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2024年夏アニメ1話ざっくりレビュー&暫定順位

夏アニメ、話題作がそこまで無いなと思いつつ見始めたら良い方にも悪い方にも大変なことが起こっていたりして…。

39位『僕の妻は感情がない』
ゲロキモ主人公に速攻で殺意を覚えた。
ロボットが感情をどう持つかというテーマは良いのに…。
キモさがどこまで行くかが気になるので継続視聴。

38位『下の階には澪がいる』
澪のキャラクターがイカれポンチで引いてしまった。
せめて翻訳とかはしっかりしててほしかった。
中国アニメってやはりシリーズものは当たりがごく稀にしか出ないなぁ。1話切り。

37位『新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。』
タイトルまんまのやつ。申し訳ないが1話で十分だなってなった。1話切り。

36位『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』
超珍しい15分アニメ。
悪の方が魔法少女にめっちゃキュンキュンすりゅ〜ってだけだから可もなく不可もなく微妙なライン。
配信とかだと声優さんのトークがあるみたいだけど、原作が完結してないってなったらまぁしゃーなしかなと。

35位『グレンダイザーU』
少し前のロボットもの。
ここ数年は派手なロボットものが多かったからこそ新鮮味が無くて物足りない。2話で切った。

34位『女神のカフェテラス 第2期』
んーやっぱ苦手だなぁ。
好きな下ネタじゃないし、ヒロインもれなくビッチだし、なんかやたらパチモン(声優陣強っ)が出てきたしで茶番を見てるかのよう。
作業しながら見るには十分なクオリティかも。

33位『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』
ベッタベタベタベタ。

32位『この世界は不完全すぎる』
ゲームの世界にデバッグに来た人とNPCの冒険という変わった題材自体は面白いんだけど、いかんせん作画が悪いのと、表現の仕方が原作準拠ならしょうがないとしても中々にキモいのが難あり。
長い目で見ればどこかで逆転はありそうなので継続視聴。

31位『ばいばい、アース』
専門用語の連発&フワッと流される世界観と独自色が強い割には既視感のある不思議な作品。
これまた作画も微妙なんだよなぁ。

30位『異世界失格』
太宰治も墓から這い上がってきてしまうレベルで太宰っぽい人が異世界でドヤァってするだけの話。
基本的には周りの獣娘や従者が助けてくれるので、太宰っぽい人が何するかを期待してた身からすると一体どう楽しめと。
神谷さんのイケボが命綱です。

29位『魔道具師ダリヤはうつむかない』
北のお国が関わっていたというところで少し話題になっていたけれど、転生ものとしてはそこまで怪訝な表情をして見るものではないにしても、特徴が無さすぎて何をモチベに見ればいいのか。
錬成するものも日用品でどう役立ってるかの描写も薄すぎる。
作画があまり良くないのもなぁ…。

28位『狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』(2クール目)
これなんで2クール目やるぞ!ってなったんだろう。
ロレンスがドヤったと思ったら騙されて、ホロが頬を赤らめて煽ってくる話ばかりで飽きがきたからそろそろもうひと展開が欲しいところ。

27位『魔王軍最強の魔術師は人間だった』
可もなく不可もなくって感じだけどマイナスなところがそこまで見当たらないのでこの順位で。

26位『キン肉マン 完全超人始祖編』
初見で行くのはまずかったので過去シリーズを復習して戻ってきます。

25位『恋は双子で割り切れない』
AパートとBパートで姉と妹と幼馴染の恋模様を描くという珍しい構成。
タイトルはそのままで思春期の葛藤ってやつなんだろうけど、どいつもこいつも発言があやふやで遠回りでくどくてハッキリしなさいと言いたくなる案件。
姉の行動がサッパリだったのでこれは2話以降ヤバくなるぞ〜ってなってる(実際なった)。

24位『先輩はおとこのこ』
題材はとても良いし、描き方自体もとても良いので内容は今後も期待したい。
ただ作画面が本当に難ありで、節約のためかしらないけどデフォルメ絵のシーンがたまにじゃなくて高頻度で挟まれて、シリアスなシーンとかでもそれをやってお茶を濁してくるので非常に腹立つ。
アニメでしか出来ないことをやるのがアニメだろうと強く思ってしまったので厳し目に。

23位『戦国妖狐 千魔混沌編』
前作がハマらずだったけど、花田先生だしという事で続投したけどやっぱり何か一つ盛り上がらないシリーズ。
前作より不快度は減ったけど無味無臭。

