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NET FLIX オクトノーツ あらすじ&感想

こちらはネトフリ版オクトノーツのタイトル一覧とあらすじ&感想。随時更新。英語版のアニメではなにに当たるかも記載した。
(そもそも地上のミッションは全世界においてネトフリのみ配信?現在確認中だがとりあえず英題だけ併記。)

★長編★

『オクトノーツと水中のどうくつ(2020)』
※Specials10 "Octonauts and the Caves of Sac Actun"
「小さなタコを仲間のところへかえすため、カリブ海をめざすオクトノーツ。でもそのためにはふしぎな水中のどうくつを無事にぬけださなくてはいけなくて…」

72分のオクトノーツが観られるなんて…。娘の隣でむせび泣きしそうだった。
さすが映画の尺、起承転結がしっかりしていて伏線回収もばっちりで大人で唸るほどの見ごたえがあった。
しょっぱなから、キャプテンとペソの乗るガップHがユカタンのジャングルに墜落し大ピンチ。連れていたタコのコバのため水場を探しているとセノーテ(中米ユカタン半島の低平な石灰岩地帯に見られる陥没穴に地下水が溜まった天然の井戸、泉のこと。約3500ヵ所存在する。by wiki)を発見、目的地であったカリブ海と繋がっているとのことで洞窟の中を進む。途中、足を怪我した探検家のライラ(ウォンバット)と出会い、3人(+コバ)で出口を探すことに。
一方連絡が取れなくなったことに気が付き心配する残りのクルーたち。ダシーとクワジー、ターニップが捜索に向かうのだが、新しいガップがこれでもかと出てくる。楽しい。ついでにコーディッシュとグルーヴァも意外と喋れるという事が判明する。
紆余曲折を経てもちろんハッピーエンドで結ばれるのだが、個人的にはカリブ海に出られたねよかったね!というだけでない終わり方が好き。イグアナめあんないいキャラしやがってアミーゴ。
ちなみに、この話でキャプテンの意外な弱点と、ダシーがオクトノーツに入る前に何をしていたかが明らかになる。オクトノーツスキーにはたまらない情報の更新である。

『オクトノーツとグレート・バリア・リーフ(2020)』
※Specials11 "Octonauts and the Great Barrier Reef"
「腹ペコのヒトデの大群から、大切なサンゴしょうと、そこに暮らす生き物たちを守ろう!海のピンチに立ち向かうオクトノーツの活躍をえがくミュージカルアニメ。」

47分というちょっと珍しい尺のお話。これはありそうでなかった唯一の全編ミュージカルのオクトノーツでもある。元々エンディングでキャプテン歌っていたため違和感はなく、むしろなぜ今までなかったのかと思うほどすごい親和性である。しょっぱなからサンゴ礁の仲間も歌うしオクトノーツもほぼ全員歌う。ディズニー感がすさまじい。特に娘にヒットした作品で、3日おきくらいに観たいと催促され、海賊パイとオニヒトデの歌を毎日口ずさんでいるほど。
新たなガップもいくつか登場、特にガップWは両翼部分が開いてまるごとそこが医療スペースになるという珍しいタイプである。
オニヒトデの大群からグレートバリアリーフを守るためサンゴ礁の仲間とオクトノーツが協力するのだが、けっしてオニヒトデをやっつけるのではなく、遠くに追い払うというのがオクトノーツらしいところ。守りきった賑やかなサンゴ礁のカラフルな美しいこと! 

『オクトノーツと火のリング(2021)』
※Specials12 "Octonauts and the Ring of Fire"
「太平洋を取り囲むかたくさんの火山が次々に噴火しはじめた!過去最大のピンチともいえる非常事態に、オクトノーツ全員が力を合わせて立ちむかう。」

