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たてがみ手配書「展覧の仮想」攻略【リバース:1999】

1.5で追加されたたてがみ手配書「展覧の仮想」についての攻略記事となります。

本記事投稿時点(4月末)での筆者の記録は画像のとおり268万です。
確認できる範囲ではありますが1.5時点での記録は先行版含め世界一かと思われます。(多分)

この記事は
・SSSを目指している方
・SSS以降のハイスコアを目指している方
に向けた内容となります。
アチーブメント条件ラインを目指す方にとってもある程度参考になる部分があるかとは思いますが、記事の目線は上記スコアラインとなります旨、予めご了承ください。

また、1から10まで丁寧な攻略解説では無く、本たてがみにおける重要な戦術方針に絞った解説となります。
分かりにくい部分も多々あるかと思いますが、気兼ねなく質問いただければ幸いです。

それでは本題へ

■適正キャラについて

まずは「展覧の仮想」における適正キャラ。
筆者の考える適正キャラは以下のとおりです。
※キャラの強弱ではなくあくまで「適正」です。

ざっと解説していきます。

★【特殊枠】※特殊な運用となるが採用検討可能

ダーレータッタとドアの2キャラを特殊枠に置いていますが両者共に味方MPをブーストできるキャラです。
カエンボク/シャーマィン/6等のような強力なULTを撃てるキャラが十分に育成できていれば強く使えるかと思います。
レイラニも特殊枠にしようかと考えましたが、獣本源+単体性能を考慮し1つ上のAランクとしています。
なお、ドアはネクロギを併用しないと爆発四散するのでご注意下さい。

★【Aランク】※育成済みなら採用したい枠

SSSを狙う上で育成済みなら問題無く採用できる枠です。
ケントゥリオン/メラニアは1つ上のランクと迷いましたが、本たてがみにおいてとても重要な「激昂」バフを上手く扱えない点からAとしています。
また、37についてはリーリャとの噛み合いの良さがあるものの、カウンターによるダメージ+弱点本源という点をフォローしきるのは難しい印象です。
ただ少なくともこのランク帯のキャラは全員、SSSを取る為の一員として一定の活躍が見込めるかと思います。

★【Sランク】※強い要素を持つ為、採用推奨枠

明確に強いと言える要素を持つ為、ぜひ採用したい枠です。
それぞれ強みが異なる為、簡単に列挙していきます。

・シャーマィン
獣本源/デバフ持ち/リアルアタッカーというほぼ完璧なスペックです。
S+ランクで無いのはカエンボクと比較したという理由のみです。
カエンボクと併用しても強力ですし、カエンボク未所持なら必ず採用と言ってよいでしょう。

・ジェシカ
強力なリアルアタッカーである点に加え、自動で中毒を付与できる洞察効果が非常に強力です。
中毒が毎ターン付与では無い為、途切れてしまうタイミングが必ずあるという点に注意が必要ではあるものの、カエンボクとウルを足して2で割ったような立ち位置となれるので、ジェシカ軸でもSSSは問題無く達成可能です。

・コーンブルメ
デバフ持ちリアルアタッカーであり、ジェシカと違い単体ULTである点も優秀です。
範囲攻撃スペルも「未来主義」のエネルギーを削るのに使いやすく、特殊な癖が少なく運用しやすい強力なアタッカーと言えます。

・6
立っているだけでバフを付与できる上、激昂付きのULTはアタッカー以上の火力を出す事も可能な為、残り1人に迷うくらいなら6でいいと思います。
「未来主義」のエネルギーを削り切れなかった時にミスエイムで被ダメージを減らしたり、味方に付与されたデバフを解除したりと6にしかできない事はとても多いです。

・ウル
筆者のハイスコア編成に採用されている事からも分かるとおり、ウルは本たてがみにおいて極めて強力です。
一見、カエンボクとの併用が前提に見えるかと思いますが、洞察3効果で試作機I型に燃焼を必ず付与できる点のみでも代用が効かない強さがあるので、カエンボク無しでも採用価値はとても高いです。

キャラ自体の汎用性の低さとスペル性能を考慮しSランクとしていますが、1.5時点でのハイスコア狙いにおいては必須キャラかと思います。

・リーアンアン/ドルーヴィスⅢ/メディスンポケット
3キャラに共通しているのは本たてがみにおいてステータスバフを受けられる本源である点に加え、全員「行動阻害」を持っていることです。
実は「未来主義」は気絶や石化といった行動阻害がそのまま通る為、採用する事で選択肢の幅が大きく広がります。