22位『杖と剣のウィストリア』
マッシュルとブラクロを見て育ってきたからこの作品の強みが全く見えない。
マッシュルのコメディ全開な感じには遠く及ばず、かといってブラクロほど熱くなれるストーリーでもない、なんかやたらと主人公が卑下されるし、主人公自身も自分を下に見てるしでなんなんじゃこりゃとなってる。
作画が抜群に良いのがもったいない。

21位『義妹生活』
テーマ的には重いものを扱ってるんだろうけど、テンポは悪いわ、会話が遠回しだわでシンプルに楽しめない。
テンションが低空飛行の作品なんて同じテンションでしか楽しめないよ。作画が良いのがなぁチクショー。

20位『真夜中ぱんチ』
YouTuberが題材の作品がたくさん増えてきているけれど、YouTuberのノリがどうにも苦手だから、同じチャンネルのメンバー同士のいざこざとかリアルでも頻発してて勝手にしてなって思うから今作も同じ感想に行き着く。
ヴァンパイアが絡むという割にはそのヴァンパイアに突飛な行動をさせて再生回数を稼ぐという数字に取り憑かれてるな〜ってなった。
はさみさんのEDは非常に好みだし、P.A.WORKSだから作画は安心安全。今後の逆転に少しだけ期待。

19位『2.5次元の誘惑』
コスプレをメインに据えた作品って珍しいよなと連載開始当初から見ていてのアニメで、しっかり再現できていて良いアニメだなと思った。
ただ全体的にリアクションがオーバーのせいか胃もたれしてしまうのが玉にキズ。

18位『ATRI -My Dear Moments-』
まさにギャルゲーってこんな感じっていうイメージ通りの作品。これからどうなっていくのか期待。

17位『菜なれ花なれ』
結構期待してたんすけどねぇ…。
日常アニメっちゃ日常アニメなんだけど、パルクール要素が入ってきたり、YouTuber要素(地味に真夜中ぱんチと被ってたり)があったり、かと思いきやチアやってる子がメインで悩みを抱えてたり、要素詰め詰めすぎて1話はあまり乗れなかったかな…。
なんとか逆転してくれ。

16位『夜桜さんちの大作戦』(2クール目)
コンパクトに面白いんだけど盛り上がり所を見失ってる感があるのはちょっと寂しい。
円盤売り上げが芳しくないのも拍車をかけてしまってるよなぁ…。

15位『<物語> シリーズ オフ&モンスターシーズン』
傷物語が結構好みのシリーズだったから今作も他の物語シリーズを予習してから見たけれど、これ1話1話だと中々に困惑させられるなぁ、それ込みで引き込まれるなぁとはなった。

14位『SHY 東京奪還編』
クオリティ自体は1期から安定してる。
キャラもある程度覚えていたのでしっかり見れる。
あとは戦闘シーンで盛り上がってくれれば。

13位『ラーメン赤猫』
ちょい独特なアニメーションから繰り広げられる日常猫アニメ。ほっこりしますなぁ。
こういうほのぼのした作品は必須だと夏アニメシーズンは特に思う。

12位『ダンジョンの中の人』
ダンジョンの裏側に冒険者が運営側として携わるというアイデア捻ってるなぁ〜と楽しく見てる。
作画がちと物足りないのが惜しいけれど、内容が良いので1クールしっかり楽しめると思いたい。

11位『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』
身バレならぬストゼロガン飲み下ネタぶち込みまくりと素性バレで一気にブレイクしていくVTuberのコメディ作品で1話は楽しめた。
"1話は楽しめた"←こことても大事
1話がピークで2話以降は話の広がりが無さそうで失速していくのが目に見えるのが悲しい所だけど、作画はとても良いから低空飛行でも良いからなんとか持って欲しい。

10位『擬似ハーレム』
早見沙織さんと岡本信彦さん大盤振る舞いの演技力大合戦作品で、タイトルからは想像できないコメディ&胸キュンもので想像以上に面白かった。
変幻自在の早見沙織さんにはときめきっぱなしで、ツンデレ岡本信彦さんという珍しいものもあって最高。
ただ作画ァ!気になるところが多すぎて本当にもったいない。
作画が抜群に良ければもっと評価される作品だと思うのになぁと悔しいところ。
バリエーション豊富、シチュエーション豊富で楽しい作品。

9位『僕のヒーローアカデミア 第7期』(2クール目)
高クオリティをキープし続けるボンズには脱帽もんですわ…。

8位『天穂のサクナヒメ』
ゲームが本当にタメになる農業ものだったので、アニメ版は違うアプローチで来るのかなと思ったら、しっかり冒険ものにシフトチェンジしてなるほどなってなった。
夏アニメ3本制作のP.A.WORKSの中でも一番面白かった。ゲームシナリオがどこまで影響しているのかどうかに期待と不安を抱えながら見る。