72分尺のオクトノーツ。「水中のどうくつ」は洞窟の中での冒険だが、こちらは世界を股にかける冒険。あらすじに書いてある通り、キャプテンが「オクトノーツ史上最大の災害だ」と言い切るほどのピンチが巻き起こる。
とある日、新しいガップである「Zガップス」のお披露目の後、
トゥイークとクワジーはガップの整備にオクト修理工場に。
ダシーとシェリントンは南太平洋にツノシマクジラを探しに。
ターニップとベジマルは海藻の収穫に。
キャプテンとペソとインクリング教授はオクトポッドで南極に。
それぞれ別行動を始めた途端、環太平洋火山帯(452火山がある)が連続で噴火を始める。溶岩、地震、津波、浸水など、各地で起こる問題に、クルーたちは限られた資材を用い、機転を利かせそこで出会った仲間に助けられつつピンチを乗り越える。個人的にはオクト修理工場(海中の地下に作られてる上に酸素も十分にあるというハイテクが過ぎる工場)に閉じ込められ、そこから脱出するトゥイーク&クワジー組がそれだけで映画になりそうなくらいスペクタクルで好き。
オムニバス形式で話が続くので飽きさせない展開で、クルー全員に活躍の場があってかっこいい。ようやく全員が集合した後もピンチの連続。しかし、地球のとてつもない力に翻弄されつつも、仲間を信じ海の生き物を救うという志を諦めないオクトノーツに目頭が熱くなる名作。

★オクトノーツと地上のミッションシリーズ★

"Above and Beyond"

「ビーチでもさばくでも、海の底でも山の上でも、オクトノーツが大活躍。動物たちを守るため、新たな仲間とともに地上のミッションに挑む。」

こちらが私のネトフリ加入を決定づけた新シリーズ。海を飛び出して砂漠や氷河、山にも飛んでいくオクトノーツ。それぞれの場所で活動するオクトエージェントと呼ばれる新キャラたちと共に動物たちを助けていく。
このシリーズからオクトエイというガップのナンバリングがされていない飛行艇が登場し、基本はダシーがこれを操縦するためどの話も彼女が登場する。これまではオクトポッドでのサポート役の多かったダシーだが、アクティブに活躍する姿が見られるようになる。(その分キャプテンがオクトポッドにいることが多いので出番が減った)
また、最後の歌が変わる。キャプテンだけでなくダシーを始めオクトノーツ全員で歌うようになる上に、生き物のことだけでなく自然現象のことなども教えてくれる。ためになるなぁオクトノーツ!!

感想は随時更新。
( )内に記したキャラ名は現地に派遣されたキャラと、アラートを鳴らしたオクトエージェント。

★シーズン1(2021/7~)

#1 がいこつ海岸のぼうけん
"The Skeleton Coast Adventure"
「嵐で難破し、砂漠が広がる海岸に流れ着くオクトノーツ。水を研究しているサルのポーニーや、水不足のせいでのどがカラカラの動物たちと出会う。」(オールキャラ)

新キャラのポーニーは水文学者。あまり聞き馴染みがなかったが、水文循環を中心的概念として自然界の水を研究する科学(wikiより)とのこと。最初オクトノーツに黙って水を盗もうとするので悪い奴かと思いきや、乾燥した砂漠の生き物のために水が欲しいと言う(ただしシェリントン以上に話を聞かない上にサイコパスみがあるのでヤバい奴ではある)。
勿論話を聞けば協力するのがオクトノーツ。折よく雨も降ったことで水不足で苦しむ象たちを救った後、ポーニーはオクトエージェントに任命される。
クライマックスでは世界中のオクトエージェントたちが紹介される。これまでも出てきたおなじみのキャラから初めましてのキャラまでいて、わくわくする1話となっている。

#2 火山と氷河/ヘッピリムシ
"The Land of Fire and Ice"/"The Beetle Invasion"
「火山の熱が洪水を起こす!ダシ―とペソはトナカイを救うため、アイスランドへ。/クワジーとじいちゃんは、ヘッピリムシの新たなすみかを探す。」

>火山と氷河(ダシー、ペソ、ポーニー)
溶岩が噴出すると氷河が解けて洪水が起こってしまう!ということで早速ポーニーが活躍。オクトエイでオクトノーツも出動。トナカイたちを協力して救う。海から飛び出て更にスケールが大きくなって見ごたえがある。
>ヘッピリムシ(クワジー、キャリコジャック)
何が気に入ったのか娘が繰り返し見たがる話。お尻から毒ガスを出すヤバい虫の引っ越しを手伝うのだが、それよりなによりクワジーのじいちゃんキャリコジャックが生きてることにビビった。伝説の海賊だからてっきり故人かと思っていたが、ぴんぴんしていた。じいちゃんは男のロマンを大切にするナイスガイ。

#3 あらし/キタサンショウウオ
"The Wild Windstorms"/"The Siberian Salamander"
「じいちゃんを助けるため、ダシーが嵐の南極をかけぬける。/インクリング教授とポーニーが、冬眠中のキタサンショウウオを危険なガスから守る。」

