場を大きく沸かせてくださいました!
この試合をベストバウトにするか非常に悩んだんですよね実は・・・

・3試合目 NONANE vs YUDAI

NONANE vs YUDAI

3試合目は弊大会スタッフ唯一の生き残り NONANE選手と某チーム1巡目指名のDP大会上位常連YUDAIプロ、NONANE雀聖、頼みましたよ。

まずは選曲じゃんけん、NONANE選手がMonkey Business、YUDAI選手がWe're so Happyを選択し、Rampage Heroとなりました!
1回戦課題曲の中で唯一の17、入り足を間違えると即終了するこの譜面に両者はどのようなプレーを見せていただけるのか!

まずは先攻NONANE選手、ノンバー唯一の生存者はどのようなプレーを見せてくれるのでしょうか!
前半は多少グレを出すも好調な滑り出し、難なくこなしていきます。
長めの地団駄もグレを最小限に抑え、調子が良いように見えました。
しかし地団駄後の1P上でミス、このミスにより少々崩れ一気に失点してしまいます。
その後はグレを最小限で抑え、最後の3連符滝へ
ノンバーにはかなりつらい横移動で多少のミスを出しながらも最後の捻り付き渡りと着地の同時を綺麗に繋ぎ、後攻のYUDAI選手も「うわ!すご!」というお褒めの言葉を投げておりました。
スコアは964,760 スタッフ業務をこなしながらノンバーでこのスコアはさすがの一言に尽きます。

対する後攻のYUDAI選手、後攻という緊張感の中プロ選手はどのようなプレーを見せてくれるでしょうか!?
最初の地団駄渡りは難なくPFCペースで突破、入り足が難しいところも綺麗に取っており、百点満点のプレーを見せていただいております。
入り足じゃんけんからの同時踏み地帯もグレ0で突破!あれ?もしや???
3連符地帯入った時点でもコンボの色が黄色い???おや???
縦連も光ってる???
しかし1か所スイッチするか踏み切るかで迷いが生じたのかグレが1つだけ出てしまいました。 いやあれはしょうがないです。
そこからは一切崩れずにグレを出さずにフィニッシュ。
スコアは998,710
いや、待って???自己べ993000って見えてたんですけど本番でグレ1更新ってやばすぎません????

結果としてはYUDAI選手の勝利となりました。NONANE選手もノンバー勢としての意地を見せていただきましたし、YUDAI選手の本番力に度肝を抜かれました。お二人ともあっぱれでございます。

・4試合目 KA-SN VS HADES

KA-SN VS HADES

1回戦最終試合は大阪でのDP大会主催のKA-SN選手と全国トップで名前をよく見る冥王HADES選手の対決となりました。
なんとお二人、年齢差が干支+α分離れてるとのことで、一種の世代間バトルですね。

まずは選曲じゃんけん、両者ともWe're so Happyを選択し、楽曲はWe're so Happyに決定になりました!

まずは先攻KA-SN選手、前半は階段でグレを1つ出してしまいますが、それ以外は特に目立ったミスもなく、地団駄渡りもグレ1で突破
長めの地団駄も全く崩れず、失点を最小限に抑えております。
しかし同時で痛恨のミス、2P↓パネルに足が触れていなかったようです・・
やはり対戦相手が冥王となると緊張が感じられますね。
しかしそこからは大きく崩れず、大階段も繋ぎ、軸足地団駄もパーフェクトで通し、最後の階段も無事に繋ぎ989,540でフィニッシュ。
この曲でAAA寸前くらいのスコアを出すのはかなりのプレッシャーになったかと思いますが、HADES選手はどのようなプレーを見せるのでしょうか!?

ここで配信をご覧の皆様に謝罪いたします。KA-SN選手のプレー中に一度配信が途切れてしまい、プレーを最後まで見ていただくことができませんでした。お詫び申し上げます。

続いて後攻のHADES選手、前半はまるでお散歩してるかのようにこなしております。
今までプレーした選手が苦戦していた階段も黄色コンボで繋ぎ、会場一同「ひえぇ~」となっておりました。
さらに大階段までも黄色コンボ、会場がどよめく中大階段へ突入!
終わり際でグレを出すも大きな失点にはならず、好調な様子でした!
会場では黄色コンボが緑コンボになり「あぁ~」という反応になってましたが、あぁ~ じゃ~ないんだよ 2グレ抜けは十分やばいです。
最後の大階段もグレを2つで抑え、996,630でフィニッシュ
これにはKA-SN選手も笑うしかない。

