見出し画像

Juice=Juiceについて

以前ハロプロとの出会いをしつこく書いたが、今回は推しのグループをしつこく濃密かつ早口に語りたい。
私は基本ハロプロDDなのでどのグループも好きなのだが、この数年はJuice=Juiceに一番お熱だ。最推しの宮本佳林ちゃんがいるというのもあるが、それだけではなく楽曲も好きだしメンバーも魅力的だしハロプロ一と名高い実力派であるところにも惹かれている。

最新のJuice=Juiceちゃん。かっこかわいい。

2012年にモーニング娘。に再ハマりした後、ずぶずぶとハロプロの他のグループについても詳しくなっていったのだが、彼女たちを認識したのは随分後になってからだった。勿論名前は知ってはいたが、きちんと自分の意志で見始めたのはおそらくさゆの卒コン(2014/11)のオープニングアクトの時だったと思う。当時4枚目のシングル「背伸び/伊達じゃないようちの人生は」を出したばかりで、そのシングル衣装でパフォーマンスをしていたのだが、センターにいるボブの子がやけにかわいいと私のアンテナが運命を受信した。当時16歳の佳林ちゃんだった。
「Juice=Juiceか、名前は知ってたけどどんな曲なんだろう?」と思ってパソコンの前に座ったらあとはそのまま落ちるだけだということを大抵のオタクは知っていると思う。その通り、あっというまに私は彼女らの虜になった。

そもそもデビューの経緯からしてエモい。
デビューした2013年はまだハロプロのメインプロデュースをつんく♂氏が行っており、研修生からの昇格、グループ結成、メジャーデビュー、楽曲などすべて彼の意志が介在していた。2014年にその座を退くのだが、つまり彼女らはいわば『つんく♂最後の愛弟子』ということになる。ハロオタは大抵つんく♂オタでもあるので、このエモさに思わず頭を抱えた。
メンバーはほぼ全員ハロプロ研修生からの昇格だが、その経歴も様々で5年間練習を積んだベテランもいれば、3か月でスピード出世した人、ハロプロとは違うオーディションで勝ち残り事務所に所属していた人もいる。このアンバランスさもいい具合に私を撃ちぬいた。
PVを見まくり、曲を聞きまくり、次のシングルでのオリコン1位を祝ってアルバムを買って、そして極めつけはライブに出向いた。ずっと在宅だった私のハロプロの初ライブは彼女たちだった。初めてのライブハウスでドキドキしていたが、百戦錬磨のおじさまたちがおろおろしている私を女性限定エリアに優しく誘導してくれた。言わずもがな現場で見るアイドルは最高で、すっかり魂を抜かれた私は終演後ツイッターに即こう呟いた。
「ライブハウスは彼女たちには狭すぎる」。
折しもこのライブツアー、達成出来たら武道館というエサをぶら下げた地獄の225公演だった。夏冬のハロコンとリリースイベントや舞台は回数に含まずに1年半で225公演とかキツすぎてバカみたいなスケジュールを組まされていた。それでも愚直に時に体調不良者を出して3人でパフォーマンスをしつつ、「ライブが好きだ」と言ってくれる彼女たちに完全に落ちて、そして今に至る。
勿論その後きっちりと初めての武道館公演も観に行った。私を含め周りのJuice=Juiceファミリーは全員泣いていた。娘を授かった体外受精の直前でもあったので、私の人生はモーニング娘。によって救われJuice=Juiceによって生かされていると言っても過言ではない(重い)。

しかし武道館公演を成功させた翌年、Juice=Juiceの転換点が訪れる。
メジャーデビュー以降メンバーの増減なく5人で走ってきたJuice=Juiceに、初めて新メンバーが加わることになったのだ。新メンバーの2人はどちらも大好きだったが、それでも先に立ったのは拒否感だった。地獄のライブツアーを終え武道館も成功させ、5人の絆が確かなものになったところでの加入。おそらく最初から喜んだオタはあまりいないのではないだろうか。
しかし、佳林ちゃんは当時のインタビューで「戸惑いはあったけれど、これでJuice=Juiceが未来まで続いていくグループになったので、とても嬉しい」と語っている。確かにそう考えれば嬉しいことだ。℃-uteが解散し桃子が引退という辛い別れを経験してきたのオタクとしては、Juice=Juiceが続いていくSTORYになるのは望むところだった。


