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皐月賞2024

中山最終週、なおかつ前開催は重馬場で
右回りBコース使用も芝はボコボコ
金曜の雨もあり馬場状態の見定めが重要
今週の春の陽気でどこまで乾いてくるか

土日の中山2000m以上のレースの展開や馬場を踏まえて精査したい

どちらも1勝クラスで基本前々の競馬が有利
土曜の結果だけで判断するのはどうか

(土)7R4歳上1勝・2200m 2:16.5
(土)9R山藤賞・2000m 2:01.1

(日)8R野島崎特別・2000m

今年はハイレベルな牝馬戦線からレガレイラが
参戦で混戦模様もする3歳牡馬戦線
年明けから京都、阪神、中山と馬場の良くない
コンディションが続いている分
近走内容と今回の馬場との関連性がどうか
より一層難解なレースになりそうで、もう大変

スタートとゴール前の急坂で
逃げ馬にはキツいコース
4度のコーナーで加速のタイミングも重要

①サンライズジパング 菅原明57.0

○中山経験
△弥生賞の一頓挫・最内枠・関東輸送・右回り

ホープフルS・中山20③2:00.6
スタート出していき先行3番手
やや抑えながらポジ5番手の向正面
残り400m手前から外目追い出し⑮はねのける
直線ガシ追いで勝ち馬と併せの形にするも
あっという間に交わされ2.3/4差つけられて3着

若駒S・京都20①2:02.8
小頭数7頭立て
スタートまずまず後方3頭目からの追走
向正面3角手前で押し上げ残り600mでムチ入れ
直線反応鈍めも残り200mで急加速
まとめて差し切り

2走前、前走と大外に持ち出しての末脚
今回の最内枠+フルゲートで難しい競馬を
強いられるのは確実
右回りで見せる外に大きく膨れる癖と
未だ馬群を割っての競馬が出来てないだけに
前受けするにも後方待機するにも
外のプレッシャーが少ない展開が欲しいところ

大型馬の身体つき長く持久力に長けたタイプ
ダート兼用で地力は上位
[左]マリアナトレンチ(2勝)
大きなフォームで14.1-13.3-12.2-12.0
しっかりラップを刻めている

②メイショウタバル 浜中57.0

○道悪・後傾ラップ・鬼スタミナ
△中山未経験・中2週ローテ・ミドル未経験
  関東輸送

つばき賞・京都18①
小頭数9頭立て
スタート積極策2コーナー付近からやや掛かり
向正面で捲られやや掛かるもここは問題なし
坂の頂上でさらに捲られ掛かり早めの仕掛け
直線抜け出し後続に詰められるも僅差勝ち

毎日杯・阪神18①
スタート先手取り切ってハナへ
やや気の強さ出るも鞍上抑えて向正面
リード保ったまま4コーナーから直線
大荒れの馬場の最内ラチ沿いから独走圧勝
良馬場かと思う程の走破タイム1:46.0

前走が鮮やかすぎるほどの圧勝
無理やり逃げての競馬でないだけに
荒馬場への適正は相当に高い
過去レース毎回鞍上抑える場面がありながらの
ロンスパ追い出しでこの馬が直線垂れる場面は
考えづらい
唯一の懸念は中2週のローテーション
前走圧勝での疲労度は測りかねるが
当日のパドックや過度な発汗には注視
ポテンシャルだけなら上位

四肢の可動域が広く身体の硬さも気にならず
血統的にも力のいる馬場は歓迎
前半2Fは頭振って行きたがる素振り
鞍上促してからは良い動き

③エコロヴァルツ 武豊57.0

○継続騎乗
△距離1F延長・関東輸送・気性・ゲート

朝日杯FS・阪神16②
ゲート内ややソワソワもスタート5分
道中鞍上後方3番手から最後方まで下げて待機策
直線外に出し前開いた残り300mから追い出し
大外持ち出しての末脚発揮も届かず2着

共同通信杯・東京18⑤
スタート決めて番手追走も
大きく掛かり向正面で手こずる
3角まで掛かって抑えながら追走で直線
脚色一杯で追い出しムチ入れもそのまま入線

前走の気の強さを見ても距離延長はマイナスか
馬群で我慢出来た経験がないのも
フルゲートのGⅠでは不安材料
朝日杯FSでは鞍上の後方決め打ちがハマっての
2着とも捉えられる大味な競馬
内枠3番でより小回りの中山で再現するには
なかなか難しい条件か