結果的にはHADES選手の勝利となりましたが、KA-SN選手もWe're so Happyをプレーした方の中では2位というかなりの好成績を収めました。

4.トーナメント準決勝

・1試合目 MOO-G.56 VS L.E.G-D

MOO-G.56 VS L.E.G-D

トーナメント準決勝からは3曲勝負となります、曲別の勝ち星制なので1曲1曲勝てるかが重要・・・
準決勝1試合目はMOO-G.56選手 VS L.E.G-D選手、2次予選1位通過VS1次予選1位通過の試合となりました。
まずは選曲、MOO-G.56選手はLife is Beautiful 激を選択、SPでは緩やかな16ですが、DPでは物量そのままに凄まじい横移動を求めてくる譜面に変貌し、人生の美しさを表現(??)しております。
対するL.E.G-D選手の選曲はS!ck 激を選択、移植元のBeatmania IIDXでは速度変化がありませんでしたが、なぜかDDRでは速度変化付き、低速のリズムが難解でスコアの取りにくい譜面
3曲目は2次予選で選択率が最も低かったchaos eater 激となりました。
BPM210という速さでの地団駄がかなりの回数襲い掛かり、入りを間違えたら一気に失点する気が抜けない譜面です。1か所信じられない移動を求めてくる配置があり、2次予選で選択した方はそこでかなり苦戦されておりました。

さあ、この選曲がどう影響するのか、
まずは先攻L.E.G-D選手から、1曲目のLife is Beautiful 激
フリーズアロー地帯までは全く崩れる様子もなく、順調な滑り出し。
トラボルタっぽい何か地帯も難なくこなし、横移動の激しい3連打も黄色コンボで接続。一発勝負でこれは心臓があまりにも強すぎる・・・
サビの緑矢印が入ってくるところも難なく突破、このままPFCを取り相手にただならぬプレッシャーを与えれるか・・・?
最後の最後まで黄色コンボ!しかしこの曲の真骨頂はラスト、凄まじい速さで端から端まで走らされます。そこで痛恨のミス!結果として1グレ1ミスの997,450にてフィニッシュ
先攻でこのスコアで抑えたのは相手にとってもただならぬプレッシャーとなったことでしょう。お見事でした。

続いて2曲目、S!ck 激 
前半の付点リズムは難なく突破、低速前の地団駄も黄色コンボで接続、初回の低速も全くリズムを崩さず黄色コンボを継続
普段のプレーでもここまで黄色いと何かと意識してかなり緊張してしまいますが、プレーしている様子からも緊張でガチガチになる様子などは見受けられません。鋼の精神すぎる・・・
空打ちを挟みながら確実にスコアを稼ぐL.E.G-D選手、このままPFCなるか?
しかし本番には悪魔が潜んでいた・・・FA前のノーツで1個グレが出て動揺してしまったのか、その後のビジステップをミス、その後も入り足を間違えてしまい失点
しかし前半でのアドバンテージが活きスコアは989,250と高水準で終わりました。
実は2P側のメンテが1次予選の時から若干不安でして、ミスを出した部分も2P側となっておりその可能性も考慮し本人にお聞きしましたが、メンテは問題ないとのことで、そのまま続行とさせていただきました。失礼いたしました。

最後の3曲目はchaos eater 激 中速、中速ときて高速譜面は大きく乱れそうですが果たして・・・
最初の低速、気を抜くとグレが出る地帯ではありますが、難なく突破
しかしBPM210という速さの7連地団駄でミスが出てしまい、ここまで踏み続けた疲れが出たように見えました。
その後は地団駄でグレを出すも、大きく崩れた部分はありませんでした。
前述した難所の地団駄も1グレという必要最小限で抑えスコアは993,530でフィニッシュ
2次予選の主催よりスコア高いんですよね実は、流石です。

対するは後攻MOO-G.56選手、先行でかなりの高水準スコアを出された後にどのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか!?
まずは1曲目、Life is Beautiful 激
やはりここまで上り詰めた選手にとって前半はお散歩なのでしょうか、全く崩れる様子もなく黄色コンボを維持
しかし緊張からトラボルタっぽい地帯で痛恨のグレ、先攻のスコアを考えるとかなり痛い失点・・・
しかしそこからは意地でも失点しない意思を見せ、0グレで難所を通しました。
凄まじい横移動地帯も1グレで抑え、998,350でフィニッシュ。
MOO-G.56選手が1ポイントリード
997kというスコアを出されても跳ねのける鋼のメンタルいったいどうなっているんだ・・・??