>あらし(ダシー、トゥイーク、ペソ、ナットクイック教授、クワジー、キャリコジャック)
あらすじが若干分かりにくいが、ダシーたちが南極でナットクイック教授の手伝いをしていたら、オクトアラートでキャリコジャックのピンチが知らされて、助けに行く話。ダシーがキャプテンの愛弟子として頑張っているのがとてもかわいい。冒頭でダシーが『南極大陸に行くのがはじめて!』と言っていたが、本編60話の前の話…?
>キタサンショウウオ(インクリング教授、ダシー、ペソ、ポーニー)
ポーニーとインクリング教授(陸上モード)が雪解けのシベリアにいて、川底の土や水の流れを調べている。氷に閉ざされ冬眠しているキタサンショウウオが地滑りで流されそれを助けに行くのだが、途中メタンガスの噴出によりピンチに。地球温暖化の影響で地中の氷まで解け始め問題になっているという環境問題まで網羅するオクトノーツ。ためになるなぁ!!

#4 温泉のヘビ/めずらしいメダカ
 "The Hot Spring Snake"/"The Devil’s Hole Pupfish"
「地滑りで住処を失ったオンセンヘビのため、ダシーと仲間が代わりの温泉を探す。/藻が岩におおわれ、メダカは腹ペコ。オクトノーツ出動!」

>温泉のヘビ(ダシー、トゥイーク、ターニップ、ポーニー)
新しく出来たテラガップ1(カブトムシがモデルで山登りに強い機体。飛ぶことも出来る)に乗り込み、ヒマラヤ山脈にだっていくオクトノーツ。相変わらずトゥイークの技術は凄まじい。地滑りにあったポーニーを助け、住処を失ったオンセンヘビ・チャーリーのために代わりの温泉を探しに行く。皆温泉に服着て入ってるけどそういう細かいことは気にしてはいけない。
>めずらしいメダカ(ダシー、ペソ、シェリントン、パール)
アラスカで起きた地震が各地に伝播。アメリカのネバダ州にあるデビルズホールに住むメダカが落石の影響で藻を食べられないということで久々の登場のパールからレスキュー要請。デビルズホールの底なし池に落ちたメダカをラッコの姉弟で助けに行く。ペリウィンクルも大きくなったねぇ…。

#5 オーストラリアのおく地/南極
"The Australian Outback Mystery"/"The Antarctica Rescue"
「洪水が迫る中、ダシーと妹のカシーが動物たちを高台へと導く。/ナットクイック教授とポーニーが、氷の中の川をたどってカモメを海に帰す。」

#6 毛虫の大移動/ペンギン
"The Caterpillar Caravan"/"The Curious Penguin"
「眠っている毛虫をはらぺこの動物たちから守るため、ミンとダシーが大活躍。/ペソの弟ピントが、おうちに帰る途中にダシーの任務をお手伝い。」

#7 ロッキー山脈の地すべり/竹林
"The Rocky Mountain Rockslide"/"The Bamboo Rescue"
「危険な地すべりが発生。動物たちを守るため、オクトノーツが出動。/竹を食べつくしてしまったジャイアントパンダを、オクトノーツが別の林に導く。」

#8 ハリケーン・ハンター/ハゼ
"The Hurricane Hunter Adventure"/"The Little Goby"
「ハリケーンが迫る中、動物たちを避難させようとレンジャー・マーシュがいそぐ。/嵐で海に流されたハゼを、オクトノーツが川に帰す。」

#9 キンモグラ/ジャイアント・ウェタ
"The Golden Mole"/"The Giant Weta"
「砂嵐が迫る中、砂漠のキンモグラをトラッカーとクワジーが手助け。/ニュージーランドで絶滅寸前のウェタを、ポーニーがネズミから救う。」

#10 ねむたいヤマネ/シノリガモ
"The Sleeping Dormice"/"The Harlequin Duck"
「冬眠明けで寝ぼけて歩き回るヤマネを、オクトノーツが危機から救う。/流れてきたカモのたまごをお母さん返そうとがんばるじいちゃんとクワジー。」

#11 どうくつ/ココロノオビアルマジロ
"The Mountain River Cave"/"The Nine Banded Armadillo"
「どうくつを探査中のシェリントン、クワジー、ライラが、道に迷うトラを救出。/火事で家が灰をかぶって困っているアルマジロを、オクトノーツが助ける。」