そして7人での初パフォーマンスを見て、ああ、こういうJuice=Juiceもいい、と素直に思えるようになった。手堅くまとまっていたところにいい意味での異物が混ざって、また違う色になって。その後1人加入と2人の卒業、そしてまた2人加入と激動の3年間になるのだが、まあ要するに彼女たちが受け入れ誇りを持って全力でパフォーマンスをしてくれる以上、オタにとってはどんなJuice=Juiceだって最高なのだ。それでも5人時代のは別格だよねとか言い出すのでほんとオタクってやつは。

長々と誰の得にもならない萌え語りをしてきたが、これを読んでJuice=Juiceに興味を持つ人がいないとも限らないので、以下に現役メンバーの紹介文を載せる。
以前Twitterの布教用に書いたものだが、無駄に時間をかけて自分なりに思い入れがある文章なので、noteにサルベージしておく。佳林ちゃんの文章がやけに長いのはご愛嬌。年齢は2020年8月現在のものである。


⚫Juice=Juice ジュースジュース


2013年結成。主に研修生から選抜されたメンバーからなり、インディーズ時代から1名脱退後、 5名でメジャーデビュー。グループ名は「採れたて」「もぎたて」「新鮮」「天然」「100%」で「しぼりたて」と いうようにいつまでもフレッシュで個性の詰まったユニットになってほしいという願いが込められている。 当初はそのコンセプト通り担当フルーツがあったが、今は暗黙の了解で誰も触れてはいけない。

⚫金澤 朋子 (かなざわ  ともこ)  25歳


1995/7/2生まれ メンバーカラー:赤
Juice=Juice2代目リーダー。公式ニックネームは「かなとも」。現ハロプロの最年長メンバーでもある。25歳定年説を打ち破って欲しいところ。
メンバーやファンに対してのSっ気のある性格と、顔の派手さも相俟ってデビュー当初から「暴君」とあだ名をつけられていた。
基本的には落ち着いていて冷静、さばさばしていて豪胆。彼女のセルフヘアアレンジ動画は「適当に」を連呼しすぎていて何の参考にもならない。ラジオのアシスタントやライブのMCも上手にこなすが、本人曰く「教科書や台本通りに物事を進めるのは得意だけどアドリブに弱い」。
研修生暦数ヵ月でデビューにこぎつけた華やかで伸びのある歌声はつんくも高く評価している。佳林ちゃんに続きソロライブを成功させ、配信だがソロ曲もリリースしている。
ラーメンを食べ過ぎてドクターストップを食らったり、魚介類嫌いなくせにくら寿司に通ってハンバーグ寿司だけをひたすら食べたりとちょっぴり残念美人。
2016年に子宮内膜症を患っていたことを公表。思うようにパフォーマンス出来ず本人は何度も脱退を考えたが「Juice=Juiceには朋子が必要だ」と説得され思いとどまった。

⚫高木 紗友希 (たかぎ さゆき) 23歳


1997/4/21生まれ メンバーカラー:黄色
サブリーダー。公式ニックネームは「さゆべぇ」。
現ハロメンで最高レベルの歌唱力を持つ歌姫。ライブになると歌い崩すフェイクがえぐい。ギターを習ったり作曲をしたり、ダンスもハロメン選抜に選ばれる実力者。
ベビーフェイスの小猿感が可愛い。洋モノドラマのフルハウスのミシェルに似ている。一時期やけに丸くなった時期があったが、11kgのダイエットに成功し現在もその細さをキープしている。
メンバーの中で髪型が一番変化する人で、個人的には今年の冬くらいまでしていたワンレンのボブが最高にいい女で好き。
性格は無邪気で素直。思ったことが口からすぐ出るタイプ。料理上手で絶対にいい奥さんになる。
メジャーデビュー2周年のブログでメンバーのことが嫌いだった時期があったこと、けれどぶつかりあって泣き怒りあい本音を晒して今ではかけがえのない仲間だということを長文で書き綴り、秘めた熱い思いを垣間見せた。
優しく面倒見がいいため紗友希好きの後輩が多く、OGとも個人的にご飯に行ったりと交友関係が広い。


