天皇賞(春)の答え合わせ
相変わらず時計の出る馬場状態で内前有利
3.4コーナーで多少削られているものの問題なし
🥇⑫テーオーロイヤル 3:14.2(35.0)
🥈⑤ブローザホーン 3:14.5(34.6)2
🥉⑥ディープボンド 3:14.6(35.6)1/2
積極策の⑥ディープボンドを見る形の
⑫テーオーロイヤルが終始馬なりで4角から
飲み込み直線では突き抜け圧勝
懸命に追う⑥ディープボンドを直線交わした
⑤ブローザホーンが2着も前半多少の掛かりで
ポジションを下げざるを得なかった分
王者不在の長距離路線で苦渋を飲んだ人馬が
22年以来のリベンジを果たした
出走馬
①サリエラ牝5武豊56.0⓬
○鞍上信頼・末脚安定・勝負根性
△牝馬・関東馬
スタートまずまず他馬行かせての向正面
コーナーからスタンド前で割れた馬群から外へ
2周目向正面から勝ち馬の背後徹底マーク
⑭馬なりに対して鞍上追い出し
4角で苦しくなって直線余力なし
勝ち馬の後ろセオリー通りの競馬も
完全に力負け
牝馬+馬体減の影響もあったか
②ヒンドゥタイムス騸8団野58.0回避
③プリュムドール牝6和田竜56.0➓
○鞍上2戦目
△斤量+1.0・牝馬・展開待ち・初GⅠ
スタートまずまずから控えて中団ちょうど真ん中
スタンド前①の内側併走の形
向正面残り600mからムチ入れ
直線では脚色一杯で失速
ポジションは中団から勝ち馬射程圏も
仕掛け所の手応えの差がハッキリ
やはり牝馬には壁が高い結果に
④ワープスピード牡5三浦58.0❺
○成績安定・馬群折り合い・勝負根性
△テン乗り・斤量+1.0・初GⅠ
スタート押していくも中団後方のイン追走
スタンド前から向正面でじっくり待機
残り800mから徐々に進出開始
4角直線内に進路で追い出し
手応え他馬に鈍るも⑤に抜かれてから
追いかけるようにさらに一伸びで根性みせる
道中折り合いよく内確保でやれる競馬は出来た
印象でここも掲示板はキッチリ
相手はさらに上でさすがに勝負付けは済みか
同相手では前哨戦なら見直しも
⑤ブローザホーン牡5菅原明58.0❷
○京都2-0-0-0・継続騎乗
△折り合い面・初GⅠ
スタート控えて後方馬群からやや掛かり抑えて
スタンド前から向正面後方4番手あたり
残り600mからジワジワ外目追い出し直線
1頭脅威の追い込みもポジションの差での2着
前走の掛かりは無く収まりつく範囲で追走
道中じっと我慢でほぼ直線だけの競馬に徹する
やはり実績上位で世代交代の筆頭の走りも
相手が悪かったと思えるような完敗
それでもよく追い詰めているという内容
今後挑戦者としてどう作戦を立てるのか楽しみ
⑥ディープボンド牡7幸58.0❸
○3年連続2着・舞台適正◎
△テン乗り・成績やや陰り
積極的に押して2.3番手のイン確保
スタンド前内ラチぴったりで2周目向正面2番手
残り800mからいつもの早仕掛け
4角コーナリングで⑪交わして懸命に追うも
勝ち馬にあっさり交わされ⑤にも差される3着
いつものこしあん様の走りが見られて満足
天皇賞(春)の名バイプレーヤーここにあり
馬場入場時の盛り上がりでも愛されている馬なんだな、としみじみ
恐れ入りました
⑦タスティエーラ牡4モレイラ58.0❼
○鞍上信頼・厩舎力
△関東馬・中3週
スタート控えて中団のやや後方
スタンド前から向正面抑えて内々追走
坂登ってから残り600mでポジション上げて
インアウト上手く直線追い出すもやや内入る
余力はさほどなく差し脚も伸びあぐねる結果
折り合いはついたものの終いの脚には繋がらず
大阪杯の敗因といい
今回といい体調面が難しい馬なのか
単純に世代レベルなのか
厳しい言い方をすれば底が見えた気もする
1から、0から仕上げ直して欲しい印象
⑧ゴールドプリンセス牝4田口貫56.0❾
○
△斤量+3.0・乗り替わり・牝馬
スタートまずまずでスタンド前中団馬群から追走
向正面折り合って4角我慢しながら外出し
直線追うも見せ場なくそのまま入線
人気よりは走れたもののやはり壁は高く
じっくり自己条件で
⑨シルヴァーソニック牡8デムーロ58.0⓰
○昨年3着
△テン乗り・当日のテンション
スタートまずまず中団馬群外目確保のスタンド前
2周目向正面やや下げて脚温存から4角ジワジワ
直線⑤の内の進路から追い出しも手応えなく
鞍上追わずそのままで入線
ルンルンで帰ってきたようでオモロい奴やなw
流石に8歳でこの暑さは厳しかったか