#12 ヒアリ/オオコウモリ
"The Fire Ants"/"The Flying Foxes"
「ブラジルの川が氾濫。集団で橋をつくって川をわたるヒアリを、トゥイークとダシーが手助けする。/暑さで弱ったオオコウモリをオクトノーツが救助。」

#13 ツノメドリ/穴ほりモンスター
"The Puffin Colony"/"The Monster Digger"
「海の水温が上がり、イカナゴは沖へ。おなかをすかせたツノメドリをオクトノーツが助ける。/崩れた岩にはさまれたターニップを、センザンコウが救出。」

★シーズン2(2022/5~)

#14 かれ木のホテル/がんこなアホウドリ
 "The Snag Hotel"/"The Stubborn Albatross"
「多くの生き物がすむかれ木ホテルを、背中をかきたいクマから守るため、がんばるミンたち。/しずみかけた島にすむアホウドリを、別の島に移るよう説得。」

#15 ラーテル/ピンク色の氷河
"The Honey Badger"/"The Pink Glacier"
「ラーテルが水のみ場をひとりじめして、ほかの動物たちをこまらせる。/氷河が早くとけたせいで島に取り残されたナキウサギを、高い場所に移そう。」

#16 寒波の危機/オオウナギのなぞ
"The Cold Snap"/"The Mystery of the Longfin Eels"
「あたたかい土地に寒波がとうらい。寒さになれていない動物たちが大ピンチに!/まいごになった赤ちゃんウナギをさがすため、ダシーとカシーが出動。」

#17 ひとりぼっちのカエル/密林のお化け
"The Lonely Frog"/"The Jungle Ghost"
「ひとりぼっちのミズガエルのために、ポーニーとチームが仲間を見つけるお手伝い。/キャンプ中のクワジーとトゥイーク。でも何者かが食料を食べちゃった!」

#18 アカギツネ/小さなナマケモノ
"The Red Fox"/"The Pygmy Sloths"
「ナットクイック教授の家にアカギツネがすみついて、大変なことに。/ミユビナマケモノからマングローブを守るため、ベジマルを海ぞくとして訓練。」

#19 雪の下の秘密/塩をほるゾウ
"The Secret Beneath the Snow"/"The Salt-Mining Elephants"
「あらしの間、雪の下の鳥のシェルターにポーニーはひなん。でも出口が氷でふさがれちゃった。/塩のどうくつに閉じこめられたゾウをオクトノーツが救出。」

#20 カオジロガン/消えた湖
"The Barnacle Geese"/"The Missing Lake"
「顔地露岩の赤ちゃんが、ママをさがして巣から飛び出してしまい…。/湖の水がなくなったのはなぜ?トラッカーたちがその理由をさぐる。」

#21 オオトカゲ/ヨーロッパバイソン
"The Monitor Lizards"/"The European Bison"
「卵どろぼうのオオトカゲ3きょうだいの様子を見に、レンジャー・マーシュがかれらの故郷へ。/シェリントンと仲間は、助けを必要とするバイソンを発見。」

#22 熱帯雨林の救出ミッション
"The Rainforest Rescue"
「熱帯雨林を調査するオクトノーツは、干ばつのせいで動物たちがすみかを失っていることを知る。力を合わせて、水不足に苦しむ動物たちを助けよう。」

#23 アリゲーター対サメ/カカオの木
"The Alligator-Shark Showdown"/"The Quest for Cocoa"
「沼(ぬま)に海水が流れこみ、サメがすみついたため、ポーニーたちがアリゲーターの新居さがしをお手伝い。/ベジマルたちがココアを求めてアマゾンへ。」

#24 ヒトコブラクダ/大きなコイ
"The Arabian Camels"/"The Giant Carp"
「砂漠(さばく)で道にまよったポーニーを、3頭のラクダが助けてくれる。/おなかをすかせたコイが水草を食べすぎたため、湖が大変なことに。」

#25 ミヤマオウム/フシギな島
"The Mountain Parrots"/"The Mystery Island"
「知らないうちにオクトエイにのりこんだ2羽のオウムが、トラブルを巻き起こす。/クワジーとキャリコ・ジャックが、伝説のフシギな島に流れ着き…。」

#26 オオカバマダラ/スナネコ
"The Monarch Butterflies"/"The Sand Cat"
「群れからはぐれたオオカバマダラを、オクトノーツがついせき。/キャリコ・ジャックとクワジーが、お宝のかくし場所をめぐってどろぼうネコと手を組む。」



 シーズン1最終話"The Cold Wave"のみ未放映

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