見出し画像

目指せ!指示ゼロ子育て☆

【指示も命令もしない子育て】
小3の長男が1年生から学校へ行かなくなり、
小1の娘も夏休み明けから学校へ行かなくなって
我が家には不登校児が二人になりました。

長男が自閉症と診断され早4年、不登校も受け入れて来たつもりですが
やっぱり周りから心配されたり、学校へ行った方がいい!無理にでも行かせるべきだ!
なんてお言葉をいただくと、迷いも出てしまう事もありました。

そんな中、先日夫婦で小学校へ不登校だった小1の女の子の愛ちゃんが、家族との成長を大学生になるまで記録した、ドキュメンタリー映画を見に行きました。

敏感だった愛ちゃんは、小1で体育が苦手で学校が嫌になり、緊張で頭が痛くなってついに不登校になってしまう。

しかし、家族の暖かい支えや近所の2人の友達との触れ合いの中で、徐々に自信をつけ、なんと6年生には生徒会長までつとめ、大学で美大に入って、今は社会人として立派に生活をしている。

映画の終わりにはトークセッションで実際の親子と監督さんが実話と質問を参加者と対話してお話を聞かせていただいた。

不登校の不安

僕も経験した事ですが、不登校になると、周りからの「大丈夫?」という心配の声が、かえってプレッシャーとなり、周りの子と比較してついついその子自身を存在も否定してしまい悪循環に…

勉強しないと世の中についていけないんじゃないか?

甘やかしたら弱い人になってしまうんじゃないか?

大人になってから生きていけるのか?

心配しだしたら、もうキリがないんです。

でも、愛ちゃんのお母さんはここからが、凄かった。

指示命令を止めた

それは、愛ちゃんは人一倍敏感で、親が言う前に『本当はどうしたらいいかが、分かっている子』だと信じ、指示命令を止めた。

最初は不安でいっぱいだったそうだが、一週間と期限を決めて腹をくくったところ、結果何も困った事はなかったそうです。

この「指示も命令もしない」というのは、僕の理想でした。

指示ゼロ経営を提唱する米澤晋也さんと一緒に活動しながら身近で体験し、夢新聞のアクティブラーニングで子供たちからその凄さを実体験しても、完全に実行するのには勇気がいりました。

でも、目の前にいる親子の実践に、妻と一歩を踏み出す決意をしたんです。

家に帰ってから早速やったのですが、実は大失敗(汗)

「お父さんもお母さんも、今日は何も言わずに先に寝るから、みんな寝るんだよ!」

と言って先に寝たところ、なんと23時過ぎまで暗い中でゲームを長男と次男がやってしまい、

「お前達何やってんだ!早く寝ろ!!」

と早速指示命令をするハメに(~_~;)

ミッションと制限時間の設定

夢新聞のアクティブラーニングでは、ミッションと制限時間を設けて、子供たちにゲーム感覚で授業を楽しんでもいます。

制限時間は90分、

ミッションは全員が一人も見捨てず夢新聞を書き上げること。

というルールを設けています。

それを応用して翌日家庭でもリトライ!

制限時間はスマホゲームは8時30分まで。

ミッションは子供たち全員がやめる事。

一人でも守らなければ、全員次の日ゲームは禁止。

というルールを設定しました。

すると、、、

今までなんだかんだ言ってダラダラゲームを止めなかった長男が、8時30分までにゲームを止めたんです!

でも、4歳の次男は誘惑に勝てずになかなかやめられない…

そこで私は

「止めないとお兄ちゃん達も明日ゲーム出来ないよ!それでいいの?」

それでもなかなか止めないので、作戦変更。

私「お兄ちゃん!弟が止めないと、自分が出来なくなっちゃうから、なんとか止めさせて!」

長男「えー、そんなの出来ないよぉー」

私「まぁやめなくてもいいけどね。お父さんが困るわけじゃないし」

長男はたまらず次男に
「早くやめなよ!ダメだって!」

となんとか説得にかかります。
自分で説得するから、自分でもやめなきゃと思う好循環が生まれる(笑)

父母が言っても聞かない次男も、仲間の長男から言われて降参(笑)

そして、

「二人とも止めれて偉かったね!」

と彼らの良いところにフォーカス出来るのも、指示ゼロ子育てのメリットかな、と感じました。

ツラツラと書きましたが、また追い追い子育てブログを書いていきたいと思います。

長文をご覧いただき、ありがとうございました!

多田 啓示

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?