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NHKマイルカップ

NZT組やアーリントンC組、毎日杯や
ファルコンS、クイーンCなど臨戦過程は様々
多様性が求められる昨今NHKマイルカップも
今年は多様性のメンバーでの春のマイル戦
何といっても注目は
最優秀2歳牡馬vs最優秀2歳牝馬の激突
怪我明けのルメール騎手が復帰で
役者の揃った好メンバー


ワンターンの地力勝負
総合力の高さが求められるコース
左回りAコース3週目

4/28(日)
4歳2勝C(1600m)1:32.3
スイートピーS(1800m)1:45.6で速いタイム
全体的に差し馬が脚色が目立った傾向



出走馬

①ダノンマッキンリー牡・北村友57.0

○継続騎乗
△気性面・関東輸送・最内枠


クロッカスS・東京14⑤
好スタートから控えて掛かり鞍上必死に抑えて
3角まで頭上げて幼さが出る競馬から直線
内から①と接触し舌ペロしながらの追いも
脚色鈍く5番手入線

ファルコンS・中京14①
スタート控えて後方4番手を追走
3.4角から大外に進路をとって直線
ハミ取らせてグイグイ加速で内の馬交わし先着

前走はコーナー手前で頭上げる仕草も
鞍上すぐに軌道修正して内容ある競馬
朝日杯FSはスタート後の接触でエキサイト
した分で1600mの距離自体は問題なしの印象
ルメールでも手を焼く気性があらわに
ならなければやれてもおかしくない1頭だが
極端な戦法を取らざるを得ない最内枠は試練


②ノーブルロジャー牡・松山57.0

○走法大箱向き
△テン乗り・関東輸送


シンザン記念・京都16①
スタートまずまずから中団馬群後方の中
3コーナーやや頭上げながらなんとか収め追走
直線外に出て追い上げ左ムチ入れるも
内に入らずでそのまま直進で勝ち切り

毎日杯・阪神18②
小頭数10頭立て・最内枠
好スタートから控えて掛かりながら番手確保
3.4角馬群詰まって直線
馬場の良い外目追い出しも勝ち馬独走許し2着

ここ2戦は馬場状態の悪い中
上手くまとめた競馬は出来ている印象
キレる脚よりワンペースタイプに思える
ジャンタルマンタルと同じパレスマリス産駒で
1F短縮のマイル戦は歓迎か
松山騎手の状態は気になるところ


③ディスペランツァ牡・鮫島駿57.0

○溜めて末脚急加速
△テン乗り・中2週・関東輸送

1勝C・阪神16①
スタート出遅れから最後方
向正面から3.4角まで後方待機で直線
残り300mあたりで追い出してからは
一気の末脚でゴール手前で完全に抜け出し

アーリントンC・阪神16①
スタートまずまずから中団馬群のイン追走
3.4角インアウトで直線前開かずで追走
残り200mで進路開いてからは急加速
ゴール前一気にまとめて交わす競馬

直線では届かないようなポジションからの
溜めて急加速の連勝は鮮やか
脚の使い所が難しいと思わせる反面
末脚の爆発力は引けを取らない
なんとか権利を奪っての中2週でどこまで
状態持続出来ているかはポイントになりそう


④イフェイオン牝・西村淳55.0

○内枠・スタミナ
△初左回り・初東京・気性面・中3週


フェアリーS・中山16①1:34.0
スタート中団前々のポジション
向正面やや掛かるも鞍上抑えつつ追走
直線追い上げてくる他馬を振り切る

桜花賞・阪神16⑪1:32.9
スタートまずまずも外からのプレッシャー
外に向く馬と鞍上コントロールつかずの向正面
3.4角中団馬群の中で流れ乗りながら
直線追い上げるも外馬のキレに屈する

前走は道中から気性面の幼さが出て大幅ロス
進路も内→内で窮屈な競馬
大箱東京で馬場を広くは使えるものの
前走のキレ勝負になると分の悪さは懸念材料


⑤ボンドガール牝・武豊55.0

○実績上位・鞍上信頼
△気性面・中3週


サウジアラビアRC・東京②1:33.7
小頭数9頭立て
スタート出遅れから
掛かり追走がコーナーの入りまで収まらず
3.4コーナーでもやや掛かりロス多い競馬
直線追い出すも終いの伸び欠いて2着差

ニュージーランドT・中山16②
好スタートから控えて番手も掛かり鞍上抑えて
中盤は折り合って中団馬群のイン追走
4角から直線馬場の悪い内に進路
ロスないコーナリングも僅差の2着

折り合い面で苦労しながらの近2走だったが
いずれも連対出来たのは地力があってこそ
中3週のローテーションで当日のテンションは注視も牡馬相手にも十分やれるはず
鞍上のコンタクトが楽しみ


⑥ロジリオン牡・戸崎57.0

○キャリア6戦中で新潟2戦.東京3戦
△距離延長・スタート


クロッカスS・東京14①
スタート外張り接触から中団に控えて追走
やや掛かり抑えながら直線
外に出たがる馬を内抑えて残り400m追い出し
ジリジリ加速しながら僅差の勝利

