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(秘話)「ドボクのラジオ」誕生まで

はじめに

ドボクのラジオが始まって丸4年。最初は、まさかこんなに続くとは思ってもいませんでした。どういう経緯でこの番組が誕生したのかについて、リスナーの皆さま向けにお話しいたします。

個人的な経緯

私(蛎殻町の松)は、一般社団法人中央区観光協会が主催する「中央区観光検定」に所定の成績で合格し、協会に登録した「中央区観光協会特派員」の名称でボランティア活動をしております。特派員になると、中央エフエムの昼の帯番組「Hello! Radio City」の「大好き!中央区」というコーナーに、年に1~2度くらい出演する機会があります。これが中央エフエムとの出会いでした。2018年夏のことです。当時、中央区に本社を置く建設コンサルタントの広報担当をしていた私は、区内で行う各種のイベントについても「Hello! Radio City」で情報提供をさせていただけるようになり、ドボクに関する話題を生放送で何度か話しておりました。そして話題提供の実績を買われ、「ドボクの番組をやってみないか」と声をかけていただきました。2018年の年末のことです。

土木学会と一緒に

年が明けて2019年、単独企業がスポンサーの番組では厳しいと考え、公益社団法人土木学会の土木広報センターに声をかけました。土木学会は、東日本大震災の復旧・復興に土木が多大なる貢献をしながらもそれが社会的にほとんど評価されていないことの反省に立ち、2013年7月に「土木広報アクションプラン」を公表し、広報を活性化していくこととしていました。このような背景があったことから、中央エフエム、土木学会、建設技術研究所の三者のタッグにより、番組をスタートすることになりました。

番組の企画から放送開始まで

土木学会も私の会社も、番組を定期的に放送するなんてことは初めての経験でしたから、ゼロからのスタートです。2019年5月1日(令和元年の最初の日)に放送をスタートすることを決めてから、番組のタイトル決め、役割分担、費用の決定、契約書締結、ゲストのブッキング、台本の作成、BGMの制作、スポンサーCMや番宣CMの制作などを行いました。番組タイトルはずいぶん悩み、「ドボク de 中央区」「華のお江戸のドボクの話」など今考えれば笑える候補もありましたが、結果として「ドボクのラジオ」というとてもストレートでスマートな名前に落ち着いたと思います。

先輩格の番組 渋谷のラジオ「渋谷の工事」

当時、渋谷のラジオ「渋谷の工事」という、金曜朝9時からの生放送の人気番組があり、土木学会の関係者も何度も出演させていただいておりました。ドボクのラジオは同ジャンルの番組として後輩にあたるので、番組開始のご挨拶を「渋谷の工事」(2019年5月24日(金)放送)でさせていただきました。
https://note.com/shiburadi/n/n82831daf55c5?magazine_key=m4129bfa48ca1
ドボクのラジオでも「渋谷の工事」の名パーソナリティ・外山田洋氏をゲストに迎えた放送回(2019年7月24日(水)放送)を設けました。
https://youtu.be/HBMygrX6fSI

2023年度もよろしくお願いします

2023年5月3日(水)の放送で、番組は5年目に突入します。市民の皆さまに「気づき」と「オドロキ」をお届けできるよう、楽しい番組づくりに努めてまいります。継続は力なり。どうぞよろしくお願いいたします。 

文:蛎殻町の松
ラジオと音楽とお酒が好き。三代続くドボク一家。「ドボクのラジオ」創設メンバーのひとり。