もう一花咲かせてもらいたい気持ちもあるが
⑩サヴォーナ牡4池添58.0❻
○継続騎乗
△斤量+2.0・テンション
スタートから攻めて勝ち馬の内々徹底マーク
スタンド前では内に入れさせず内張りのポジ
向正面やや押して⑥プボの背後まで押し上げ
4角直線追うも加速する脚なくズルズル
ポジション的には悪くない競馬も
最後は斤量と終いの一脚の分が出たか
4歳世代のレベルの話もあるが
初GⅠで見せ場ありならまだまだ良化途上
大型馬な分極限のステイヤー勝負よりは
長めゆったりの前受け競馬が合いそうな印象
⑪マテンロウレオ牡5横山典58.0⓭
○継続騎乗
△気性
スタートそこそこも二の脚使いハナ主張
スタンド前は前ポツンで馬群引っ張る競馬
坂の頂上で馬群詰まり鞍上抑えて先頭
4角直線交わされてからは馬群に沈む
やはり馬群に入れられない気性
さすがに大舞台では前ポツンならずで苦しい競馬
当日は11番人気48.7倍に落ち着いたものの
正攻法の相手に手も足も出ず
⑫ドゥレッツァ牡4戸崎58.0⓯
○斤量-1.0・操縦性
△乗り替わり
スタート決めて好位2番手を確保
スタンド前やや抑え気味で勝ち馬の前
向正面⑥行かせての3番手じっくり構えて追走
3角あたりから鞍上促すも反応鈍く直線
勝負所で何も出来ず
レース後の診断で軽い熱中症との事
にしても見せ場なくの競馬で期待を裏切る形に
尾関調教師も何事もなければ…のコメント
この馬だけ汗をかいていない、なんて書き込みもありパドック、返し馬の重要さを改めて感じる
ポジティブに捉えれば古馬GⅡ2着の実績はあるのでまだ見限るには早計か、とも思えるが
⑬スカーフェイス牡8松若58.0⓫
○継続騎乗
△中2週・実績格下・斤量+1.0・展開待ち
スタート控えて追走からスタンド前⑤の後ろから
2周目向正面さらに控えて後方2番手で末にかける
直線外目に出して懸命に追うも
内の垂れた馬交わすので精一杯
実績通りの内容で内々使える馬場での外差しは
どの馬にも厳しい展開
年齢的にもローテーションにも無事ならば
⑭テーオーロイヤル牡6菱田58.0❶
○前哨戦完封・継続騎乗・昨年3着
操縦性・斤量-1.0
△
スタート内の馬の動きを伺いながら先行
スタンド前歓声沸く中馬なりでの追走
向正面終始内からブロックの形も慌てず
4角でスッとポジション上げて⑥の横併せ
直線では後続引き離し独走決める圧勝劇
長い骨折ブランク明けの初戦こそ精彩を欠いたが
ステイヤーズSから見事に復活の2着
前哨戦、TRを圧倒しての'22以来のリベンジで
内容から見ても立ち回りは完璧で
この馬を脅かす存在は当面いないのかも
おめでとう、ロイ君
⑮メイショウブレゲ牡5酒井58.0❽
○
△展開待ち・前哨戦大敗
スタートゆったり最後方から
スタンド前から向正面、4角までしんがり待機
直線内側から追い込みで健闘8着も地力の差
やはりペースは作れずしんがりから
ただしこの馬がやれる競馬は出来た内容
⑯チャックネイト騸6鮫島駿58.0⓮
○鉄砲4-0-2-0・成績安定
△初京都・テン乗り・斤量+1.0・距離
スタート決めて中団前あたり①⑧の外目から
スタンド前はやや下げて⑦の前
向正面は①と⑦のレジェンドの間でペース伺う
残り800mから追い出すも反応鈍く
直線前でズルズル後退
レースの内容を振り返っても距離不安が出た形
レース間隔は空いていた分の疲労とは考えづらい
関東馬だけにGⅡを勝っていざGⅠの選択は
理解しつつも
有馬記念あたりの距離でもう少しGⅠ経験積んで見てみたい印象も今回は完敗
⑰スマートファントム牡4岩田望58.0❹
○勝負根性
△テン乗り
スタート控えて内々追走の向正面
スタンド前から2周目の向正面もじっと構えて
直線スッと内に進路求めて怒涛の追い込み
末脚勝負なら引けを取らない走りも健闘の4着
この馬のストロングポイントは
馬群を割って勝ってきた勝負根性
それが遺憾なく発揮出来たレース
鞍上も決め打ちで次に繋がる立派な競馬
低レベルと揶揄される4歳世代で最先着で
次戦はグッと評価は上がるはず
…馬券に入れていただけに惜しい4着
185.3倍はしめしめと思っていたが(泣)
⑱ハピ牡5浜中58.0中止
○
△中2週・テン乗り
スタンド前で故障発生
軽度のハ行とようで大事には至らず
とにかく人馬無事が最優先
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