続く2曲目のS!ck 激
前半の低速まで簡単だと言わんばかりにPFCペースで通しており、(これ簡単な曲だったっけな?)って主催がちょっと困惑してました。
しかし2回目の低速の出口でグッドとグレを出してしまい、痛い失点・・・
ですがそこでの失点で吹っ切れたのか1つグレを出した程度の失点に抑え、ビジステップも難なく突破、結果として995,590と一発勝負にしてはあまりにも出来すぎなスコアとなっております。 このワードこの記事にあと何回出てくるんだろう。
この時点でMOO-G.56選手が2ポイント獲得。

3曲目、chaos eater 激
打って変わっての高速BPM曲、2次予選では絶対に選ばないと豪語しておりましたが、当大会のルールでは選ばれなかったらここでやらないといけないので覚悟だけお願いします。
前半の低速は義務教育だといわんばかりに失点無く通過していきます。
地団駄も難なくPFCペースで通し、安定したプレーを見せてきます。
前述した難所で1つグレを出しましたが、そこ以外では一切グレが出ず、1グレの998,750でフィニッシュ
このお方、大会に強すぎる・・・

結果としてはL.E.G-D選手が0ポイント、MOO-G.56選手が3ポイントでMOO-G.56選手の勝利となりました。
L.E.G-D選手、1次予選で12落ちなど、ここまでハイレベルなプレーを見せていただきましたが、惜しくもここで脱落となりました。ご参加ありがとうございました。

・2試合目 YUDAI VS HADES

HADES VS YUDAI

準決勝2試合目
1回戦でまさかの1グレ更新というドラマを見せたYUDAI選手対、歳の差対決を制したHADES選手、YUDAI選手はこの時点で戦慄しておりました。
まずは選曲、YUDAI選手は今まさにこの状況を表すにふさわしい曲、
Boss Rush 激を選択 確かに~~~~~
低速、遠配置、入り足じゃんけん、なんでもござれな難所詰め合わせセットみたいな譜面となっております。
続いてHADES選手の選曲、そろそろ癒しが欲しいとのことで、
†渚の小悪魔ラヴリィ~レイディオ† 激 を選択、癒し・・・???
元15のやべーやつ、配置が独特で、一歩間違えたら二つの意味でケガするタイプの譜面となり、一発勝負ではかなりの事故誘発譜面となっております。
3曲目はchaos eater 激 これは一緒です。

まずは先攻HADES選手、
1曲目、Boss Rush 激
Boss側の人間であるHADES選手、滑り出しから全くこける様子のない安定したプレーを見せ、PFCペースを続けます。
低速も全く崩れる様子もなく、入り足も一切間違えない、まるで普段通りプレーしてるかのよう・・・
若干配置の遠い滝も難なくパーフェクト、おや???
反復横跳びも全く問題なし、おやおや????
入り足が難解な地団駄も全く問題なし、おやおやおや????
そして最後の滝も黄色で繋ぎ999,580にてフィニッシュ。いやいやいやいやいや、これプレッシャーとかそんな騒ぎじゃないって後攻の人
しかも神奈川エリアのKITUNEさんのスコア超えてるし KITUNEさん泣いてるよ???

続く2曲目、†渚の小悪魔ラヴリィ~レイディオ† 激
前半はあまりにも完璧で書くことが思い浮かばないレベル、お散歩楽しそう
要所要所挟まる地団駄も問題なく通過、ポゼEDPのような遠い配置の3*3も難なく通過、おや??
長めの地団駄も、その後の遠配置も難なくPFCペース おやおや????
ラジオ地帯もお散歩、もはやただの日課
超高速蟹渡りも難なくPFCで通し、会場からは「うおぉ!!」ではなく「えぇ!?」という驚愕の言葉に、わかるわーーーー
そこからも崩れる様子もなく、地味に難しい配置も完ぺきにこなし999,690でフィニッシュ。
2曲連続PFCというとんでもないプレッシャーに後攻の選手も若干帰りたそうな雰囲気を感じつつ、3曲目に参ります。

3曲目はchaos eater 激 まさかとは思いますが・・・
最初の低速はもはや語るまでもないようです、地団駄も全く問題なさそう。何ならパフェすら全然出てない、やばいこのひと(語彙力の欠落)
ここまで完璧だと書くことほんと何もないですね、そこで運命の難所、遠配置地団駄、え、全マベだったけど???気のせい???
しかし3連が続く地帯で1つグレが・・・いや、そこまでPFCなのがおかしいからね???
そこからは全く問題なく999,020でフィニッシュ、3曲とも頭3桁が999というまるで油圧プレス機かのようなプレッシャーを与えました。

続く後攻のYUDAI選手、戦々恐々としている中、それでも筐体に立った瞬間1選手として戦う覚悟を背中で見せてくれました。会場にいた皆さんも固唾を飲んで見守ります・・・