ファルコンS・中京14⑤
最内枠
スタート出遅れ気味から中団インまで押し上げ
3角やや掛かりながら4角直線
前々進路開かず鞍上外確認しつつ追走
外持ち出して上がるも体勢決しての5着

スタートで後手を踏む競馬が多い印象
大箱コースの新潟、東京では大きく崩れてはいないがやや気の強い面を出すパドックをみると
適正は1400mが現状では良いのかも
広い直線コースの経験値を活かせれば


⑦チャンネルトンネル牡・岩田望57.0

○福永厩舎の複勝率
△中2週・テンション・乗り替わり


スプリングS・中山18④
小頭数10頭立て
スタート伺いながら番手追走
向正面手前やや掛かりポジ上げ
残り600mから追い上げ開始
直線左ムチ入れるも外膨らみ伸び脚欠く

アーリントンC・阪神16③
スタート接触もまずまずの出で中団馬群
3角馬群の中追走で折り合いついて直線
外目に出して追うも外張りの癖強く
鞍上引っ張ってなんとか内に切り込み3着

右回りだと追い出してからの外張りがネック
左回りに変わって見直し可能
前走はパドックからテンションが高く終いに
影響したとの事で引き続き当日の気配は
チェックしたい


⑧エンヤラヴフェイス牡・菱田57.0


△関東輸送・持ち時計・スタート


ファルコンS・中京14⑧
スタートから控えて中団馬群後方の外目から
3角あたりから大外回して進出
直線追い上げるも脚色鈍く

ニュージーランドT・中山16⑨
スタート控えて後方3番手のイン
3.4角で外に持ち出しながら直線
追い上げるも前との差は縮まらず

新馬、2戦目以来の手戻りも
同世代との勝負つけは流石に済みか
展開待ちの競馬が多いだけに前々の運び次第では流れ込みも考えられなくはないが
キレ脚勝負となるともの足りなさもあり


⑨キャプテンシー牡・デムーロ57.0

○継続騎乗・前走大敗の馬券妙味
△折り合い


ジュニアC・中山16①
小頭数10頭立て・最内枠
スタート積極的に飛び出し単騎逃げ
終始馬なりで3.4角スムーズなコーナリング
直線鞍上追いながら後続寄せ付けず

ニュージーランドT・中山16⑯
ゲート内フワついてのスタート
隣馬に挟まれる形で⑫に接触
立て直して追走も外から再び⑫に迫られる
向正面ずっと掛かり気味で直線
余力怪しい所から勝ち馬に寄られて馬群に沈む

前走は久々の分+不利が重なり競馬にならず
気になるのはスタートでの出遅れ
折り合い面で難しい所ある馬で馬群に入れない競馬で結果が出ている分、前走を踏まえて修正出来れば良いが前受けの競馬になっての
東京長い直線での凌ぎ方は簡単ではなさそう


⑩ウォーターリヒト牡・菅原明57.0

○柔らかい馬場・大外枠
△連戦の疲労・展開待ち・中2週


スプリングS・中山18⑨
スタート後手で後方から
向正面じっと構えて3角からじわり進出
直線追い上げるも前馬のヨレで不利もらう
不利が無くても勝ち負けまでは無かったか

皐月賞・中山20⑯
ゆったりスタート後方から外々回りながら
向正面では後方待機で3角やや仕掛け遅れ
直線馬場中程から追い上げるも伸び脚欠く

スタートからポジション取れない競馬は想定内も高速馬場すぎたのは誤算か
終始厳しい位置取りで競馬に参加出来ず
レースでの消耗は最小限にも思えるが
8戦使っての臨戦過程はなかなかハード


⑪アレンジャー牡・横山和57.0

○立ち回り・折り合い
△キャリア9戦・ワンペース・関東輸送・
 初右回り・中2週


1勝C・中山12②
小頭数10頭立て
スタート控えて前団行かせて後方4番手
4角馬場悪い所で我慢から直線外目に追い出し
ムチ入れ内側の馬交わして2着

アーリントンC・阪神16②1:34.1
好スタートから他馬行かせて3番手のイン
コーナリングスムーズで4角直線
手応え良く残り200mから追い出しも
後続のキレ脚に負け2着

操縦性の高い馬で折り合い面は問題なし
ワンパンチに欠ける印象でポジション取りと
仕掛け所の見極めが難しいタイプ
初の右回りがどうでるかは未知も長い直線を
どうまとめるかかカギ
勝ち馬の作る流れに乗っていければ


⑫ゴンバデガーブース牡・モレイラ57.0

○鞍上信頼・東京2戦2勝
△長期明け(感冒・喉なり・ザ石等)・斤量+1.0


新馬・東京16①1:34.8
スタートから先手ハナ鞍上他馬伺いながら
馬が内に入る所をコントロールしながら4角
直線鞍上最後まで促して最先着

サウジアラビアRC・東京16①1:33.4
小頭数9頭立て
好スタートから控えて最後方の競馬
向正面折り合いついて直線
隙間をインアウトで出して追い上げ開始
残り400mからムチ入れ良い加速で勝ち切り

