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東京プリンセス賞の答え合わせ

南関東牝馬3冠の2冠目
浦和桜花賞→東京プリンセス賞→関東オークス
①プリンセスアリー(浦和)
④シトラルテミニ
⑤ミスカッレーラ(船橋)が参戦

ローテーションの詰まった馬が多い中で
桜花賞1着のプリンセスアリーが
初大井、初白砂、初右回りのコースに
どう対応出来るか

❶⑥フェルディナンド   1:57.3(39.8)
❷①ローリエフレイバー      1:57.3(40.0)クビ
❸⑨プリンセスアリー     1:57.4(39.6)クビ

スローペースの流れで向正面抑える鞍上も多く
4角直線から前段広がっての追い比べ
どの馬も1800mは長かった印象も
好位番手からのスムーズなインアウト
フェルディナンドがタイム差なしの1着
2.3着も僅差で次も同じ結果になるかと言われれば出目は変わりそうな印象

出走馬

①ローリエフレイバー 野畑凌❷

○継続騎乗・大井実績・斤量-1.0
△前走大敗のメンタル面

前走は中央勢+牡馬戦だった中での大敗で
相手関係上位だった分と捉えるならば
今回の牝馬戦は条件好転
昨年の対戦では完勝した相手で見直し可
大井の馬場経験値は十分でスタートセンスの良さを活かしきれる最内枠で巻き返し

短評満足度⭐︎⭐︎⭐︎

スタート決めるも終始プレッシャーのかかる競馬
向正面では②と、直線では④と
さらに大外からの勝ち馬に最後は勝負根性で
死闘尽くした立派な2着
的にされる逃げ、先行馬の宿命とはいえ地力発揮


②イマヲトキメク 山田義❾

○斤量-1.0
△中1週・テン乗り

3走前の大井・桃花賞競争ではフォルトリアン
ムサシジェリーナ、フェルディナンドに僅差先着もシトラルテミニの2着には0.7秒差の1:45.6
近2走は相手関係上がって苦戦の競馬
さらに上位の牝馬が相手となると

短評満足度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

スタート決めるも向正面では掛かり通し
直線では余力なく競馬にならずの立ち回り


③フォルトリアン 本田正❻

○継続騎乗・中7週・斤量-2.0
△スタート・ジリ脚・距離延長

前走1600mで初勝利も元々は1400mでの出走が多い馬で今回の距離延長は課題になりそう
直線追ってからの鋭さに欠ける所があり
前々消耗の展開利と成長分、斤量でどこまで

短評満足度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

スタートまずまず向正面4.5番手で
勝ち馬と同ポジションから直線は内を選択も思った加速は出来ずに失速
距離の壁を感じた


④ミスカッレーラ 御神本訓❹

○継続騎乗・大井実績・叩き2戦目

前走はキャリア5戦目で初の馬券外
久々の競馬ながら-11kgが堪えたか
好位での競馬で運びづらいコースの外枠から
条件好転の今回は良化を見込めそう
懸念材料はデビュー当時からの馬体重減
中3週でどこまで立て直してくるのか
当日の馬体重とパドックは注視の1頭
ポテンシャルは上位

短評満足度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

またもや馬体重減らしての1戦で
向正面ではエキサイトする仕草ながら積極番手
直線①との叩き合いに持ち込むも終い1Fでは
末脚鈍り現状マイルの印象


⑤シトラルテミニ 矢野貴❺

○継続騎乗・立ち回り・馬群折り合い
△馬格

近走の内容見ても競馬巧者のイメージ
同世代との比較でワンパンチには欠けるも
しっかりまとめてくる能力はあり
コーナリングも上手く立ち回り次第で
上位をうかがえそうな1頭

短評満足度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

スタートから向正面まで思っていたポジションよりは1.2個下げでの追走
直線からよく追ってはいるが序盤の位置取りの分差は詰められず
ワンパンチの無さがモロに出た印象


⑥フェルディナンド 安藤洋❶

○継続騎乗
△距離延長・相手関係

馬体戻した前走距離短縮で1:29.0の完勝
そこから相手関係上がり2Fの距離延長 
克服する課題は多いが

短評満足度⭐︎

課題の折り合いがきっちりハマって道中追走
直線では大外から熾烈な追い比べで制する
正直、参りましたという結果に
操縦性が良くなるとここまで競馬が変わるか、と
思い知らされた内容


⑦ウインアザレア 丹内祐⓫


△スタート・中2週・初白砂・斤量+2.0

スタートの鈍さある競馬で川崎コースのみの経験
初大井の白砂で右回りも初、さらに斤量増
クリアすべき課題が多すぎるのは不安材料

短評満足度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

スタートから見せ場なく


⑧ムサシジェリーナ 笹川翼❽

○継続騎乗・斤量-1.0
△中1週

前走は間隔取っての出走でリフレッシュ
自らレースメイクをする競馬で
走破タイムも2.0秒短縮する圧巻の競馬
メンバーの並びみても前々の競馬は出来そう
あとは距離延長でどんなペースを刻めるか
中1週で状態維持できていれば
手戻りの笹川騎手とは2戦2勝

短評満足度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

4角までは好位ポジションも直線でガス欠
マイルで見直し


⑨プリンセスアリー 森泰斗❸

○桜花賞勝ちの実績・継続騎乗
△初大井・外目の枠

しっかり折り合える気性の良さは武器
距離延長もレースセンスある馬でこなせそう
浦和での実績は文句なしも問題は大井の白砂
初右回りで初1800mなのはもちろんだが
大井白砂でパフォーマンスを落とす馬が多い中
小柄な馬なだけに懸念されるところ
比較的内目の枠が多かった近走からの9番枠で
スタートからのロスをどう抑えるか

短評満足度⭐︎⭐︎⭐︎

中団から前々見る形で追走
直線も垂れずジリジリ加速で地力見せる
距離も問題なく総合点の高い牝馬
さすがは1冠馬


⑩キャッスルハート 篠谷葵➓


△8戦0勝・中1週・初大井・スタート

実績不足は否めずでさらに大井の白砂
ゲートの不安もあり課題山積

短評満足度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

スタートからしんがり発進で見せ場なし


⑪ベイデンマリーナ 西啓太❼


△新馬以来勝ち鞍なし・テン乗り・中1週

大井白砂に変わってから苦戦続く競馬
前走は上手く乗っての展開利のイメージ
持ちタイムでも見劣りする分での詰まったローテ
でしかもテン乗りでは

短評満足度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

後方追走から追い上げも差は縮まらず


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