⚫宮本 佳林 (みやもと かりん) 21歳


1998/12/1生まれ メンバーカラー:紫
公式ニックネームは「かりん」。
歌ビジュアルダンスと全方向に無敵の人呼んで『アイドルサイボーグ』。
とにかくプロ意識が強く、向上心の塊。「自分は天才ではないから努力しないといけない」と常に更なる高みを目指し続ける求道者。メイクや美容にもこだわりが強く、自然派の料理も得意。DTMで作曲までする。
エッグ(研修生の前身)でもエースだったがオーデ落選が続き、「何故佳林ちゃんを娘。に入れなかったのか」というファンからの凸にツイッターでつんく♂は「だってJuice=Juice作られへんやん」と答えた。しびれる。
2019年にはハロプロ史上初となる現役メンバーによるソロツアー(しかもZepp)を成功させている。(公式ではないので大きな声では言えないが『 氷点下』という曲を歌う佳林ちゃんを是非見て欲しい。儚さと切なさが天元突破してスクリーンに映るライブ版の初音ミクかと思うくらいの透明感である)
20歳を超えた辺りから表現力に磨きがかかり、ソロフェスではスマイレージの『学級委員長』を歌ったが、恋する女の子の表情を見て欲しいとカメラが全カット表情のアップでお送りするという荒業をやってのけた。
しかし、パフォーマンスに関して完璧主義者の割にどうでもいいところは適当かつ小5男子。チンチラという言葉の響きで大爆笑したり、紗友希の写真集の水着のページを見て「水風船みたいだよね!」と評したり、「眠いときはエスタロンモカ(カフェインが鬼ほど入ってる錠剤。飲み過ぎると確実に体を壊す)飲んどけば大丈夫」とか言ったりする。本人曰く「本当に友達が少ない」。その弊害なのかはしゃぎすぎてMCや楽屋でトークがよく滑る。最近では色んなところで素を見せまくって好きなハロメンの写真集にハァハァしている気持ち悪い(褒め言葉)動画を上げたりしている。
デビュー直後の骨折や機能性発声障害や突発性難聴、顔面麻痺など意外と病に好かれやすいので無理しないでほしい。
2020年に卒業を控えているが卒コン日程は未定。佳林オタに「DIYってなに?」と聞いてはいけない。


⚫植村 あかり(うえむら あかり) 21歳


1998/12/30生まれ メンバーカラー:緑
公式ニックネームは「あーりー」。
Juice=Juiceのグラビアクイーンであり、グループで一番の美形で長身でグラマー。美人だが、喋りだすとマイペースで天然。炭酸水が洗顔にいいと知っておもむろにサイダーでやろうとする自由人。りんかとかやなみとかメンバーをオリジナルのあだ名で呼んでいることが多い。
2016年に放送されたJuice=Juice主演のドラマ『武道館』では難しい役どころの準主役、ドラマ内グループではセンターを務めた。
奔放で憎めない妹キャラで、デビューしたての新人が当時恐れられていたBerryz工房の夏焼雅さんを抱っこしてぐるぐる回したというエピソードはファンのみならずハロメンすらも驚愕させた。
二十歳までアイドルやってると思わなかったとか犬好きでトリマーになりたいとかけろっと言っちゃうが、バースデーイベントで納得のいかなかった箇所を丸々全部歌い直すなどとても実直な人。


⚫段原 瑠々 (だんばら るる) 19歳


2001/5/7生まれ メンバーカラー:オレンジ
公式ニックネームは「だんばらん」。
Juice=Juice初の追加メンバーとして2017年に加入。
研修生時代、年に一度開催される実力診断テストで二回最優秀賞を受賞。声量があり音域も広い歌声は高く評価されており、加入後初披露した「Fiesta! Fiesta!」で歌い出しを任され、少なからずや新メンバーに対してしこりのあったファンの横っ面をひっぱたくような圧倒的歌唱力に会場からは大歓声が上がった。
とにかく彼女の歌が聞きたいと初めてのバースデーイベントにファンがつめかけ、落選祭りなった伝説がある。
手足が長くスタイル抜群、ダンスもキレキレだが、その迫力あるパフォーマンスに反し本人はのんびりおっとりした人懐っこい女の子。髪の毛をいじるのが得意で、ライブ前などおねえちゃんメンバーたちによくセットをしてあげている。楽屋映像などを見ていると基本誰かにひっついている。ハロプロリーダーの譜久村さんも「瑠々ちゃんは一番妹にしたいメンバー」と評すほど甘えん坊。
基本広島弁で、ペンのキャップを取るのが下手でいつも指についちゃう。
(*´罒`*)イヒヒって顔の笑い方が可愛い。姉の名前は梨里(りり)。


