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【最優秀賞】生成AI×ショートアニメコンテストで入賞した作品の制作手法と手順を解説!

割引あり

👋こんにちは!AI-Bridge Labのこばです!

2024年7月5日国内最大級のクリプトカンファレンス「IVS Crypto 2024 KYOTO」において開催された生成AI×Web3アニメのピッチコンテスト「Prince JAM!」に応募した作品が最優秀賞、審査員特別賞(テレビ朝日様)を受賞しました🏆

詳細は上記の記事に記載されていますが、ざっくりとご説明すると「生成AIを活用した2分程度のショートアニメを制作」して発表し、その後、作品や今後の展開について1分間のプレゼンテーションその作品を以下の評価軸で審査員が採点するという内容です。

・創造性:作品性があるかどうか
・AI活用性:生成AIをうまく取り入れられているかどうか
・事業性:このプロジェクトに投資したいと思えるかどうか

90秒~120秒程度の短い時間で作品性やIPとしての可能性を伝える必要があります。

この度コンテストの運営を行っているPuri Prince社の公式Youtubeチャンネルが開設され、作品が公開されましたので動画をシェアさせていただきます!

作品概要

眠る度に悪夢に悩まされるようになってしまった主人公の孤独な戦いを描く。 夢の中で拾った懐中時計をきっかけに物語が進み始める。

実写とアニメ表現が入り混じった独特な表現や、ホラー的な演出が特徴。

作品のテーマは「自己認識の旅」で、真の自分に向き合う痛みや恐怖をホラーという手法で表現しています。


この『悪夢の淵から』は今回のコンテストに向けて1から制作したもので、脚本、画像、動画、効果音、音楽に至るまで全て生成AIで作成しています。

私はこれまでのキャリアではアニメ制作経験や映像の仕事に関わったことが無かったのですが、生成AIを使って表現の幅がどれぐらい拡がったのか挑戦してみたいという気持ちで応募しました。

あらゆるAIのサポートを借り、ベース1週間+ブラッシュアップ1週間の計2週間ほどで、1人で制作しています。

全体的に粗削りではあると思いますが、伝えたい物語性の部分やギミックなどがしっかり織り込めたかと感じています。

この作品をアニメ未経験者が実際にどのような手順やツールで制作したか、以下のセクションで詳細にご説明したいと思います!

AIを使った動画制作に興味のある方はお楽しみ頂けるかと思います!


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