・ピクルス/ネクロロギスト
いつものULTバッファーの2人(1匹と1人)です。

本たてがみではスコアに直接影響しない「未来主義」を適宜殴る必要がある為、MPを溜める行動もそこまで苦でないのが噛み合っています。
カウンター解除も祈り付与も両者共に強い為、好みな方を採用すればよいかと思います。

★【S+ランク】※いるなら即採用でよい枠

本たてがみにおける特攻枠です。(トゥースフェアリーを除く)

・トゥースフェアリー
皆さんご存知いつもの人です。
単純な性能もありますが本たてがみにおいてはカエンボクとの相性の良さも光ります。
カエンボクはクリティカルを当てることが大前提のアタッカーではありますが、自身のみでクリティカルを確定させるのは困難です。
バフスペルを重ねれば洞察効果も併せクリティカル確定も可能ですが、毎回の攻撃前にバフスペルを撃つ事が現実的ではありません。
つまりトゥースフェアリーです。
仮にカエンボクとが2凸以上であればバフスペル抜きでクリティカル確定とすることも可能です。
トゥースフェアリーも2凸以上であればほぼ永続確定です。
弱点本源である点は明確な弱みとなりますが、それを考慮しても所持しているなら採用必須といってよいパワーです。

・リーリャ
「未来主義」のエネルギーを唯一、1手で2減少させられるキャラです。
採用理由は本当にそれだけですが、その点のみでも採用必須と言える強さだと考えています。
エネルギーを削る為の行動が1手減るというのみですが、30ターンという長丁場になるたてがみ手配書においては見た目の何倍も強いです。
「未来主義」のエネルギーを0にすることはリアルダメージの通りをよくすることに加え、被ダメージも減らせる為一石二鳥以上の恩恵があります。
弱点本源であるデメリットもそもそも「未来主義」に攻撃させないという立ち回りが可能であるので、自身で弱点を補えているとも言えます。
ただし、ボスを更新するターンは実質エネルギー削りが不要となる為、リーリャの強い運用には正確なダメージ感覚と判断力が必要となります。
使い方さえ理解すればカエンボク/トゥースフェアリーと並ぶ「採用しない理由が無いキャラ」の枠に収まるでしょう。
※「アタッカーの火力が高い」=「行動1回の価値が高い」=「リーリャの価値が高い」という理論になる為、強いアタッカーがいる方ほどリーリャの強みを感じやすいかと思います。

・カエンボク
本たてがみの堂々たる主役です。

相性の良さはもう自明かと思いますのでその辺の説明は割愛します。
スペル/ULT共に火力を出す事が出来ますが、ボスが正体暴露した時にまとまったダメージを出したいので基本はアルティメットを軸とした運用が丸いです。
立ち回りが変わりうる塑造は2のクリティカル率アップのみで、他は全てダメージが上がるのみなので運用は塑造によってほぼ変わりません。
凸っていればいる程、そのままスコアが上がると言って差し支えないです。
分かりやすい単体アタッカーという性能である点とは裏腹に、実際の運用はとても考える事が多い難しいキャラです。
本人のMPや予熱スタック数に加え、「未来主義」のエネルギーからボスの燃焼スタック数等、カエンボクが行動を起こす前に見なければならない要素は毎ターン多くあります。
カエンボクの運用=本たてがみにおける戦術となる為、戦術的な詳細は口述します。


■戦術方針

★「未来主義」のエネルギー管理について

SSS狙い、及びそれ以降を狙う場合でも一貫する戦術方針は
「未来主義」のエネルギーを0にし、ボスを正体暴露にした上で殴る。
これを繰り返すことです。
正体暴露状態はリアルダメージ増加の為、メンタルアタッカーならエネルギー削りは不要・・と見せかけて、エネルギー削りは被ダメージを抑えることにも繋がるので積極的に行うべきです。