大型馬ながら素軽さを感じる馬体
福島、札幌でも勝ち鞍ありで地力は兼ね備える
軽めの最終追い切りながらも良い動き
1W前4/3(水)栗東CW
80.3-65.3-51.3-36.7-11.4

④シリウスコルト 三浦57.0

○中山経験
△相手関係

ホープフルS・中山20⑥2:00.8
スタート控えて中団馬群の中
向正面抑えながらやや下げつつ待機策
残り500mあたりからジワジワ上げて直線
直線内に入り追い上げもキレ不足でそのまま入線

弥生賞・中山20③2:00.2
スタート他馬伺いながらの中積極的にハナへ
向正面ポジション落ち着いて楽に単走
4角もプレッシャーさほどで勝ち馬と併せ直線
粘り込みはかるも失速で勝ち馬と2.1/2馬身差

中山での経験値は十分も締めの一脚が
ワンパンチ足らない印象の近2走
前走トライアル戦での先行でGⅠ挑戦権は得たが
今回の相手関係では厳しい競馬にはなりそう
ホープフルSのような内々の進路で活路を見出したい

コンパクトな馬体で中山適正はありそうな印象
終いのみの最終追い切り
1W前4/3(水)美浦W
79.9-64.9-51.1-37.3-11.6

⑤ミスタージーティー 藤岡佑57.0

○矢作厩舎の3頭出し・中山経験
△中3週のローテ・関東輸送
初ブリンカー

共同通信杯・東京18⑦
スタートまずまずから中団のインから外目出し
道中頭上げてポジ下げつつ後方3番手の3〜4角
直線追い上げるも道中ロスが響いたか伸び欠く

若葉S・阪神20①1:59.7
スタートまずまずプレッシャーない先行4番手
イン追走から向正面馬群固まって3角
他馬仕掛ける中じっと折り合いつけて直線
内から外前の馬を捕らえて最先着

前走はガラリ一変の優等生な競馬
折り合いビッタリで鞍上とのコンタクト良さげも
ホープフルSでの末脚発揮ではない競馬
トライアル戦で勝ち切り挑戦権は獲得したが
課題は能力よりかはローテーションと関東輸送
どこまで状態を維持出来るか

やや線の細さはあるものの
踏み込みは深くスピード感ある印象
[右]インフルブルーム(未勝利)
前半は抑えて馬場真ん中の追走
並んでからはさらに加速

⑥アレグロブリランテ 横山和57.0

○中山経験・道悪巧者の可能性
△中3週ローテ・気性・持ちタイム

若竹賞・中山18②
4コーナー各馬膨らむところを内々周り先頭
坂は苦しそうも登り切ってもう一伸び粘り込み

スプリングS・中山18②
スタート押して押して積極策ハナ
内で番手競らずの悠々スローペース
荒れた内馬場苦にせず減速なしの2着

前走は積極策が功を奏し2着確保でGⅠ挑戦権
ただしこれぞトライアル戦という1000m1:03.0
のスローペースの競馬
本番は他馬の仕掛けところも1段速くなる想定としてどこまで自分の競馬が出来るか

全体的には緩さはあるものの雄大な馬体
[内]ニシノティアモ
外目単走→併せ多少ファイトする所あり
間隔詰まる中でも動き自体は良い印象

⑦ルカランフィースト 松山57.0

○中山経験
△気性面・キレ脚勝負・テン乗り・中3週ローテ

若竹賞・中山18①不良
スタート行き脚鈍く後方から
4角大外綺麗な馬場通って前々脚上がる中完勝

スプリングS・中山18③
スタートプレッシャーなく内の4番手
向正面やや抑えながらポジ1つ下げ勝ち馬マーク
直線勝ち馬の真後ろ追走も地力の差で僅差3着

前走は4角から勝ち馬の真後ろマーク追走も
坂を上る時の減速が気になった
脚の使い所が難しい面がある印象で
フルゲートでどんな競馬が出来るか
中3週ローテは若駒には懸念材料

身体の非力さは否めず
完歩は浅めで首を上下させ気性面の難しさ出す
[内]スパイダーゴールド(OP)
馬なりでの最終追い切り
口向きを外に向ける仕草は気になるところ

