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バイオハザード2

私にとっての「プレステの思い出」となると「バイオハザード2」である。
遅ればせながらプレステを購入。「バイオハザード」がやってみたくて買ったようなものだ。2が出てしばらくたった頃だろうか、世間の評価では2の方が「やりやすい」だったような記憶がある。

今度の週末にでもじっくりやろうかと思っていると、古くからの友人Kから電話。当時Kは仕事の都合で関西在住だった。週末に実家に帰ってくるらしい。ゲーセンでちょこちょこ遊んでいた仲でもあったので「週末にバイオハザードやるけど来る?」と誘うとノリノリでOK。なんなら気分を出そうと週末の夜中に我が家に来ることとなった。

お互いの近況報告もそこそこに「深夜のバイオハザード大会」がスタート。
なんならと部屋の電気も消してみる。思ったよりも恐怖感が増してなかなかよい。ワーキャー言いながらいい大人が夜中に何をやってんだか…。

やったことのある方ならわかると思うのだが、最初の方にゾンビなどの敵キャラをやっつけながら警察署に入る。で、まずは警察署の内部をいろいろとまわっていく。ドアを開けると次のシーンになるわけなのだが、ドアを開ける直前に窓の外で何かの影がフッと通り過ぎていく。

私「間違いなくなんかでてくるやつだよなこれ」
K「気のせいだろ」
私「絶対なんか出るだろ。強いやつがでてくるやつだろ」
K「いいから行けよ」 私「やだよ」
K「行けよ」 私「断る」
K「行かなきゃゲームが始まらねえだろうが!」
私「戻る」

以下押し問答が10分ほど続く。「戻る」と言ったところでもちろんゲームが先に進むわけもなく、仕方なくしぶしぶドアを開ける。
四つんばいの舌のながーい気色悪いやつがいる。

私「ほら出たじゃねえかよ!どうしてくれんだよ」
K「やっつけりゃいいだろ、そういうゲームなんだから」

実際のところ最初の方なのでさして強いキャラでもなかったんだが、真っ暗にして気分を高めたのもあってか二人かなり盛り上がっていたよなあ。

大した話でもないんだけれどもこれが一番の「プレステの思い出」だな。
なんでか分からんがとても楽しかったんだよなあ。


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