7位『しかのこのこのここしたんたん』
放送前に一番盛り上がってたのはこの作品だったよなぁと思ったら本編もしっかり頭のおかしい作品で安心した。
突然の鹿に鹿少女に本当に謎ばっかりだけど、知らん間に笑ってるので製作陣の思うツボ。
WIT STUDIO、何故これを請け負ったんだ…(歓喜)
イントロのぬんっが妙にクセになる。

6位『時々ボソっとロシア語でデレる隣のアーリャさん』
これは上坂すみれさんが強すぎるわぁ。
ロシア語が流暢だから可愛さがダイレクトに伝わってくるし、フェチがこれまたブッ刺さるからこれは歓喜ものだった。
シンプルに恋愛作品のもどかしさとかも良い塩梅なので、恋愛アニメの多い今期の中では面白い方に入る作品。
ただこのノリが1クール持つのかというところだけはどうしても気になるところ。頑張れ!

5位『小市民シリーズ』
「氷菓」っぽい作品らしいけどそちらを見たことないので新鮮な気持ちで楽しんでる。
ミステリーというよりかは日常のモヤモヤや謎解きをゆるっとヌルッとやっていく感じで、掛け合いは不思議なものがありつつも、なんてことない日常が好きな身としては割と楽しめてる。
堂島のキャラはあまり好きじゃないかも。
作画がとても滑らかで見やすいのも素晴らしく、シャレオツ全開で好みは分かれそうだけど結構好き。

4位『逃げ上手の若君』
Clover WorksすげぇぇってOPからなった。
なんつー描き込みの量、躍動感、キャラの表情、そこに原作の面白さと奇怪さが加わって、歴史ものが好きだから原作とはまた違った良さを醸し出すアニメ版は本当に最高。
逃げで天下を取りに行く、そして仲間を作り育っていくという王道展開がこれまた刺さる。
毎週楽しみや〜。

3位『異世界スーサイド・スクワッド』
日本アニメでついにスースクが作られる時が来るとは…!
そして天野先生がキャラデザでWIT STUDIOが製作とはなんで豪華な…。
独房にぶち込まれたスースクの面々が異世界に飛ばされるとどうなるのかという事だったけど、結果的にはやっぱスースク強いわってところに落ち着いてちゃんと面白かった。
やっぱハーレイがめちゃんこ可愛く描かれているのは素晴らしく、実写スースク2本がいい具合に混ざり合った感じでキャラが活躍するのも良いねってなってる。
懸念点としては異世界に行かなくても良かったのでは…?というところだけどクオリティも高いので1クールがっつりスースクに浸からせていただく。

2位『推しの子 第2期』
これまた意図せずタイムリーなタイミングで放送されてるからこそ作品のエグみが押し出されてて最高。
舞台編と新たなステージで繰り広げられる役者としての生き様を提示するストーリーはアクションものとはまた違った熱があって惹き込まれる。
動画工房が手がけるアニメーションの煌びやかさも本当に素晴らしく、声優陣の命の吹き込みもこれまた素晴らしい。
1話ラストシーンは鳥肌立ちまくった。現実とはまた違うルートへと進もうとしてる。すごいよ推しの子。

1位『負けヒロインが多すぎる!』

負けヒロインが多すぎる!


夏アニメ1話1位は間違いなくこの作品。
夏だからこそこういう青春モノが見たかったんだー!と言わんばかりの爽やかさと、負けヒロインになってしまった八奈見の悔しそうなところだったり、吹っ切れて笑ってるところだったりが等身大の、学生ならではの美しいものがあって本当にキュンとした。

温水くんの的確なツッコミかつ八奈見に振り回される様子もとっても良くて、恋愛作品だけどこのまま恋愛に発展しそうでしないラインを突き詰めていってほしい。
負けヒロインたち、1話目では八奈見のキュートさとちくわ丸かじりでハート掴まれた。
ここからヒロインたちがどうなっていくのかも込みで楽しみすぎる1本。

EDが「LOVE2000」なのも激アツすぎる。時代を超えて青春ソングが彩ってくれるってのも粋だわ〜ってなってる。

簡単総評:上位、特に「負けヒロインが多すぎる!」は素晴らしく、しっかりと面白い作品もある。
ただ半分以上は微妙か駄作のラインで、1話2話できる作品がちょこちょこあるのも個人的には珍しいかも。
春アニメの余韻(ガルクラ、ユーフォ3、忘却、ダンジョン飯etc…)が強すぎるのかも。

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