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ドボクのラジオ 第232回 tonkanから広がる輪

2023年11月8日(水)放送 
ゲスト:影澤玲奈さん、皆川慶伍さん
ナビゲーター:JUMI 
案内役:蛎殻町の松

今年は「担い手」をキーワードの一つとして、複数の学生の皆さんに声をかけました。学校で勉強中の若い皆さんの思いを聞ける機会は多くないので、貴重な機会です。
5ヶ月ほど前、2023年6月7日の放送回で、長嶋哲夫さんから建築土木カフェ「tonkan」のお話を伺いました。東京に続いて、大阪と名古屋にも開店したそうです。今回は、TONKAN TOKYOを運営する影澤玲奈さん(代表)、皆川慶伍さん(副代表)にお越しいただきました。
スタジオに入るまでは「緊張するー!」と言っていた2人でしたが、収録が始まるととても落ち着いて話していました。以前打合せでTONKAN TOKYOを訪れたときに、多くの学生さんたちが活発にコミュニケーションしている姿を見ました。話すということに日頃から慣れているのかもしれません。

収録では話が盛り上がって時間が足りなくなってしまい、台本に書いてあった内容を一部カットしました。とてもいい言葉を用意してくれていたので、ここに掲載します。

【質問】影澤さんと皆川さんはそれぞれ建築と土木の勉強をしていらっしゃいますが、どんなものが「美しいもの」であると感じますか?
【影澤さん】人が集まる物や場所です。好みではないのに、大勢が納得させられる造形だからこそ「美しい」と言われ、人が集まると思うので、多くの人を惹きつける場所や物に美しさを感じます。
【皆川さん】よく目を凝らさないと発見できないような工夫が多く凝らされている構造物はやはり「美しい」と感じます。橋梁や道路などの土木構造物にもそういった小さいけれど、確実に人々が利用しやすいように設計されている箇所が多く存在していると思います。それを見つけた時は美しい物を見たなと嬉しくなります。

【放送回の音源や写真など】
番組HP
http://doboradi.jsce.or.jp/2023/11/09/b-275/
YouTube
https://youtu.be/oJAME6y92h8?si=SQ4wk6LXjHHIVOFt

文:蛎殻町の松
ラジオと音楽とお酒が好き。三代続くドボク一家。「ドボクのラジオ」創設メンバーのひとり。