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季節外れの餅つき

朝の9時から季節外れの餅つき。何故今、餅つきなん?と訝しく思う方もいるだろう。

が、さして特段の理由はない。強いて理由を挙げれば、在庫が無くなったからと理由にならない理由。バカみたいでしょう。更に言うならば、5kgの餅米が精米して日が経つので早いとこ使ってしまおう!という焦りにも似た感情。加えて、今この時期は「旧正月」という取って付けた言い訳も加わるからヤバイ。

そんな訳で故郷では旧正月を祝っているであろう知り合いの外国人二人にもお裾分けした。ベトナム人女性と韓国人男性。前者は妻の知り合い、後者はオイラの知り合い。

ただ、心配なのは日本の餅が、餡子の味付けが、ヨモギ餅が果たして口に合うだろうかという一点。この行為が好意でなく悪意に受け取られんかと杞憂もしたが、気持ちは伝わるじゃろうといつもの極楽とんぼ。餡子は既製品でなく、自家製。ただ、甘みは控えめなんでそこが心配。ただ、二人とも日本語はペラペラだし、字も書けるから口頭説明でほぼ心配はない。

しかし、である。何故か「旧正月」に拘ったオイラはグーグル翻訳韓国語にしてそれを紙に手書きでコピペした。文字というより記号みたいなハングルは意外と面白そう。パターンを覚えれば少しは習得できるような気がする。が、それは大いなる誤解のような気もする。外国語の習得はそんなヤワナ気持ちじゃあ・・・。未だに英語は足踏み状態なんじゃから。隣の芝は青い!ってことじゃろう。グーグルのお陰で見様見真似の稚拙なハングル文字(飛んだり跳ねたり踊ったり)の手紙が完成した。ただ残念なのは、誤字脱字があってもまったくどこが、何を間違えているのか全く認知不能なの事。よって、ままよ!と腹を括って餅と一緒に渡した。

家にもハングル文字が入ったマグカップが一つある。息子がソウルのスタバで買って来たもの。

前日、妻はゴルフに出掛けた。その際、お世話になって方にも餅をお裾分けした。妻の口癖の一つが「独り占めはいけん」。その結果、搗いた量の割には餅の在庫が少ない。でもまぁ、無くなったら又搗きゃあええか!?

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