まずは1曲目 Boss Rush 激
とここでYUDAI選手、ターゲットスコアをエリアトップのHADES選手に切り替えました。どこまで自分を追い込むんだこの人・・・・
1グレも許されず、かといってパフェの出し過ぎも許されない中曲が始まりました。
前半はスコア差が+で表記されており、これはあるんじゃないかという雰囲気が出てきました。あと心臓何個仕入れとけばいいかな???
低速抜けてまだ+ これはマジである!!と思ったものの蟹渡り地団駄で痛恨のグレ、これで致命傷になるのやばすぎでしょ・・・
しかしそこからは全く崩れる様子もなく、最後に1つグレを出しましたが結果としては998,330 一発勝負の世界でこのスコアで負けるのおかしいよ・・・
1曲目はHADES選手の勝利となり、HADES選手が1ポイント先制

続く2曲目、†渚の小悪魔ラヴリィ~レイディオ† 激
とここでハプニング、YUDAI選手、†渚の小悪魔ラヴリィ~レイディオ† 激 まさかの”””未プレー”””
会場も「え!?」となり、かなり絶望的な状況に思えました。
許容パフェ数は31 初見で超えることができるのでしょうか!?
曲が始まり、最初の8分は問題なくPFCペース、途中挟まる地団駄も崩れる様子はなくPFCペース
しかし少々パフェが多く出てしまい、(通常スコアの大会やってるのに何でパフェ数の心配してるんだ)若干の劣勢、ここから挽回したいところ
地団駄からの遠配置も難なくPFC 初見ですよね???
ラジオ地帯も難なく突破 初見なんですよね???
高速蟹渡り地帯もPFCペース、さらに難解な入り足の部分も問題なくPFC
改めて聞きます、初見なんですよね??????????
再度来る遠配置も難なくこなし、結果としては999,370、初見PFCと大会でそんなことがあっていいのかというレベルの偉業を成し遂げました。やばすぎ
しかしスコアとしてはHADES選手の勝利、HADES選手2ポイント獲得
今回の大会ってEXスコア勝負でしたっけ???

最後の3曲目、chaos eater 激
YUDAI選手、PFC出せば勝てるのでここは一矢報いたいところ(お前は何を言っているんだ)
低速はこのレベルまで来た人にとっては驚異でもなんでもないようです、結構事故りやすいと思ったんだけどなぁ
7連地団駄、細かい3連打、全く崩れる様子がありません。あまりにも心臓が強すぎる・・・
しかしサビの渡りのところで巻き込んでしまったか、グッドが出てしまいました。これが致命傷になるってどういうこと・・・
そこからはグレを出さずに998,170でフィニッシュ。十分すぎるスコアではありますがHADES選手の勝利となりました。

結果としてはYUDAI選手0ポイント、HADES選手3ポイントでHADES選手の勝利となりました。
この試合でHADES選手が圧倒的な実力を見せつけるも、食らいついたYUDAI選手の功績をたたえ、ベストバウト賞に選ばせていただきました。お二人とも本当に素晴らしかったです。

5.トーナメント決勝 MOO-G.56 VS HADES

決勝のみ結果画像を一番下にさせていただきます。
決勝戦まで残った2名の舞将はMOO-G.56選手とHADES選手、両者ともこれまで恐ろしいスコアをたたき出してきた方々なのでこれは恐ろしい試合になるのではないかと会場のボルテージも最高潮に達しておりました。

まずは選曲、MOO-G.56選手が対戦相手の名前にちなんでPARANOiA ~HADES~ 激 を選択
鬼よりマシなものの、入り足じゃんけんや、遠配置、なんでもありな譜面となっており、どこで事故ってもおかしくない譜面です。
対するHADES選手、筐体の色が金色なことにちなんでGolden Arrow 鬼 を選択、ソフランこそないものの、蟹渡りの滝や、渡った後の捻り配置など18と遜色ない譜面となっております。

そして運命の決勝課題曲BOXからの選曲、予選スコア合計が高かったMOO-G.56選手に選択いただいたのはボックスA EVOLVED
EVOLVEDからランダムに選ばれた曲はroppongi EVOLVED ver. Cとなりました。
roppongi EVOLVED ver.CはAよりマシなものの、遠配置は健在で1P下から2P下に行く配置など、ちょっと間違えたら大けがする(二つの意味で)譜面となっております。