石化や気絶等が可能なキャラを採用しているならば「未来主義」を直接止めるという行動も可能ですが、いずれにせよ毎ターンのエネルギー管理は必ず考えるべきです。

1ターン目:「未来主義」のエネルギーを0にする
2ターン目:マッドサイエンティストを倒し、ボスを更新する

極論は上記2ターンの行動をループさせるのを目指すことになります。
火力さえあれば3ターン目までマッドサイエンティストが攻撃行動を行わない為、被ダメージをカウンターのみに抑えることが可能です。
とは言え、ボスの更新を2ターン毎に行う火力ハードルは高い為、基本は3ターン目~4ターン目にボスを更新することになるでしょう。
その際、マッドサイエンティストの攻撃によりULT威力-30%デバフを付与されますが、これがアタッカーへ飛ばないようにHP管理は徹底しましょう。
ウナギと一緒でHP割合が同じ場合は左側のキャラを優先的に攻撃する、という仕様は健在なので攻撃誘導の際は覚えておくとよいです。

1点、エネルギー削りにおいて大体のパーティで狙えるテクニックがあります。
ボスの更新時、更新前に「未来主義」を攻撃対象に選択していたとしてもその攻撃は更新後のマッドサイエンティストに対象が移り変わります。
この際、50%の確率ではあるものの範囲攻撃で「未来主義」を巻き込むことができればエネルギーを1減らすことができます。
これが成功すると次のターンの「未来主義」のエネルギーが1減っている為、行動枠が1つ自由となります。
運ではあるものの失敗しても大きなリスクは無い為、ボス更新が確実な攻撃の後はなるべく範囲攻撃で追撃するとよいでしょう。

エネルギーを0にした後は当然、アタッカーの最大火力をマッドサイエンティストに叩き込むことを狙います。
「未来主義」を殴りエネルギーを0にしにいくキャラはリアル/メンタル問わず誰でもよいことを利用し、適宜アタッカー/バッファーのMPを溜めるとよいでしょう。
リーリャを採用する最大のメリットはこの時、
・エネルギーを0にする
・バフ/デバフキャラを移動融合でMPブーストする
という2つの行動を両立させることができる点です。

下の画像の盤面を見てください。

カエンボクMP1/エネルギー3

カエンボクのMPは1ですがウルのバフが次のターンまでなので
①カエンボクのMPを1→5にする
②「未来主義」のエネルギーを3→0にする

という2つの目標をこのターンに達成したい状況です。
※燃焼15条件も必須ですが簡略化の為に燃焼は無視します。

スペル移動含め4回の行動権を全てカエンボクに使えば①は達成できるものの、アタックスペル2枚では②を達成する事が叶いません。
そこでアタックスペルを移動融合する事でMPブーストを行い、3回の行動で①を達成することを考えます。
下の画像のように1行動余らせた状態でカエンボクのMPを5にする事はできます。

しかしスペル融合を行ったゆえにアタックスペルが1枚減っているので、このままではエネルギーを1しか減らせません。
本たてがみで主要アタッカーとなるカエンボク/シャーマィン/コーンブルメ/6等のキャラは片方のスペルにダメージが発生しない為、エネルギー削りの際はこのようなジレンマが発生する訳です。

ここで救世主となるのがリーリャの連続攻撃です。
リーリャのおかげで、と言うよりかはリーリャが居なければ①と②の両立が不可能です。
加えてカエンボクは予備スペル生成により1.5時点では、調律によるシャッフル後にスペル融合を狙う事が可能な唯一のキャラです。
スペルランクのズレ等の理由から確定で毎回行える行動という訳ではないですが、カエンボク/リーリャの並びはMP1の状態から次ターンの激昂込みの大ダメージを狙えるコンビという訳です。


★再造スタックの仕様について

たてがみ手配書においてボスを更新した際にスタックする「再造」について少し話します。
今回の「展覧の仮想」に限った話ではないので今後のたてがみ手配書でも活用できる知識になるかと思います。

再造は要するにどんどんボスが強くなっていくというバフで、
後半になる程敵の火力が上がる/硬くなるというだけなので意識せずとも戦っていれば感覚的な理解は容易です。
しかし、その仕様部分を正しく理解して行動することがスコア更新にとても重要な要素となります。

