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タイランド・ロックダウン(31)4月24日(金):シラチャーからバンコクへのバスあります。

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1.シラチャーからバンコクまでのバス

シラチャーのバス乗り場の近くに行ったので、窓口に行ったところ、まだ、走っているということだった。

シラチャーの街の南側、スクムビット通りに面して、「トゥック・コム(コンピューター・ビル)」がある。中にあるオフィス・メイト(事務用品販売店)に行こうと思い、立ち寄ってみた。このビルは、地階にTOPSスーパーマーケット、1階に銀行、携帯電話メーカーの販売店、カフェ、飲食店と電気製品等販売店、2階にオフィス・メイトと携帯電話店とブース、カメラ屋、プリンター屋、3階と4階にパソコン関係のお店があり、その上にレジャー施設と教育関連店舗が入っている商業施設だ。

携帯電話屋のブースは、半分強くらいが営業中、そのフロアにある馴染みのプリンター屋が開いていたので、挨拶に立ち寄ったが、肝心のオフィス・メイトは休業だった。

建物を出ると、シラチャーのバンコクやパタヤ行きの大型バス乗り場があるので、覗いてみた。カウンターの人がいるので、便があるようだ。聞くと、バンコクとスワナプーム空港行きのバスがあるという。

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平日のダイヤ。一日7便、あるようだ。

大型バスなので、通常なら40人ほど乗れると思う。だが、新型コロナウィルス対策のソーシャル・ディスタンスを保つために、乗客13人で運行しているそうだ。

私のように、自家用車を持っている人は、普段は使わないが、どうしても使わなければならない人もいるだろう(通常時は、たまに私も使う)。公共交通としての矜持を感じる。

2.産業による差

ソンクラーン休みが明け、各仕事場に人が戻るはずが、新型コロナウィルスの影響で、稼働が戻らない工場もある。自動車メーカーの中には、休業日を延長する会社もあり、それに合わせて、4月の稼働調整、注文調整、そして、キャンセルになる注文もあるだろう。

各会社では、新型コロナウィルスに対する感染対策を取り、
①消毒用品(消毒用ジェル、アルコール)の設置
②マスクの着用(洗える布マスクが多く出回っている)
③体温測定の実施
などは、確実に行われているようだ。

さらに、稼働の調整のために、給料の75%支給での指定休日として、休日としたり、出勤を交互にして出勤日を減らすなどの対応をしはじめている。

タイ政府としては、自動車産業については、新型コロナウィルスだけでなく、その前から販売が落ちてきていたということもあり、100%新型コロナが理由というわけではないため、全面的なサポートもできないようだ。

さらに、業界によって、または、メーカーによって、稼働の振れ幅が大きいように聞く。マスクなどの製造は、大忙しだろう。また、食品は、横ばいあるいは多少下げ、自動車は下げ、半導体製造設備関連は通常通りで忙しいそうだ。近くの工業団地内にある飛行機部品メーカーは、おそらく、稼働が下がっているように思う。

自分たちの商品が関連する業界により、新型コロナウィルスの影響を受けるインパクトがまるで違う。


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