さあこのBOXの曲がどう勝負を動かすのか、運命の最終決戦が始まります。

まずは先攻HADES選手
1曲目、PARANOiA ~HADES~ 激
地味に遠いジャンプや、入り足を間違えやすい渡りなどは難なく突破 PFC
ペースは当たり前と言わんばかり
さらにそこからの渡り後のジャンプ、中央捻り、何の問題もなさそうでした。
低速に突入しても俄然安定したプレーを見せるHADES選手、これもしや??
高速に入ってもPFCペースは継続、しかもパフェ少ない、おかしい(この大会における最大級の褒め言葉)
最後の最後まで全く崩れる様子のないHADES選手、この日一番の会場での「えー!?!?」を聞きつつ999,670でフィニッシュ
なんと自身の現全一スコアを更新するという前代未聞な事件が発生、これには会場も大笑い
スコア集計をしていたニョーヒーさん曰く「HADESさんのスコア集計、下3桁だけ間違えなければいいから楽」とのことです。運営へのご配慮ありがとうございます(絶対違うと思う)

続いて2曲目Golden Arrow 鬼
曲いいよねこれ(単なる個人の意見)
最初の蟹渡りの滝は難なくPFCペース、それからもたまに来る捻りなどはすべてパフェ以上で取りここでも冥王の実力が発揮されてました。
2回目の滝で1つグレが出てしまいましたが、1つで済んでるのが異常です、本来は
それからも非常に安定したプレーを続けておりました。遠い配置の地団駄も若干捻りが入っている滝も難なく突破
最後の滝で1ミス出ましたが、他が完璧すぎて全くダメージになってませんでした。やばすぎ・・・

HADES選手の最後の楽曲、roppongi EVOLVED ver.C
現全一スコア保持者の冥王、どこまで相手にプレッシャーを与えることができるでしょうか。
前半は2次予選でver.Aをやっていた関係か、進〇ゼミで見たことあるといわんばかりに安定したプレーをしておりました。安定したプレーって何回言ったんだろう・・・
曲が分岐する部分に入りましたが、そこのトラボルタも難なく突破、そこから若干密度が上がりますが問題なく対応。
そして最後の遠い配置の部分もPFCペースで突破、999,670でフィニッシュ
これは相当なプレッシャーになったことでしょう、MOO-G.56さんも「このあとにやるの?」と明らかに動揺している模様 気持ちはわかる

続く後攻のMOO-G.56選手、このプレッシャーにどのように打ち勝ってくれるのでしょうか

1曲目、PARANOiA ~HADES~ 激
この曲で勝つには全一スコアを更新する必要がありますが果たして・・・
滑り出しは好調、EXスコアで見てもさほど差が無いように見えました。
しかし中央捻りの所で大きく崩れ、グレとグッドを出してしまいました。
低速は問題なくPFCペース、低速を抜けた後の配置もすべてPFCで通してはいましたが、前半の中央捻りでの崩れが致命傷となり、スコアとしては992,340と一発勝負にしては十分すぎるスコアではありますがHADES選手のポイントとなりました。
いやハデス激992で勝てない戦いって何???

続く2曲目 Golden Arrow 鬼
またもやアクシデント発生、MOO-G.56選手、Golden Arrow 鬼""未プレー""
これはあまりにも痛すぎるディスアドバンテージとなってしまいそうですが果たして・・・
しかしそこは大会経験豊富なMOO-G.56選手、最初の蟹渡りをPFCペースで突破、希望はまだあるといわんばかりです。
しかしいわゆる隅田川配置が急に右端に来て拾えずミス、これは結構いたい・・・
地団駄からの長い蟹渡り地帯は難なくグレ0 要所要所の地団駄も最小限の失点で抑えましたが、170でやってくる高速渡りからの最後の畳みかけ滝でミスが出て975,140でフィニッシュ。
しかし18に非常に近いこの譜面で初見一発勝負で975,140は非常に高いスコア お見事でした。
こちらもHADES選手の勝利により、HADES選手2ポイント

泣いても笑ってもこれが最後、3曲目 roppongi EVOLVED ver. C 激
MOO-G.56選手としてもここは一矢報いたいところ、先攻HADES選手は999,670というスコアでしたが果たして・・・
滑り出しはやはり2次予選でver Aを選んでいただけあって全く崩れる様子はなく、PFCペースで曲の分岐に突入
トラボルタ地帯も完ぺきに光らせ、3連打地帯もピッカピカ、一矢報いたい思いがこちらにも強く伝わっておりました。
低速もPFCペース、何ならマベ率で若干優勢、遠配置も全く崩れる様子もなくさらに最後の12分渡りもマベで通しスコアは999,740
この曲だけは絶対に落とさないという強き思いが功を奏し、パフェ数差で勝利、MOO-G.56選手のポイントとなりました。
通常スコアでパフェ数勝負ってなんすか????