⑧ジャンタルマンタル 川田57.0

○実績上位・後傾ラップ・継続騎乗
△関東輸送・中山未経験

朝日杯FS・阪神16①
好スタートから他馬伺いながら中団馬群のイン
向正面で外目向く馬をコントロールしながら追走
3〜4角で折り合いガッシリ
外目進路の他馬尻目にインサイドワークで仕掛け
直線外目出して後続ケアしながらの競馬
終いはやや脚色キツくなる印象も
セーフティーリードで1.1/4差の完勝

共同通信杯・東京18②
スタートからやや掛かりの追走3番手
落ち着いて中団馬群の中で3角1000m1:02.6
直線外に持ち出しての追い出しも
道中のロスが響いたか伸び一息の2着
前哨戦らしい前残りといえば前残り

前走の折り合いは久々の分と捉えるならば
叩き2戦目の今回で良化期待
現状2000mも、という所もあるが個人的には
マイル〜2000mな印象
朝日杯FSは鞍上支配しての完勝も
デイリー杯や共同通信杯は口向きの悪さも混在
早仕掛けの追い出し見ても脚溜めるよりは
流れ乗るワンペースタイプなのかも

背中のライン腰からトモにかけて良いフォルム
踏み込みも深くて柔らかい
軽めの最終坂路調整
後半2F回転の良いフットワーク
促して前進気勢良く意欲的な動き

⑨アーバンシック 横山武57.0

○中山経験・継続騎乗・ストライド大
△厩舎力・出遅れ・ミドルペース未経験

百日草特別・東京20①1:59.4
小頭数9頭立て
スタート後手の挟まれ最後方から
向正面でポジション外目確保で追走
直線ストライド大きく豪快な走り
やや加速はゆったりもしっかり差し切り

京成杯・中山20②2:00.6
スタート控えて後方待機策
向正面ジワリポジション上げて中団後方
4角直線外目に進路取るも前2頭の位置見て内に
中山の坂で減速なくナタの切れ味でねじ伏せるような加速で勝ち馬には届かずも地力の2着

よく言うと豪快、悪く言うと大雑把
長く使えて減速ない中山のラストはいかにも
中山巧者のイメージ
前々のペースやポジションへの対応は課題も
スケールの大きな競馬で期待値は高い
小細工なしのパワータイプで一角崩し

トモの発達ぶりは目を見張るものがある
[先行]ハビレ(OP)・ナスノカンゲツ(2勝)
前に馬を置いて直線まで我慢
促してからは推進力ある走りで一気に抜き去る

⑩レガレイラ 北村宏55.0

○対牡馬3戦3勝・中山経験・斤量55.0
△乗り替わり・スタート

アイビーS・東京18③
小頭数6頭立て
スタートまずまず3番手で道中折り合って追走
直線前に馬置いてから追い出しも前々止まらず
差を詰めるも1馬身差内の3着
負けはしたものの上がりは脅威の32.7

ホープフルS・中山20①2:00.2
スタート一息馬なり自分のリズムで
向正面じっくり構えて追走
3角から進出開始する他馬の後ろの流れに乗って
直線余裕持って外目に出して追い出し
残り300mからの仕掛けであっという間に加速
前シンエンペラーに寄られるも跳ね返す根性あり

ハイレベルな牝馬で実力は折り紙付き
前走は上手く流れに乗れたと捉えても
直線の伸びは鮮やかの一言
特殊な中山コースでロンスパの追い出しでなく
しかも他馬に競らせる間もなくの加速
久々の競馬+テン乗りにはなるが実力確信

落ち着いた周回でバランスの良さ際立つ
腰の強さ、踏み込みも世代屈指
[外]リアグラシア(3勝)
鞍上持ったままでも悠々先着
気性の強さが良い方向に向いている印象
1週前が圧巻、馬なりで
美浦W・併(内)81.3-66.0-50.8-36.5-10.9

⑪ホウオウプロサンゲ 菱田裕57.0

○矢作厩舎3頭出し
△中山未経験・関東輸送

すみれS・阪神22⑦
スタートまずまず先行馬群の後ろから
向正面中団付近で追走
4角直線大きく外にフラれて伸びきらずそのまま

若葉S・阪神20②1:59.8
スタート積極的に前々ポジション
向正面で楽々スローの展開に持ち込む競馬
4角直線内ラチ使ってしぶとく前粘り
勝ち馬との併走に持ち込み見事にワンツーで凌ぐ

