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ドライフラワー(昭和の広島風)

多分ワシじゃなくてええのぉ
余裕のない二人じゃったし
気付けば喧嘩ばっかりしてさ
悪ぃーの

ずっと話そうと思うたわ
きっとワシら合わんのお
二人きりしかいない部屋での
ワレばかり話しとったよの

もしいつか何処かでおーたら
今日の事を笑ってくれるかの?
理由もちゃんと話せんけどの
オノレが眠った後に泣くのは嫌じゃ

声も顔も不器用なとこも
全部全部嫌いじゃないけーの

ドライフラワーみてぇ
ワレとの日々もきっときっときっときっと 色褪せる

多分ワレじゃなくてよかった
もう泣かされることもないけん
「ワシばかり」 なんて言葉も のぅなった

あんなにつれー別れでも
時間がたてば忘れてく

新しい人と並ぶワレは
ぶちうまくやれとるんかの?

もう顔も見たくないけんの
変に連絡してこんでほしい
都合がええのは変わってないんじゃのぉ
でも無視できずにまた少し返事

声もツラも不器用なとこも
多分今も嫌いじゃないけん
ドライフラワーみたく 時間が経てば きっときっときっときっと色褪せるけー

月灯りに魔物が揺れる きっとワシもどうかしてる 暗闇に色彩が浮かぶで

赤黄藍色が胸の奥

ずっとワレの名前を呼ぶ 好きという気持ち また香る

声もツラも不器用なとこも 全部全部
ぶち嫌いじゃけー
まだ枯れない花を
ワレに添えてさ

ずっとずっとずっと
抱えーよ

原曲
ドライフラワー/優里

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