結果としましてはMOO-G.56選手が1ポイント、HADES選手が2ポイントでHADES選手が征夷大将軍(弊大会では優勝者を征夷大将軍と呼びます)になりました。誠におめでとうございました。

MOO-G.56 VS HADES

6.舞将部門 総評

まずはご参加いただいた皆様、お疲れ様でした。
予選から15のDP大会で30名ほどの参加者に来ていただけるのは大変ありがたいです。
本来ほぼアップ無しの状態で15を踏み切れるって相当上手い部類に入るはずで、そんなプレイヤーが関東で30名も集まれた時点でかなりすごいことだと思っています。
ましてや課題曲が課題曲、A判定が出るだけでも儲けもんだと思うレベルです。
そのうえでこのハイレベルな戦い、正直これ以上のものをお届けできる自信がないです。
これもプレイヤーの皆様と円滑な運営をしてくださったスタッフの皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

今回、MVP賞とベストバウト賞を用意しており、MVPにはALIAM選手、ベストバウトには YUDAI選手 VS HADES選手の試合を選出させていただきました。

MVPのALIAM選手の選出理由といたしましては、2次予選での888 激をノンバーでPFCというとんでもない偉業を成し遂げ、あの瞬間の会場の盛り上がりは尋常ではありませんでした。
さらに1回戦でのWe're so Happyでは最大の難所である大階段を2回とも繋ぎ、大きく会場を沸かせました。そういった意味でも一番輝いていたと判断し、選出させていただきました。

ベストバウトのYUDAI選手 VS HADES選手の試合は、先攻のHADES選手が2連続PFC(もうこの時点でおかしい)、カオスイーターグレ1という圧倒的なプレッシャーの中でもYUDAI選手は最後まで勝とうと戦い、渚の小悪魔に至っては初見PFCという土壇場の魔術師のような活躍を見せてくださいました。
最後まで勝負はわかりません、気持ちで負けてはいけないということを私たちに伝えてくれたこの試合にベストバウト賞を贈らせていただきました。

改めまして、舞将部門に出場頂いた選手の皆様、本当にありがとうございました。
次回またやる場合も是非、ご参加ください。また、時間の都合でキャンセル、または観戦で参加された方は次回はぜひ、選手での参加をお待ちしております。

超絶技巧部門

1.オンライン予選

基本的なルールはこちら
多分3人くらいエントリーしてあと主催が出陣すればいいやろーくらいに思ってた部門です。
当部門はオンライン予選を行い、課題曲のスコアの上位4名が進出となる部門です。
まずはオンライン予選の結果をご覧ください。

オンライン予選結果
(課題曲:The World Ends Now 鬼)

はい、私は目を疑いました、オンライン予選ボーダーがほぼAAA、どういうこと??????
本戦出場者はHADES選手、KITUNE選手、TAKASKE-選手、YUDAI選手の4名となりました。
一瞬激のリザルト送ってきたのかなぁと思って何度も確認しましたが皆さん鬼のリザルト提出してました。18の中でも最上位クラスに位置する譜面なんですけどねおっかしいなぁ(4回目)
そもそもクリアするだけでもかなりうまい部類に入るこの譜面でこれだけの参加者がA判定以上を出している時点で皆さんのレベルの高さがうかがえます。
提出していただいた皆様、誠にありがとうございました。

2.準決勝1試合目 HADES VS YUDAI

HADES VS YUDAI

準決勝1試合目はHADES選手VSYUDAI選手
あれ?この組み合わせ数時間前にみた覚えあるぞ??気のせいか?
しかし難易度帯は全くの別物、どちらの選手も超高難易度を得意とする選手ですが、果たして・・・

ますば先攻YUDAI選手、滝まではお散歩のようにこなしておりますが、やはり滝、人道を外れた配置をしており、流石のYUDAI選手も苦戦しております。
さらに12分縦連 200の12分で縦連来るなよって話ですがそうも言ってられない。必死に食らいつきますがやはり舞将部門での疲れが出てしまったか少々崩れてしまう。
追い打ちをかけるように地団駄蟹渡りからの縦連、そして蟹渡りの地獄のコンボが襲い掛かります。終わってんなこの譜面、誰だよアップ無しでやらせてるの
ちょっとした休憩(でも気を抜くと8分縦連で崩れる)の後200の16分で渡った後に捻らせるトンデモ配置が来ますが、YUDAI選手必死に食らいつく、これが超絶技巧部門の狭き門を通過した選手の根性と言わんばかりに食いつき会場を沸かせます。
その後も休憩のないところどころ捻り付き3連打が襲い掛かり、すでに限界を迎えている足に追い打ちをかけますが、それでも食らいつくYUDAI選手、これはさすがとしか言いようがないです。
スコアとしては919,040と、アップ無しでのスコアとは思えないスコアを出していただきました。