前走はトライアルレースらしい競馬での前々決着
今回は初中山に加え間隔詰まる中3週
連投策で勝たせている厩舎だが今回は3頭出しの
援護射撃の競馬になる可能性
先行する競馬でなかなか他陣営は逃してはくれないはずで

馬格はあるが四肢の踏み込みは浅め
腰の入りも甘く良化はまだ先のよう
13.7-13.6-12.2-12.3
終いはやや失速も長く脚を刻むラップ

⑫コスモキュランダ モレイラ57.0

○中山経験・鞍上強化
△ゲート

1勝クラス・中山20②1:59.9
ゲート内アオってのスタートで後方から
向正面後方追走から馬群固まって3角
残り500mあたりから進出開始
直線大きなストライドで僅差詰め寄るも2着

弥生賞・中山20①1:59.8
やや落ち着かないゲートで後方3番手追走
向正面ややポジション上げて
スローペースとみるや残り800m捲り
4角直線一気の押し上げで最先着

前走は鞍上の判断光る騎乗でトライアル1着通過
急坂越えてからのもう一伸びがあり
中山の適正はありそうも課題はゲート
ここ3戦振り返ってもワンテンポ遅れるスタート
自ら競馬を作れないタイプでどうしても展開の利は必要になってくる
1週前の追い切りタイムは迫力あり
美浦W・併(内)
80.2-63.9-49.3-35.5-11.7の好時計

首でリズム取りながらの周回
完歩やや浅めで中山適正は高そう
[外]ソニックロプロス
モレイラ鞍上内から追走して併入
直線併せ折り合い重点の追い切り

⑬ジャスティンミラノ 戸崎57.0

○上がり上位(東京)・厩舎力
△キャリア2戦・ミドル未経験

新馬・東京20①2:02.0
スタートから外目広く使ってコーナリング2番手
やや力みながらも鞍上上手くコントロールで4角
直線前の馬交わしてからもムチ入れ追い出し
大きなフォームで最先着

共同通信杯・東京18①
スタート控えるもやや掛かりで前々押し上げ
向正面おさまって2番手追走から直線
前の馬との距離はあったが並んでからは一気加速
そのまま突き離し上がり32.6で並ばせず

栗東所属ながらもデビューから2戦は東京
陣営の思惑はやはり日本ダービーにむけてのもの
ここを勝って皐月賞馬として臨むというコメントもこの馬に対する期待の大きさ
前々の競馬で勝ち上がってきてはきたが
初中山コースでどんな競馬が出来るか
当日のテンションは注視したい
上がりの使えるキズナ産駒で父がなし得なかった1冠目を狙う

全体的に緩さはあるが恵まれた馬格
終い重点の最終追い切りも
馬場の真ん中でブレずに直進

⑭シンエンペラー 坂井瑠57.0

○矢作厩舎3頭出し・中山経験・実績上位
△テン乗り・気性の幼さ

ホープフルS・中山20②2:00.3
スタートまずまずも頭上げながらの1角5番手
向正面落ち着いておだやかな流れで3角
残り600mから内々進出から直線
コーナリングで外に膨れるもすぐ立てなおし直進
抜け出してからも斜行し勝ち馬の方にヨレ
瞬時に交わされるも後続は凌いで2着

弥生賞・中山20②2:00.0
スタートまずまず外からの⑥トロヴァトーレと
併せて馬でエキサイトしながら1角
向正面4番手で追走外からの捲り行かせて3角
残り600m過ぎたあたりから鞍上仕掛ける
コーナリングでの加速では詰められずも
直線坂越えてからの伸び脚見せなんとか2着

まだまだ本気で競馬をしていない印象
ただポテンシャルは世代上位に思える
今回5人目の鞍上迎えてコントロール出来るかがカギになりそうも4戦2-2-0-0実績は揺るぎなし
海外血統なこともあり年明け叩き2戦目での良化に大きな期待をしたい

トモの流れるところがあり前目の強さ際立つ
頭の高いフォームでも好走歴あるのは
地力のある証拠
14.3-14.0-13.0-12.3
やや軽めの最終追い切りも
馬場の真ん中直進で胸前の張り目立つ