ポテンシャルは上位で新馬ではハナ、2戦目は最後方と競馬に行っての折り合いは問題ないとは思うが懸念はコンディション面
競馬を教えながら鍛える事が出来ずのぶっつけ本番はやはり不安材料
当日の馬体の張りやテンションは注視


⑬シュトラウス牡・北村宏57.0

○継続騎乗・東京2-0-1-0
△気性面・厩舎力


朝日杯FS・阪神16⑩
スタート煽り出遅れから外に膨らみ
馬群に寄せるも掛かって暴走止めれず
3.4角前々隊列引っ張りながら直線
追い出すもペース上がらず馬群に沈む

ファルコンS・中京14⑨
スタート控えて最後方から向正面で鞍上抑えて
直線敢えて進路内へ内へ馬群の中そのまま入線

前走は直線外から回さずで
個人的に折り合い教育の競馬をしたと判断
ポテンシャルは秘めている1頭で
楽しみな反面脆さもある
極端な内枠よら大外枠の方がベターか
大箱の東京コースも十分見直し可能


⑭アスコリピチェーノ牝・ルメール55.0

○桜花賞2着・持ちタイム上位・折り合い
△中3週


阪神JF・阪神16①1:32.6
スタートまずまず中団馬群から追走
直線やや外に張る癖は見せたが坂越えてからの
一伸び鮮やか3頭併せ真ん中から抜かせず先着

桜花賞・阪神16②1:32.3
スタート馬なり中団馬群の中
コーナーで外に張る癖を出しながら追走
4角早め仕掛けて外目追い出し
直線手前コーナリングで懸念の外張りが出て
勝ち馬に内から隙間割られて僅差の2着

多頭数での折り合い証明済みで実績は上位
軽い熱発あっての前走でも高レベルの2着
叩き2戦目で臨む中3週のローテがどう出るか
当日の馬体重、テンションには注目
右回り→左回り、阪神→東京で
もう一段階の良化があればここも上位争い


⑮マスクオールウィン牝・岩田康55.0


△テン乗り・ダート血統
 ワンパンチ不足・中3週


フェアリーS・中山16②1:34.0
スタート出遅れて後方2番手
4角から出して行き直線で並びかける
残り200mで併せの型も伸びイマイチで2着

桜花賞・阪神16⑭
鞍上腰上げてのゆったりスタートから
後方4番手で追走
直線追い出しも加速鈍く大外まで広がり入線

2走前は展開がハマった印象で前走は力負け
久々の分を叩いての良化はありそうだが
相手強化の1戦でどこまで


⑯ジャンタルマンタル牡・川田57.0

○実績上位・継続騎乗・距離短縮
△中2週・関東輸送


共同通信杯・東京18②
スタートからやや掛かりの追走3番手
落ち着いて中団馬群の中、1000m1:02.6
直線外に持ち出して追うも
道中のロスが響いて伸び一息の2着

皐月賞・中山20③
好スタートから他馬伺いながら内から
向正面番手で収まっての追走
前が垂れるのを待って待っての400m追い出し
馬場の真ん中押し切り狙うも残り100mでの
後続からの猛追に屈しての3着

相変わらず操縦性の高い競馬
前走はいかにも距離負けの内容で今回はマイルで見直しも気になるのはローテーション
当日の馬体重やテンションは注視
前走のようなペースメイクでギリギリまで
追い出し我慢出来る競馬が再現出来れば


⑰ユキノロイヤル牡・石橋脩57.0

○継続騎乗
△中3週・逃げ一手


1勝C・中山16①
小頭数9頭立て・最内枠
スタートから先手奪ってハナへ
他馬掛かって先頭行かせて番手の追走
4角逃げ馬の外へ追い出して直線
坂登ってからさらに突き放して先着

ニュージーランドT・中山16③
好スタートから先手主張
向正面3.4角まで馬群引っ張る形から直線
外から交わされるも粘って健闘3着

番手でも問題ないが自分の競馬は先手主張か
キャリア6戦で東京での勝ち鞍が無い分
相手強化でどこまで抵抗出来るか


⑱アルセナール牝・横山武55.0

○瞬発力
△加速までの反応・キャリア2戦


新馬・東京16①1:36.1
スタート馬なりから中団馬群外目を追走
4角押し上げながら直線残り400mで追い出し
残り200m過ぎてからの急加速で差し切り

クイーンC・東京16②1:33.2
スタート馬なりから控えてポジ下げて中団
やや力む所見せるも鞍上コントロールで追走
直線残り400m外に出し追い出しも外馬に挟まれる形から抜け出し右ムチで急加速
勝ち馬にはロスの差の2着もキレ味は鋭い

脚元不安からローテーションは緩やかに使われている牝馬ながらレースっぷりは圧巻
加速までの時間はかかるものの末脚は群を抜いて素晴らしい印象で楽しみが膨らむ内容
新馬戦からのクイーンC、しかも不利がありながらの競馬でおよそ3.0秒のタイム短縮
ポテンシャルだけなら上位争いも
経験値の無さをカバー出来るか


最後までご覧頂きありがとうございます
信じるか信じないかはア・ナ・タ次第です

井上陽水の代表曲は…少年時代です

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