障害者雇用の問題点 エクストラ

# 障害者に対する支援のあり方について

どどたん先生は障害者教育あるいは障害者雇用の専門家ではありません.あくまで現場で働いている 1 病院スタッフとして,感じている問題を書いただけです.

障害者支援として何ができるかということを突き詰めて考えると,結局のところ,本質的な支援は健常者に対するとそれと変わらないということに気づきました.

もちろん全く同じとは言いません.でも何かトラブルが起こる状況を想定すると,別にそれって障害者特有の問題ではなくて,健常者でも介護や子育ての問題でも同じようなことが起こりうるわけで,誰だって当事者になりうるわけです.

# 他人に厳しいことは自分の首を絞めることにもつながる

仕事をしていく上で,他人に高度な要求をすることが決して悪いことだとはいいません.しかし高度な要求をしてしまうと,最終的には自分も高度なレベルで働かざるを得なくなります.

もちろんそれによって全体として高いレベルの仕事ができるようになるわけですが,これもまた程度問題です.

そもそもそこまで高いレベルの仕事をする必要があるかどうかをきちんと検証する必要はあります.「とある職場」で書いた X 医療センター病理部もそうですが,顧客の要望と合っておらず,自分の首を締めているような状況でした.

# 結局は仕事に余裕が必要

いわゆるホワイト企業とブラック企業の違いについていろいろな観点から述べられていますが,病理界隈でどどたん先生が見聞きした中では,ブラックかホワイトかの決定的な違いは余裕があるかどうかにつきると言い切れます.

実際の就労時間や給与の差というのは実はあまり結果には影響しないような気もします.実際ホワイト企業でも給与が安いところが多いですし.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?