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シン・ウルトラマンを真面目に語り隊 ※ネタバレあり

何かしらシコ要素あるやろ、と思って見に行ったら案外面白かった。

ストーリー
テレビ版の話をしっかりなぞりつつ、ボツ設定やらネタやら加えて総集編にしたかのような内容でした。言ってしまえば当たり障りないんだけど、面白かった。知っている人は安心して観られるし知らん人も楽しめるようにはできていると思う。
個人的にウルトラマンが地球人に感情移入していく場面が少し性急だったかな、くらい。
あとは、光の星の連中の立ち位置も結局よくわからない。この辺は語る必要もないとは思うんだけど、頭空っぽで見てたらついて行けなさそうな感じはした。
最後のこれからインベーダーがいっぱいくるんじゃないか、のくだりはリップサービスだろうけどシン・ウルトラセブンを期待せざるを得ない。

キャラクター
メフィラスかなやっぱり。地球や地球人が好きなのは本心だけどペットとかを愛でるそういう感覚で、やってることも視聴者側から見ると相当悪どい。あっゼットン持ちきたから勝ち目ねえなって逃げる抜け目のなさもある。その上で憎めないキャラクターにもなっている絶妙なバランスだと思いました。
前に出てきたザラブの戦略が相当雑だったこととか、居酒屋のシーン(やっぱりメトロン味感じる)とかで印象が補強されてるんだろうけど、役者の人も相当うまかったと思う。いい笑顔しますね。
外星人はみんなある種超越的な思考なんだけど、ウルトラマンら光の星一族とは上手いこと対比になってた。

アクション
正直ちょっとちゃっちいかなと思ったけど何回も見たら印象が変わるのかも。多めだったので退屈はしないんじゃないかとは思う。

シコ要素
やっぱり巨女がぼーっと歩くのいいよね…なんか劇場ざわざわしてたからみんなしこってたとおもう。
原生人がこんなに下劣だとは思いませんでした…
ケツパンパンは別に。

結論
ウルトラマンで育ってきたおっさんなので楽しんで観ることができました。結構めちゃくちゃしてくると思ったけど、いい意味で期待を裏切られた。
子供向けにもなってるんじゃないかな?長澤まさみがキッズのせいしこう歪ませていく。

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