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2024年春アニメ1話ざっくりレビュー&暫定順位

春アニメ、豊作すぎて大変大変。血が通いまくってる作品が多くてアニメファンの冥利に尽きます。では下の方から。

35位「Re:Monster」
1話からすでに主人公が嫌い。
同じゴブリンなのに「上下関係ってのを教えてやらねぇとなぁ」とかもうホンマ受け入れられん。
多分俺TUEEEE系なんだろうなと惰性で見ていくんだと思う。

34位「リンカイ」
競馬にしろ競輪にしろ、ギャンブルスポーツのアニメは相当難しいんだなと思った。にしても3Dのクオリティが低く、競輪のスピード感が感じられないし、ガールの可愛さも個人的にはそれほど…。これどこに刺さるんだろう。

33位「喧嘩独学」
韓国の漫画やアニメはやはり苦手。
キャラクターの汚さがどうにも受け入れられず、あとYouTuber題材なのが好みに合わず。
ヒロインが加わってどうなるのかには注目したいけど、このままだと好きになれずじまいだと思う。

32位「HIGHSPEED Étoile」
レースものもアニメ化難しいだろうな…。と思ったら3Dでヌルヌル動くわけでもなく、レース描写も外から映しててレーサーたちの心情があまり描かれなくて実況頼りになってしまっててなんだかなぁってなった。
SCANDALのEDが好みすぎるので、それ目当てで見てる節がある。

31位「声優ラジオのウラオモテ」
百合作品に当てはまるのかな…?
あまり話題になってなかったけど序盤の作画崩壊が面白すぎたのがピークで、あとはソリの合わないもの同士が近づいていくよくある作品。意外性は感じられず、百合としてもときめかず。

30位「神は遊戯に飢えている」
作画が悪いのは仕方ないとして、なんか全体的にデザインが丸くて物語がスッと入ってこない。あと全体的に色彩が変なのが違和感として付きまとう。
色んなゲームをしながら駆け上がっていくという何番煎じですか?って感じだからシンプルに面白くない。
立花日菜さんがパールダイヤモンドってキャラを演じてるのがツボった。どこかのサトノが反応しちゃう。

29位「アイドルマスター シャイニーカラーズ 」
結構下の方だけど別に酷い作品ではなく、上位層が厚すぎるがためにここら辺の順位に。
ただゲームを通ってないからキャラクターの把握に時間がかかってしまうし、楽曲もどうもアイマス系はあまりハマれない。こればっかりは相性だよなーと思ってる。

28位「となりの妖怪さん」
毒と牙を抜いた妖怪ウォッチ。悪くはないけど薄い。

27位「花野井くんと恋の病」
まぁよくある恋愛作品。ざーさんまだまだメインヒロイン張れるのが凄すぎる。

26位「ブルーアーカイブ The Animation」
ゲームやってる前提の作品か〜(ゲームは横スクロール系であまりハマらなかったから辞めてる)。
完全ファン向け作品だからターゲット外なのでしゃーなし。でもOPの完成度が素晴らしく、冒頭めっちゃ楽しみにしてる。

25位「Unnamed Memory」
どうしても濃い作品が集まった春アニメの中では埋もれてしまうよくあるファンタジー作品。どこかぶっ飛んでいて欲しいと思う自分がいる。

24位「アストロノオト」
キャラデザが好みではなく、調べたら「ブルバスター」の人だったので納得。
話は無難に面白いし、レトロタッチな作画も良いのにどうしてもキャラデザが邪魔をしてしまう惜しい作品。飯の作画は中々良いのでそこに期待してる。

23位「ワンルーム、日当たり普通、天使つき。」
ヒロインの作画は良いのに主人公なんか丸くない?
どんどんヒロインが増えていきそうでワタワタしそうなこれからに期待。

22位「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」
シンカリオン初見。主人公モヤる感じなので、そこがどう成長していくかを見守っていきたい。

21位「うる星やつら 第2期」(2クール目)
ギャグ漫画の宿命なのか、それとも飽きが来てしまったのか、面白い回は面白いけれど、くどい回は見ていて苦虫を噛み潰した顔で見てしまう。当たり外れが激しくなってきたなぁ。

20位「オーイ!とんぼ」
原作はかなり前の作品で、要所要所古さはあるけれど、初心者にも分かりやすいゴルフのやり方や見せ方、登場人物の葛藤や、とんぼがそれをほぐしていく様子とかかなり見やすくてかなり面白い。
1クールでどこまで描くのも注目していきたい。