⚫稲場 愛香(いなば まなか)22歳


1997/12/27生まれ     メンバーカラー:ホットピンク
公式ニックネームは「まなかん」「いなばっちょ」。
Juice=Juice2度目の新メンバーとして2018年に加入。
元々はカントリー・ガールズの初期メンバーとして活動していたが、持病の喘息の悪化に伴い卒業。その後故郷の北海道で休養したあと、ソロで活動を再開。様子を見つつ再びパフォーマンスに耐えられると判断され
Juice=Juiceに加入したというハロメンでも特殊な遍歴を辿る人。
4歳から続けているというダンススキルが鬼。現ハロメンでトップクラスで、ライブでも異次元の動きをしている人がいる場合100%この人。
しかしダンスはバキバキだが、本人は色白童顔で低身長、ほっぺぷにぷに、可愛い声に甘い歌声と小動物を連想させ、初代リーダーゆかにゃに続くあざかわの体現者。求められるときっちりぶりっ子芸も見せてくれる。「踊る雪見だいふく」の異名を持つ。
性格は真面目で気遣い屋。カントリー時代桃子PMの右腕として鍛えられたためトーク力もあり、ソロ仕事も地味に多い。北海道研修生を率いて活動していたこともあり、彼女らに対しての愛情が深い。


⚫工藤  由愛(くどう  ゆめ)15歳


2004/9/28生まれ      メンバーカラー:ライトピンク
ニックネームは「ゆめちゃん」「タコちゃん」。
Juice=Juice3度目の新メンバーとして2019年に加入。北海道研修生からの昇格はJuice=Juice初。同年に行われた実力診断テストではダンス賞受賞並びに観客投票2位。
きゅるんとした丸い目に女の子らしい清楚なルックスだが、北海道研修生の教えなのか激烈なタコ推しをアピールしてくる。とにかくタコが大好きでタコバッグやタコTシャツを愛用している。しかし「タコのなにが好きなのか」と問われると「美味しいところ」と答える辺り道産子。ソロフェスでは三つ編みを沢山作るタコヘアーでタコグッズをステージいっぱいに置いて使うという前代未聞かつ未来永劫誰もやらないであろうパフォーマンスで視聴者の度肝を抜いた。
性格は真面目かつ天然ほよほよ。本人は一生懸命説明しているのだが表現が独特なので、彼女の後ろで先輩メンバーが笑いを堪えている様子をよく見かける。色んなことを実直に伝えようとするのでブログが長文になりがち。


⚫松永  里愛(まつなが  りあい)15歳


2005/7/7生まれ     メンバーカラー:ロイヤルブルー
ニックネームは「りあい」「やふぞう」。
Juice=Juice3度目の新メンバーとして2019年に加入。大阪出身の現在最年少。この年の実力診断テストで観客投票1位のベストパフォーマンス賞を受賞した実力者。
大人っぽい容姿と力強く艶っぽい抜群の歌唱力を兼ね備えているため15歳には到底見えない。実力派がひしめき合うJuice=Juiceにおいてソロパートを勝ち取ることも多く、高木→段原と続く次世代は歌姫の呼び声が高い。
しかし本人の性格は元気で明るいイタズラっ子。加入まもないのに先輩に意味不明のLINEをしてみたり、絡みづらい某先輩を盛大にいじってみたり、同期の工藤さんをからかったりと中学生らしさを存分に発揮。ニックネームのやふぞうはブログの冒頭文が由来で、多分挨拶だと思うのだがなにがどうしてやふぞうなのかは彼女しか分からない。ワッフルが好きだという理由から「ワッフルワッフル!」と一昔前どこかで聞いたことのある挨拶をかます。
大阪出身者の特徴なのか、彼女も人のことをよく分からないあだ名で呼びがち。


⚫井上  玲音(いのうえ  れい)19歳


2001/7/17生まれ     メンバーカラー:未定
公式ニックネームは「れいれい」。
2020年加入予定の4度目の新メンバー。2020/3に解散したこぶしファクトリーのメンバーであり、唯一ハロプロに残った人。理由は「歌もダンスもまだまだ満足のいくものではないからハロプロでまだ自分を成長させたい」という大変ストイックなもので、大型新人が過ぎるので既存グループに入るか新グループになるのかずっと注目されていた。
彼女もまた歌って良し踊って良しビジュアル良しの全方位型アイドル。大人っぽいエキゾチック美人で、生で見ると2度見するほどの小顔。首が長くなで肩なのを自分でネタにしている。見た目からクールな印象を持たれがちだが性格は年齢相応の明るい子。こぶしにいた頃は年上メンバーに甘えたり変顔をしたりと最年少らしさをかもし出していた。
一方で非常に負けず嫌いで、何においても完成させてからでないと表に出したくないと本人談。頑張ってるんですアピールなどは一切しない男気のある人。5人になってから始めたアカペラで最も大変なボイパを担当し、今では自分の武器にしている。
ハロプロ内でも人気が高く、れいれいのことが好きだと公言している人が何人もいる。OGの飯窪さんは好きが故に自身のバスツアーに呼び、つばきのあんみぃはとにかくれいれいと仲良くしたいと息巻いているが、本人は迫られるとちょっと引くタイプ。可愛い。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?