プライオボールエクササイズの目的や効果
プロアマ問わず、プライオボールドリルを取り入れる選手や指導者が増えてきています。明確な目的を持って取り入れる人もいれば、流行っているから取り入れるような人もいると思います。ここでは、私がどのような目的で取り組んでいるか、そして、考えられる効果を説明します。
プライオボールとは、中に砂の入ったボール、サンドボールです。正直DRIVELINEのものでなくても良いと思います。DRIVELINEのプライオボールに関してはいえば、100g,150g,225g,450g,1000g,2000gと重さが色ごとに異なります。基本的には、このボールを壁やネットに向かって投げていきます。
こちら、私が取り組んでいるドリルとなります。
ドリルの種類で言うとこれ以外にもまだまだあって、私もこの動画以外のものを入れたりしています。
私はプライオボールドリルを投げる前にかならず行います。大きな理由としては2つあります。
1つ目は
肩を早く作るため
です。
言い換えると、球数をできるだけ抑えてキャッチボールやピッチングに入るためです。
出来るだけ球数は少ない方が肩肘の故障率も下がります。故障を未然に防ぐには日頃から球数を管理する必要があります。チーム状況等で仕方なく130球完投した、◯連投になったなどのしょうがない部分がありますが、日頃の練習やウォーミングアップ段階のキャッチボールなどは管理出来る部分です。
そこで、役に立つのがプライオボールです。
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