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導入事例:在宅でできる仕事の幅が広がって効率アップ


2020年1月から「どこでデスクトップ」をご利用いただいている有限会社アット・ライン・サービスの大森様に、「どこでもデスクトップを選んだ理由」「在宅ワークの課題や改善方法」などについて今回お話をうかがいました。


有限会社アット・ライン・サービスってどんな会社?


メインの業務は、インターネット回線とQRコード決済サービスの取次です。
インターネット回線の取次は、会社設立からしているので16年目になります。不動産会社のご紹介で、大学生の入居者さんが主なお客様です。
QRコード決済サービスの取次は、お店がQRコード決済を導入する際の申し込み書のやりとりなどをお手伝いしています。

「どこでもデスクトップ」を利用している業務は?


QRコード決済を導入する申し込みのやりとりに、在宅ワーカーが使っています。全員業務委託で、現在10人ぐらいいます。
QRコード決済事業者に申し込み書を送ったりする際は、個人情報を扱うことになりま
す。在宅ワーカーに個人情報をお願いするのはリスクが高いので、「どこでもデスクトップ」を利用しています。
もともと在宅ワーカーにはテレアポのみお願いしていたのですが、在宅の仕事の幅を広げたいと思い、いいツールがないか探していたところ、ドコデモさんを見つけました。
在宅でも扱える商材がどんどん増えて、ちゃんと費用対効果が高いものがあれば、在宅ワーカーを増やしたいと考えています。そのほうが売上も上がり、費用も抑えられるので。

「どこでもデスクトップ」を入れてよかったことは?


一番は、在宅ワーカーでも個人情報を扱えるようになったことですね。やはり、会社としては、個人のパソコンに情報が残るということは避けなければいけません。
「どこでもデスクトップ」を入れる前は、営業の社員が会社に戻ってきて入力作業をしていました。その時間が削減できたので、営業は新規顧客の獲得に集中できるようになったのも、導入してよかったことです。

「どこでもデスクトップ」を選んだ理由


Googleの「Chrome リモートデスクトップ」は、セキュリティにやや不安があり、個人情報を扱えないなと判断しました。どこかにパソコンを用意して、24時間つけとか
ないといけないのも、弊社には合いませんでした。
また、1台のハイスペックPCを用意して仮想サーバーを作るという案もありました。30万円できるということでしたが、今後台数が増えるかもしれないことや導入に1ヶ月程度かかるということで、弊社に合わなかったですね。
「どこでもデスクトップ」は使い勝手がよくて、かつ安く導入できるところもよかったですが、何より「パソコンを準備しなくていい」という部分が一番助かりました。
個人情報は「どこでもデスクトップ」に溜まったとしても、解約すれば情報が消えるという点も、安心して利用できると思いました。

ドコデモ以外に在宅ワークで使っているサービスは?


チャットワーク、LINE、タイムツリー、Googleのスプレッドシート、キントーン、セールスクラウド、ミートインなどいろいろありますね。
チャットワークは主に在宅ワーカーへの指示出しとやりとり、タイムツリーはテレアポでアポイントが取れたときのやりとり、キントーンは申し込み管理という形で使っています。あと、セールスクラウドはテレアポの管理、ミートインは面談や商談のシステムとして使っています。

在宅ワークの難しさは「サポートと評価のしづらさ」


テレアポに関しては、2つあります。
一つは、わからないことがあるとき、こちらが明確な指示出しをしにくいこと。対面だと、わからないところがあればすぐサポートできるんですが、在宅だとそれができないです。
もう一つは、在宅ワーカーは時給制にしているのですが、その費用対効果の判断がしにくいことです。
結果が出る人はすぐ信用につながりますが、やっているのに結果が出ない人と、やっているように見せてる人との区別が難しいです。「見えない部分をどこまで信用するのか?」という線引きが問題ですね。
電話の件数は把握できますが、働く姿が見えないので、やる気があるのかどうか、なかなかわからないです。じつはログインしてるだけかもしれませんし、「午前中やってました」と言われても、こちらは何をやっているのか結局わからないです。掛け持ちで仕事をしている可能性もゼロではないです。
商品に対する理解の早さも、人によって違いがあって、商品知識がなくていつまで経っても始められない人や、一日中質問ばかりしてくる人もいます。
現状、1時間あたりの電話件数が基準を満たしていなければ、一旦通達して、改善がなければ辞めてもらうというのをルールにしています。

業務委託の在宅ワーカーはどうやって管理する?


在宅ワーカーの中にリーダーを1人立てていて、日報の作成や採用面接などもその人にやってもらっています。また、電話内容は文字で残していて、リーダーが書類にして、分析したりもしています。そこから、どんどん改善していきました。私は、リーダー以外の人とは一度も会ったことがないんです。チャットワークやミートインで面談はしています。遠い方だと沖縄や海外在住の人もいます。

在宅ワークはやっぱり働きやすい?


働く時間も、とても柔軟にしていて、テレアポできる時間帯なら本人が希望する時にに働くことができます。主婦の方も多くて、「子供が学校に行ったのでやります」とか「子供が帰ってきたので終了します」とか。
始めて1年ほど経ちますが、なるべく費用をかけないようにいろいろと試行錯誤をして、だんだんやり方が固まってきたという感じです。在宅ワーカーにとっては働きやすい環境ですし、弊社としてもそこまで費用がかからないので助かっています。
ただ、コロナがなければ、もうちょっと売上はよかったです。テレアポをする先がお休みなので、在宅のテレアポも少しお休みしていただいたこともありました。

在宅ワーカーのお給料は?


成果を出している人の時給はどんどん上げています。この間、100円上がった人もいます。在宅で一番高い人はリーダーで時給1200円です。20日稼働すれば普通のパートよりいいお給料だと思います。
最終的にはリーダーが、在宅ワーカーをまとめてどれぐらい利益を出せるかを評価して、リーダーとしてのモチベーションも作っていこうかなと考えています。今そこを構築しているところです。

それでも社員が在宅ワークできない理由


インターネットの取次業務が、在宅でできる仕事内容ではないということですね。申し込みには、セキュリティーが強いシステムを使っていて、会社のパソコンでしかできません。他のパソコンにも入れられない設定で、会社のパソコンにログインしないと、お客様情報や申し込み情報の入力ができないのです。お客さんと話をするとなると、商品説明などで1時間は話します。クラウドIP電話を入れているので、会社の外でも電話はできますが、外からだと申し込み情報が入れられないし、工事日も取得できなくて、さらにお客さんを待たせてしまいます。
すると、せっかく不動産屋さんに紹介してもらったのに、スムーズに進まないせいで、クレームにつながってしまいます。
また、商品を覚えることも、なかなか難しいです。社内にいれば、わからないことがあってもすぐに詳しい人が回答できます。でも、お客さんは待ってくれないので、「折り返します」と言ったらもう出てくれない人は多いですね。だから、一回つながった電話で、パソコン見ながら工事日まで取得しちゃうんです。このチャンスを逃すと、お客様は他の会社で申し込みしてしまいます。また、弊社は一商材あたり一人を専任としているので、何かわからないことがあったとき、すぐ質問できるようにするには、交代制でリモートワークにするのも難しかったのです。


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https://docodemo.info/

会社概要
企業名:有限会社アット・ライン・サービス
事業内容:主にインターネット回線とQRコード決済サービスの取次を行う
設立:平成16年9月
資本金:7,000,000円
従業員数:15名(アルバイト含む、20●●年●月1日現在)
本社所在地:東京都北区赤羽1-52-7 増渕ビル4F
URL:http://www.atline.co.jp

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