①ボスを更新する際は大ダメージで
これは感覚的にも理解しやすいでしょう。
再造はあくまで「ボスを更新した際に2スタックずつ溜まる」という仕様なので、その時のHPバーを超過したダメージは更新時の再造スタックが溜まる前のステータスで計算されます。
この超過ダメージが大きければ大きい程、ボスが柔らかい時にダメージを与えられているということです。
今回のたてがみでは激昂を得るのが容易である為、普段より高いダメージを出せている方も珍しくないと思います。
理想はHP1のボスに対して激昂の乗った大ダメージを与えることです。
そこまで極端な状況は作れないにせよ、HPバーは減らせるだけ減らした上で大ダメージを出した方がお得です。
とは言え意識しすぎてテンポロスするのも良くないので、状況に応じてボスのHPを管理するのが第一です。

今回のたてがみにおいてはカエンボクを採用すると極端に高いダメージを叩き出せます。
フルパワーだと約26万ダメージを序盤に出す事も可能ですが、無凸カエンボクでも10万ダメージ以上を出す事ができるみたいです。
たてがみ手配書のボスのHPバー1本分に値する10万を超えるダメージを捻出可能な場合、以下の戦術を理解することが超超超大事です。

②更新後のHPバー(10万)をギリギリ超過することを狙う
特にSSS以降のハイスコアを狙う場合、これが印象より遥かに重要です。
下の2つの画像を見比べてみてください。
※上の画像がスコア268万達成時、下の画像がスコア230万達成時のそれぞれの一場面です。

スコア253万/再造スタック20
スコア209万/再造スタック22

スコアは40万以上差があるのに再造スタックは上下関係が逆転しております。
何故このような状況が発生するのかというと
「更新後のHPバーをギリギリ超過することを狙う」
をひたすら徹底したから、本当にただそれだけです。

先述したとおり、再造スタックは「ボスを更新した際に2スタックずつ溜まる」という仕様です。
超過ダメージをいくら出してもこの仕様は変わらないので、
仮に1億ダメージを与えたとしても溜まる再造スタックは2ということです。

ここである疑問が生まれる方もいるかと思います。
「更新後のHPバーを超過してもしなくても、ダメージ/再造スタック数は変わらないから狙う意味は無いのではないか。」
筆者も最初はこの考えでした。
実際、その時のダメージも再造スタックも変わらない点は紛れもない事実です。

では何故ボス更新後のHPバー超過を狙う必要があるのか。
正確には更新後のHPバーをギリギリ超過することがとても重要で、
ULTによる大ダメージの後、そのままアタッカーで追撃に行けることが最大のメリットです。
これは実際の動画を交え解説します

動画の盤面ではカエンボクULT後にスキルで追撃を行っておりますが、これはカエンボクULTで更新後のHPバーをギリギリ超過できることを理解していたから行えた行動です。
仮にカエンボクULTが10万ダメージぴったりくらいの量で、更新後のHPバーがミリで残るような状況であった場合、カエンボクスキルで再度ボスを更新してしまいます。
こうなると無駄に再造スタックを2溜めてしまうことになります。

動画の場合はターン数的にも終盤であった為、失敗していても影響は小さかったですが、仮に序盤で失敗してしまった場合はどうでしょう。
「その後のダメージ全て、無駄に溜めた再造スタック分のダメージ軽減がかかる」と表現すると影響の大きさが理解頂けると思います。

ではボス更新後にそもそも攻撃しなければいいんじゃないか、という考えも浮かぶかもしれませんがそれではスコアは稼げません。
正体暴露の隙に可能な限りダメージを出す事がそのままスコアとなる為、ULT後の追撃をいかに通せるかが全てです。
その追撃を行う為に「更新後のHPバーをギリギリ超過することを狙う」必要があるということです。

当然、勘で正確なダメージを計算するのは無理です。
幸いリバース:1999のダメージ計算にはクリティカル率以外の乱数は現時点で存在しないので、状況が同じならダメージは固定です。
再造スタックがXの時、YYYYYYダメージが出る、というのを試行を繰り返す中で覚えていくのが最終的に必須となるでしょう。
筆者はスマホにメモってました。


■終わりに

展覧の仮想がとてもギミック色が強いボスであり、仕様を理解すればそれなりに幅広いキャラでSSSを狙えるよいボスかと思います。
あとBGMが超いい。
込み入った解説となってしまった為、SSSを狙いというよりかはハイスコアを狙う方へ照準を向けた内容となっていますが、特に再造スタックの仕様については今後のたてがみ手配書においても活用できる話かと思いますので、いずれ役に立てれば幸いです。

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