馬券で勝つために
秋G1が始まり2024のレースも残り3ヶ月となりました。
みなさま馬券の調子はいかがでしょうか?
馬券で勝つためにはどうすれば良いのか、改めて考えてみたいとお思います。
今回は当たり前に思えるが見落としがちなポイント
ぼくが、根本的な馬券の解釈を見直して回収率が大幅上昇した経験を共有、備忘録として残したいと思います。
勝てている人はブラウザバックで大丈夫です。
マイナス収支の人、今から競馬を始めようと思っている人に向けて、
【競馬とは何なのか】【馬券のカラクリ】をお話ししていきます。
特に、全く的中しない人は根本的な思考法の間違いがあるため、これを読んで予想する際の手順を今一度見直すことをおすすめします。
ぼく自身、思考の罠にハマり回収率(払い戻し金額/購入金額)が20%まで落ちた時期がありました。
1番人気を買ってもハズレ、一流ジョッキーから買ってもハズレ、予想家に乗っても一発大穴を狙ってみてもダメ。自分が買った時だけ馬が来ないようなレースばかりで心が折れ一時期競馬から離れていました。
しかし、その挫折を通じて競馬に対する思い込みや、ネット情報の普及による認知の歪みに気づきました。そして、徐々に自分の予想に軸を持つことができるようになりました。
今回は具体的な馬券理論に入る前に、まず知っておいて欲しい大切なポイントをお話ししようと思います。
競馬とは
簡単に言うと、サラブレッドが騎手を乗せて走り、ゴールまでの速さを競う競技です。
そして「サラブレッド」という言葉が示すように、強く速い馬の血統が代々受け継がれているわけです。
しかし、そんな優れた血統でも未勝利戦も勝てずに引退してしまう馬がいる理由について考えたことはあるでしょうか?
ネット掲示板では「馬が弱いだけ」という辛辣な意見をよく目にしますが、これは一面的な見方でしかありません。実際、馬には個体差はありますが、それぞれに強みと弱みがあります。
そして、日本の競馬において弱いとされる馬は、絶対的なトップスピードが足りていないことなのです。
トップスピードの重要性とは、近年の日本の芝コースの特徴にも関係しています。その証拠に、有名な調教師もセリの場では、父系だけでなく、スピード重視の牝系を持つ馬を好むと話していました。
今の日本の芝レースで強い馬というのは、
絶対的なトップスピードに優れた馬だということを、ぜひ覚えておいてください。
馬券のカラクリ
競馬で最も重要なのは、
馬券の買い方、つまり買い目の選び方です。
最初は「複勝で手堅く行こう」と思っても、予想を進めるうちに気がつけば3連単を買ってしまっている…そんな経験はありませんか?
ぼくも、負け続けていた頃はまさにこの状態でした。高配当や一攫千金のロマンを追いかけたくなる気持ちはわかりますが、長期的に勝ちたいのであれば、三連単はあまりおすすめしません。
YouTubeなどで100万円の払い戻し!といった動画を見かけることもありますが、賭け金を見てみましょう。10万円、20万円下手をすれば50万円賭けていたりします。これだと単勝5倍程度を当てたのと同じことでしかないのです。
ちなみに、3連単の配当中央値は約3万円(100円で300倍)です。つまり、3連単で各3400円賭ける必要があります。YouTube等の活動をしていれば問題ないかもしれませんが、普通に馬券を買う人には現実的ではありません。これに気づくだけでも、馬券の買い方は大きく変わるはずです。
次に、意外と知られていない控除率について説明します。馬券には以下の4種類の控除率があり、
単勝 複勝 20%
馬連 枠連 ワイド 22.5%
馬単 三連複 25%
三連単 27.5%
全馬券購入者の総購入額から20%〜27.5%が控除され、最大で7.5%もの差があります。
例えば、年間で50万円を賭けた場合、
単勝のみを買っている人は約40万円、3連単を買っている人は約36万2500円の払い戻しになり、最初から約4万円もの差が生じることになります。
この話をすると、単勝は1着を当てないといけない、3連単なら買い目を広げられる。と言う人がいますがこれは本当に正しいのでしょうか?
僕は正しいとは思いません。
買い目を広げることは、単勝でも可能です。
例えば、単勝とその馬からの馬連やワイドを流すことで、効率的かつ自分の予想に基づいた買い方ができるはずです。
このような馬券構築が何より大切になってくるわけですが、初めての記事にしては長くなってしまったので、より具体的な方法は次の記事で書きたいと思います。
最後に
昨今の競馬界の馬の強さの基準と、
馬券の種類と控除率についてお話ししました。
推論も含め書きましたが、ぼくの考えが全て正しいわけではありません。
この記事を読んで自分なりに感じたことから、
もう一度馬券について考え直してみて欲しいのです。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。