ヨルナイトから22/7へ
月曜から木曜の深夜12時。
文化放送超A&Gというデジタル配信で一時間(+α)の映像付き生放送ラジオ
「鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト」
月曜日は毎月アシスタントが変わる
火曜日、水曜日は固定のアシスタント
木曜日はゲストを迎えてのスタイルで毎週やってる。
2019年の8月にアシスタントをしていたのが「倉岡水巴」という若い娘だった。
2018年に木曜日のゲストとして「22/7(ななぶんのにじゅうに)」という「デジタル声優アイドルグループ」から3rdシングルの宣伝で来てた二人の片方だった。
鷲崎さんのニコニコでの番組(別番組)を見たのが声優を目指したキッカケの1つと話し(自分もたまたまキッカケになった回だけ見てた)、終止楽しそうな笑顔を見せていた(嬉ションしてる犬みたいだ、と言われてた)。
途中10分の箱番組を挟んで画面がスタジオに戻った瞬間だけすごい暗い顔してたので(はしゃぎすぎて怒られたのか落ち込んでた模様)印象に残っていた。
そこからのアシスタント大抜擢。
鷲崎さんの凄いところは、鷲崎さんと話してる人に興味が出る。或いは好きになる、というところ。
相手の色んな一面を引き出して誉めて伸ばす。生かす。
誰と話してても鷲崎さんも相手も楽しそうだ。
人付き合いが絶望的に下手な自分からは、ものすごく眩しく見える。
「倉岡ちゃん(鷲崎さんの呼び方)」もそれはそれは自由に楽しそうに生き生きと鷲崎さんと遊んでいた(遊んでいたわけではないが)。
8月が終わりアシスタント終了。
どんなに興味をひかれようと好きになろうと、その後情報を追いかけてこなかった。
9月に入り、唐突に生きる目的を失くした自分が、辛うじて残っていた「倉岡ちゃんが可愛かった」と言う感覚にしがみついた。
彼女が所属する「22/7」というグループ。
秋元康がSony Musicとアニプレックスと組んで立ち上げたプロジェクト、だそうな。
8人の(その時には11人になってた)イラストレーターにより書き起こされたキャラクターによる、デジタルとリアルのアイドル活動。
メンバーは11人。
倉岡ちゃんはメンバー唯一の関西弁キャラ担当。
キャラクターはともかく中の人を見ても誰が誰やら。
取り合えずYouTubeの公式ページにアクセスした(ほぼ初めてYouTube使った)。
その時点でシングルが4枚。
全てデジタルメンバーによるフルバージョンのPVがあった。
一枚目の「僕は存在していなかった」から見始めた。
3DCG?(モーションキャプチャーっぽいな~と思ってみてた)でキャラクターが動き、歌い、踊っていた。
キャラクターというのかモデリング?可愛いなぁ、と言うのが最初の感想だと思う。
それと、暗い。全体的に寂しさを感じるこの曲が一曲目?と思った記憶がある。
バカみたいに明るい曲でもなく、恋の歌でもなかった。
だから良かった。
一番の歌詞が自分に重なる。
二番の歌詞に唯一の友人を思い出した。
2枚目の「シャンプーの匂いがした」
全てが可愛らしく明るい。
歌詞だけが少しの寂しさを持っている曲。
「他人に知られなくない恋だった 側にいるだけでときめいた」
一年前の傷が少しだけ痛んだ。
3枚目「理解者」
この曲だけ知っていた。
ラジオで一時期毎日流れてたから。
歌詞を初めて聴いた。
そこに、自分のことが書いてあった。
背中を向けてきた友人達
親、兄弟。
唯一残った友人。
全部、書いてあった。
4枚目「何もしてあげられない」
「誰かの嘆きや痛みに耳を傾けることなく 傲慢に生きてきてごめんなさい」
「君」なんて多分いないけど。
これも自分のことだ。
表題曲全てが傷に触れる。
顔付きを見るに二十歳前後だと思う(年齢非公開)。
この娘たちは何を歌って(歌わされて)るんだ?
振り付け動画というのはあったけど、ライブ映像はなかった。(ライブだけのBD・DVDはなくシングルに付属したものはある)
パフォーマンスを生で見てみたいと思った。
調べると、2周年記念ライブが間近だったがこれはチケットとれる訳もなく。
2019年は毎月の定期公演をやっていて、丁度10月の公演の抽選申込中だったがハズレ。
11月の公演に当選した。
ライブは数える程しか行ったことはない。
ましてやアイドルのライブなんて初めてだ。
SNSを登録だけして活用してなかったし、ライブの感じとかロクに調べず、公式のレポートも何故か読んでなかった。
ブログも、昔のラジオのアーカイブも、昔の記事も掘らなかったからメンバーのことを正直何も知らなかった。
公式の紹介文(デジタルとリアル)とwikiの大まかな文をなんとなく読んだだけだった。
サブスクで繰り返し曲を聴き、公式の動画(Vtuberとしての動画)を見て、日曜に倉岡ちゃんがメンバーの「天城サリー」とやってたラジオを楽しみにして過ごした。(土曜日に冠バラエティー番組やってるのに気付かなかった)
そうして迎えた11月の定期公演。
この日に「22/7」を応援していこうと、そう思ったんだと思う。
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