続いてHADES選手、驚異の1位通過の冥王の実力をとくとご覧あれ・・・
滝まではお散歩、さらに滝の途中まで黄色いコンボで繋ぎ、出口での1ミスで凌ぎ、冥王の底力を見せてきました。
と、ここで謝罪しなければならないことがあります。

疑惑の判定

はい、完全に下パネルハマってます、ホントすみません・・・
高難易度DP譜面を踏み続けてここまでよく耐えてくれたとは思いますが、メンテ不良については運営も気付くことができず本当に申し訳ございません。

気を取り直して、縦連地帯、スイッチを駆使してなんと黄色コンボで接続!これには会場も半分引き気味(この場における最大級の褒め言葉)の「おぉ~!!」をいただきました!
さらにその後の縦連付き滝も大きな失点無くこなして、ブレイクに突入、しかしこの時点でHADES選手、体力の限界が来てたっぽく若干声が漏れてました。まだ主催へのビンタは受け付けてますよ。
捻り付きの滝もそこまで大きな失点は無く、順調なように見えました。
しかしHADES選手もう限界ギリギリ、そんな中でも必死に動かしますが最後の方で動かなくなってしまったかミスを連発。
しかしながら前半のアドバンテージが活き、923,600でフィニッシュ、体力が限界な中HADES選手の決勝進出となりました。
YUDAI選手、HADES選手、お二人とも大変お疲れ様でした。

2.準決勝2試合目 KITUNE VS TAKASKE-

KITUNE VS TAKASKE-

DPの超高難易度大会ではほぼ確実に見るであろう組み合わせ、KITUNE選手 VS TAKASKE-選手となりました。
超高難易度を得意とするお二人の組み合わせの様子を見ていきましょう。

まずは先攻TAKASKE-選手、提出したスコアで3位だったことに驚きを隠せなかったTAKASKE-選手ですが、本番では話が変わってくるかもしれません。
当然のように最初はお散歩、皇居ランナーを徒歩で抜くような余裕さを見せてきます。
運命の最初の滝・・・繋いだ!?!?本番力の塊・・・
続く縦連も難なく繋ぎ会場ではもはや恐怖を感じている方でほとんどでした。恐ろしすぎるMr.DPer・・・
その後の縦連混じりの滝も繋ぎ、会場は「マジかよ・・・」って空気になってました。いや凄すぎ
運命の捻り付き滝、あれ??あんまりミスってない???
移動した先で捻る配置以外はほとんど繋いでおり、失点も誤差のようなものでした。あまりにも本番に強すぎる、見習いたいけど見習えない領域。
その後の配置もほぼ失点無くこなし、962,670でフィニッシュ
ミス6・・・最初で出ますが・・・

このとんでもないスコアを出された後のKITUNE選手のプレー、スタッフ業務として超絶技巧部門の優勝を託したのですが果たして・・・
当然最初はお散歩 このレベルのプレイヤーの場合は言うまでも無いのかもしれない。
最初の滝はそこまで大きくは崩れませんでしたが、先攻プレイヤーのスコアを考えると痛い失点か、その後で挽回してほしいところ
2回目の縦連混じりの滝はミスこそ出すもグッドなどはあまり出さずに失点を抑えました、これでイーブンか!?
しかし道中でグレが多少出てしまい、ちょっと失点、これが結果に響かなければいいですが・・・
トンデモ発狂はなんと2ミス!これはあるかもしれない!
しかしその後の後ろ向き渡りや、ビジステなどでミス、グレが重なり結果は955,250でフィニッシュ。いや、高過ぎな
スコアの順位としては2位なのですが、トーナメント形式なのでTAKASKE-選手の勝利となりました。955,250で勝てない戦いって何????????

3.決勝 TAKASKE- VS HADES

決勝はTAKASKE-選手 VS HADES選手、POSSESSION鬼唯一のフルコン者と舞将部門の征夷大将軍の合戦が今始まります。

先攻はTAKASKE-選手、プレー前に「絶対こっちのほうが楽しい」とおっしゃってました、すみません、理解できません(siri)
てかしれっと激フレアEXで抜けてるのやばすぎませんか???
最初・・・は特にいうことないですね、お散歩です。
低速もお手の物、完全にTAKASKE-選手の庭です。
ミスを出してしまってはいるもののグレ以下が一つも出ない、安定しすぎている。もはや何も言葉が出ない。
低速の抜けの地団駄も黄色いコンボで繋いでいく!やはりこの選手は何かが違う!
68連も3ミス程度で抜け運命のラスト・・・
繋いだ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?え!?!?!?あれ繋がるの!?!?!?!?!?
恐ろしすぎる
スコアは965,640 ミス6・・・やっばい まじでやっばい(語彙力の低下)