19位「にじよん あにめーしょん2」
2期も5分でゆるっと見れてコンパクトで楽しい1本。
歩夢はなぜかこの作品でポップな狂気が加速する。

18位「じいさんばあさん若返る」
名前だけは知ってたけどアニメで作品自体初見。
若くなってやりたい放題とかではなく、若さに感謝して日々生きていくっていうのがスローライフで素敵でほんわか見れる。
じいさんばあさんがラブラブなので、見てるこちらもドギマギしてしまう。いいぞもっとやれ。

17位「狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF」
オリジナルは全く知らなくて、1話を見る直前にリメイクなんだーと知ったくらいなので実質新作。
2人で進むロードムービーで、毛色は少し違うけれどフリーレンっぽさがあってゆったり見れるので疲れた時の1本に最適。

16位「戦隊大失格」
ヒーローとヴィランの闇を追求するような挑戦的な作品で、マンガの良さがそのままアニメにも繋がっていて、主人公であるヴィランの捻くれ具合がわっかる〜となってるので自分も戦闘員サイドなのかも。

15位「変人のサラダボウル」
異世界から人間界へと逆転生という変わった設定に惹かれ見たけどしっかり面白かった。
小学館の作品だからかコナンの名前をばんばん出すメタさのチートっぷりは中々に面白く、名前を出すだけで面白くなるのは元々のギャグも切れ味が良いからだなぁと思った。

若干攻めすぎなエピソードが序盤から散見される(宗教勧誘、キャバクラ)ので、面白いラインからはみ出さないように最後まで駆け抜けて欲しい。

14位「怪異と乙女と神隠し」
とりあえず性癖全開なところが最初に目が行くけど、ベースはしっかりしたオカルトミステリー作品。
確実におっぱいに目がいっちゃうのはもう逃れられない(申し訳ないことに爆乳すぎは…)ので、それが強調されすぎるとオカルトの良さが薄れていってしまうかも…。

13位「夜のクラゲは泳げない」
現代らしい覆面アーティスト集団というのが斬新で、キャラクターも個性ありつつしっかりとキャラが分かるのも好印象。
何者でもない少女たちが何かに化けるために葛藤し続けるガールミーツガール、ガールズバンドクライと要所要所被ってるところはありつつも、こちらはまっすぐに向かっていく過程を描いていけそうなので期待。 
動画工房の作画はとても素晴らしい。これを週間で拝めるなんて良い時代だなぁ。

12位「ささやくように恋を唄う」
THE・百合。一線もブレることのない百合作品。
これまたガールズバンドクライや夜のクジラと被っているので、音楽要素は弱い気はするけれど、安心して見れそうなのと勘違いから始まる恋、どういう進み方をするのかに期待したい。

11位「怪獣8号」
キャラデザが出た時はヤバいかも…なんて思ってたけれど、いざアニメで見るとちゃんと原作の面白さが滲み出ていて原作ファンとして大満足だった。
元々1話の最後が盛り上がりどころだから、そこでどれだけアニメファンを掴めるかが課題になるかなーと思ったけど割と大丈夫な気がしてきた。
ただOPとED、オシャレなのは良いんだけど怪獣8号の世界に合っているかといわれるとちょっと微妙気がする。そこは残念。

10位「WIND BREAKER」
マガジンめっちゃヤンキーものするなぁと思ってアニメが始まるまでは見てなかったんだけど、これがすげぇ面白かった。
組と組との抗争とかではなく、街を守るためのチームとしてヤンキーっていうのが新鮮で、主人公が見た目にコンプレックスを持って人との関わりを拒んでいるというのもこれまた新鮮で、主人公の心情をほぐして、強くなっていくというのが王道でとても好き。
キャラクターもキャラデザも音楽もとても良くて安心して最後まで見れそう。

9位「夜桜さんちの大作戦」
原作が新章に突入したあたりから少し離れてしまったんだけど、1話の完成度の高さ、まとまりの良さは目を見張るものがあった。
サクッと一家の特性なんかを説明してくれるし、主人公がどういう経緯で一家に入っていくかなんかも分かりやすくて、改めて面白いなぁとなった。
いきものがかりのOPも耳馴染みが良く、日5にピッタリな作品。