⑮サンライズアース デムーロ57.0

○継続騎乗・スタミナ豊富
△キャリア2戦・ゲート

新馬・京都20①2:01.4
小頭数8頭立て
ゲートややもたつきながら尻尾上げるスタート
鞍上促して先手主張の1コーナー
向正面落ち着いて3コーナー
番手競走中止で後続バラける展開
直線粘りきって最先着

(ホープフルS左前挫石で取消)
すみれS・阪神22①
スタート煽って後方から
向正面残り1000m越えてから一気の捲り
3コーナー手前で先頭ポジションから直線
脚色鈍らずそのまま後続離して先着

母父マンハッタンカフェで前走はスタミナを活かしての大捲りがハマっての勝利
ただしゲートでの課題はここ2戦垣間みえて
まだまだ改善の余地あり
今回も同じような後半勝負の競馬にはなる確率は高そう
初G Iの今回が近2走のスローペースになるかは疑問でどこまで付いていけるか

身体の使い方や歩様は幼さはあるものの
馬格は大きくこれからの成長が楽しみ
[外]トーホウガレオン(2勝)
長めから折り合い重点の追い切り

⑯ダノンデサイル 横山典57.0

○中山経験・外枠
△関東輸送

京都2歳S・京都20④1:59.9
スタートややフワッと出て後方から
向正面鞍上後続見ながら抑えて追走
馬群固まって4コーナー外目へ進路取り直線
良い伸び脚みせるも僅差の4着

京成杯・中山20①2:00.5
スタートまずまずも押し上げて前団5番手まで
向正面隊列そのままで4角手前で追い出し
やや外に膨らむもすぐに修正
坂越えてからの伸び脚良くまとめて一掃
最終コーナーでボロしながらの走りはもはやネタ
マキバオーか、お前はw

中山の坂越えてからの加速で勝ち切った前走も
4コーナーの膨らみとエンジンのかかりが若干遅め印象で直線の長いコースで距離もあった方が
というタイプに映る
鞍上は典さんで長所が出るか短所が出るかやってみないと分からない不気味さはあるが
中山は向いていないのコメントが更に惑わせる

気の乗りが良く活気のある周回
[外]カレンルシェルブル(OP)
折り合い重点の最終追い切り
やや外に張るような口向きは気になる

⑰ビザンチンドリーム ムルザバエフ57.0

○手戻り・外枠
△スタート・キャリア2戦・中山未経験
 関東輸送
ハミ変更

新馬・阪神20①2:01.4
スタートそろっと出して後方3番手あたり
向正面落ち着いて3、4コーナーから外目進出
コーナリング良くすぐに正面向いて追い出し
直線まとめて一掃で3馬身差の鮮やかな勝利
上がりタイムは33.9

きさらぎ賞・京都18①
スタートそろっと出して後方待機
向正面入って馬群後方で頭から上げる仕草続く
坂を下って4角直線各馬内を空けて押し上げの中
直線大外に持ち出しての追い込み
見せムチでは反応鈍めもムチ打ってからは加速
僅差ながら後方からの末脚発揮

スタートの課題ははらんではいるものの
直線だけの競馬で2連勝は素直に評価
若駒で差して勝てる馬はそうはいない
デビュー2戦の経験値のトリッキーな初中山と
クリアする課題は多いが前走も鞍上の判断では
仕掛けが少し遅かった中での勝利
この馬のポテンシャルは認めるところ

背中のラインは綺麗に映るも
パワーよりはスピードタイプか
[外]ペイシャコパ(1勝)
内々から追走終いのみの追い切り

⑱ウォーターリヒト 幸57.0

○重賞2連対の安定感・柔馬場・大外枠
△連戦の疲れ・関東初輸送

きさらぎ賞・京都18②
内枠から早め外に進路
後方3番手馬群広がる中最内へ入り堂々2着

スプリングS・中山18⑨
スタートヨレて後方から
残り600mから中山正攻法の競馬選択も直線は手応えなく前馬のヨレの不利もあり失速

柔らかい馬場で上がりを出せるのは魅力も
デビューから使い詰めなのが最大の懸念
この間隔で馬体グンと良化しているとは…

コンパクトながらも非力さは感じられない
[内]キングリスティア(1勝)
終い重点の最終追い切り

長文最後まで見ていただきありがとうございます

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