続いて後攻HADES選手、もうすでに体力の限界を迎えていそうな様子でしたが、めげずに選曲していただきました。(一応踏めるかどうか聞いてみましたが、縦にうなずいてくれたので信じます)
泣いても笑ってもこれが最後、HADES選手、頑張ってください。
最初は当然のようにお散歩 むしろここで体力を回復するくらいの勢いでないと厳しいか?
低速は1グレで突破、その後の配置も難なく突破し、ジャンプ地帯で1ミス出すもそこまで大きな失点は無い状態。勝負はまだわからない
低速の抜けもそこまでの大きな失点は無い、行ける
しかしやはり体力の限界か、68連でデンジャー突入、いや、アップ無しでやったらそもそも抜けれないっすよこれ、
絶対に取らせる気のない遠配置は捨てノーツを駆使して拾っていき、無事にクリア。
最後まで踏み切れるのがすごすぎるしAAランク取れてるし何なら私の自己べ抜かれてるし
922,510でフィニッシュ、HADES選手、本当にお疲れ様でした。

結果としてはTAKASKE-選手が征夷大将軍となりました。やはりPOSSESSIONといえばTAKASKE-選手、そのイメージがそのまま会場では伝わりました。お見事でした。

4.超絶技巧部門 総評

まずは、エントリーしてスコア提出していただいた皆様、ありがとうございました。
こちらの部門は先述した通り、定員割れすら覚悟していた部門でありまして、そんななか13名ほどのエントリー者がいらっしゃったのは本当にありがたかったです。しかも皆さんレベル高い、完走しただけでえらいのにスコア高い
実は司会の練習をする際の配信で、あまりにも酷すぎるからアップを1曲用意するか悩んでました。しかしこの部門は超絶技巧、過酷を極めた先に道はあると判断し、アップ無しとさせていただきました。
そのような中4名の選手は最後まで踏み切り、ドラマを作ってくださったことを心より感謝いたします。
皆さま、本当にありがとうございました。

大会総評

長くなりましたが、各試合については以上とさせていただき、大会全体の総評に移ります。
今回の大会はDDRの大会ではあまり見られない「予選の楽曲を選べる制度」を導入してみました。
目的としては、どんな選手も「どれも一癖あるんだけどどれか一つだけ極めたら抜けれる」という心意気で頑張っていただき、その中でも本番力の強さを図りたい。
という意図がありました。
特に今回1次予選に選んだ3曲は、それぞれ必要とされる技能が違い、いい塩梅になっていたのではないかと思っております。
2次予選も同じ理由で選択しましたが、準決勝で「2次予選で選ばれなかった曲をやっていただく」というルールを設定したので、あえて偏りが出るような曲目設定にしました。
案の定偏りが出来て主催としてはニンマリしてます。
1回戦の選曲じゃんけんですが、このルールは実はいろんな大会で使われているルールで、心理戦も兼ね備えたかなり便利なルールです。
しかし、心理戦にするのに最も重要なのが「選曲」
この部分はかなり迷いました。どれをやりたいか、またはどれがやりたくないか、が明確になるように全く違う分類の譜面を上げ、その中でも難易度が均等になるように調整する必要があり、非常に困難を極めました。
結果としてモンビジ、ウィアソ、ランページの3曲になりましたがこちらも良い塩梅だったのかなぁと思います。
友人と相談して決めた甲斐がありました。ありがとうございます。

準決勝と決勝の選曲可能楽曲につきましては、これは完全に主催が見たい譜面をピックアップしただけです。曲数多すぎても対策難しいしある程度絞ってって感じで絞ってました。

超絶技巧部門に関しては完全に主催が見たいっていう個人のわがままです。そんな主催のわがままに付き合ってくださった13名のエントリー者及び4名の出場者の皆様には頭が上がりません。

最後に、スコア集計や受付、筐体の操作などをやってくださいましたスタッフの皆様、会場の設営及び筐体のメンテナンスを担当してくださったMEGARAGE様および担当者様、大会のイメージ絵作成及びポスター作成していただいたニョーヒーさん、協賛していただきましたBarber House Lavie様、参加してくださった皆様、観戦にいらっしゃった皆様、皆様のおかげで大会が無事終了することができました。
この場を借りて、お礼申し上げます。誠にありがとうございました。
また、長い文章でしたがお読みいただきありがとうございました。
両手両足皆伝両虹暴龍天の最初で最後(?)のエンターテイメントでした。

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