8位「ザ・ファブル」
実写版から入ったもんだからアクションの凄さに見惚れてたけれど、原作はギャグの切れ味と殺し屋へのスイッチの切り替え方がカッコよくて、違う良さが醸し出されていて楽しい。
ディズニープラス独占といういつものやつなのが残念だけど、映画を見た人たちがダーッと流れてきてくれればいいな。

7位「終末トレインどこへ行く?」
オリジナルアニメが多い春アニメの終末世界を描くジュブナイルもの。
序盤はコレあかんかもと思ったけれど、退屈な日常から抜け出すために一歩踏み出す1話としてのオーソドックスな形がシンプルで受け入れやすく、今後が気になる作品になった。

6位「この素晴らしい世界に祝福を!3」
やっぱ面白ぇ〜!
1・2期に劇場版と一気に掻っ攫ったけどこんなに面白くて、ギャグの切れ味が鋭い作品があるなんてと驚かされたし、主人公が最高にクズなのに憎めないキャラになってるのもうまいな〜と思った。
3期も変わらず4人でドッタンバッタンちょいすけべ、最後にカズマは痛い目に!この構成が毎回楽しくて出会えて良かった〜と思える作品。
OPもEDも完全続投!これぞこのすばの詰まった3期!

5位「ゆるキャン SEASON3」
このすばに続いて安心安全超ほっこりするゆるキャンの3期。キャンプ行きたくなるよな〜、旅したくなるよな〜って気分にさせてくれるし、その土地に行った気分にもなれるのが好き。
作画は確かに変わったけれど、ポップさ全開でこちらも好みで良き。

4位「ダンジョン飯」(2クール目)
ダンジョンからの脱出を目論むパーティを描く2クール目。
作画も引き続いて素晴らしく、飯の描写も最高。話も続きが気になるし、2クールでどこまで描くか楽しみ。

3位「忘却バッテリー」
これは一本取られた!
こんなにギャグと熱血を混ぜてどちらも面白い作品に出会えるなんて!
記憶喪失の捕手と孤高の天才投手のバッテリーが再生していくという流れが王道と変則を混ぜていて心がくすぐられる。
原作を10巻まで読み込んだんだけど本当に素晴らしく、これ1クールだけで終わるのもったいないぜと心の中で何度も叫んでる。
「ライラック」が最高に青春ソングで、何回目かのミセスすげ〜となった。

2位「響け!ユーフォニアム3」
1年生、2年生としっかり吹奏楽を通して成長してきた久美子たちの集大成、3年生編も変わらず素晴らしい作品だった。
昨年夏にやった特別編のクオリティがピカイチだったから期待大だったけど、それに応えるように人間関係の難しさだったり、音楽が変えるものだったりが表現されていて素敵。
作画も最高で、音楽も最高。声優陣も最高、3年生編、ついに終わりが見えてきてしまったさみしさもあるけれど、彼女たちの物語をしっかりと見届けたい。

1位「ガールズバンドクライ」

ガールズバンドクライ


人生を震わせてくれる作品に出会えた…。
現状を打破するために東京(新川崎)にやってきた少女の反逆の物語。ロックに歌に全て詰め込んで戦うその心意気にもう惚れてしまった。

1話時点では仁奈と桃香さんがメインで登場していて、この2人の個性がこれでもかと発揮されているのもとても良かった。
仁奈はひねくれ少女だけど根は本当に良い子。たくさんウジウジして強くなるんだよーと親目線で見ちゃう。
桃香は姉御肌でかっこよさも余裕もある素敵な女性。もう好みすぎてヤバい。

中指を立てるという事はバッドではあるけれど、この作品においてはカッコ良さにすり替わってるし、ギャグにもなっている不思議。ニッコニコしながら中指立てるシーンは何回でも見れちゃう。

アニメーション面でも革命が起こっていて、3DCGだけれど2Dらしさがあるものになっていて違和感が少なく、コメディタッチな表情や仕草もキャラに合ったものに仕上がっていて、終盤のライブシーンも見応えがあったし、これライブシーンが盛り込まれまくっていったらどうなっちゃうんだ?という特大の期待を寄せてる。

こんな血の通いまくった作品に出会える幸せに浸ってる。彼女たちがどこまで飛躍していくのかが楽しみでしょうがない。あーライブ行きてぇー!!!

総評:中指立ててけ!

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