電子妖精オーディション始まりましたね

始まりましたね、各位。

だらだらうかうかしているうちに参加者の一人に初note記事を書かれてしまって、なかなかやるな……! って気分になってる。

(「ななてる」を名付けたのは私なので、遠方名付け親面してる)

 ななてるはTwitterアカウントを作ったのも一番乗り、SRで配信を開始したのも一番乗り、そしてnote記事も一番乗りと、とても目に見えて意欲的。配信内容も安定しているので、初心者にオススメ。


趣旨や意図がある!? 凄い!

 それはさておき、このオーディションには趣旨や意図があるので凄いということを、まず特筆しなければならない。今回の主催者はバーチャル蠱毒や言霊少女のときのような"うんえいちゃん"ではなく、Vタレントの中の人を募集する事務所としてとても真面目な運営さんだ。

 上が提示した世界観にきちんと従いつつ、アドリブ込みで魅力的な配信ができる人材を見つける人材登用として、きちんと考えた上でShowroomバーチャルタレントオーディションという手段を選んでいる。
 何もかも一番乗りのななてるや、フーディンとIQ対決するべにつー、バーチャル蠱毒の頃に自作BGMと知的トークで話題になったあの人にそっくりな流琉蒼5(あだ名未定)を差し置いて、たぶん当オーディションのMVPは運営さん。


世界観が与えられている? 凄い!

我々の住まう現実世界と0距離で隣接するデジタルネットワーク世界「京」に生きる13人の電子妖精(でんしようせい)たち。電子妖精たちはSHOWROOMという媒体を介して、世界に自分達の情報を発信する。彼女達は人々からの認知を得ることで電子妖精としてのその力(Memory)を増す。逆に認知が無くなれば「管理者」から「適正処理」を受けてしまう。

自身の存在と来たる2022年の厄災に立ち向かうため、彼女達は発信し続ける、来たる「デフラグ」のために……。(公式HPより引用)

 公式で公開されている世界観設定はこれくらいなんだけど、どうやら既にそれ以上のことが固まっているらしい。
 ……というのも、「電子妖精の人格は軽視されているから、非人道的な扱いを受けることも珍しくない」だとか「外の世界のことはデータとしてしか知らない(から、人間との交流の中でもっと知りたい)」といった話を複数人の口から聞いた覚えがある。
 推測するに、説明会の時点でTRPGルルブの世界観パートのような資料が配られていたんだろうか?

(返事が速かった)

 ダークソウルやニーアオートマタみたいな、資料を読み解いて世界観に触れるタイプの娯楽を、リアル脱出ゲームのようなリアル感で与えられている感じがしてとても好きです。


全てあなたの所為です、各位。

 これだけ周到なプロジェクトの人材起用に、Showroomのバーチャルタレントオーディションが選ばれたのは、他でもない私たちの行いの結果だ。

 九条林檎No.5に始まり、ナイトメア様、イマジナリーフレンド、さめの詩歌、天才カワバタ、娯楽愛玩用ヒューマノイド……他でもない私たちが彼女たちを受け入れ評価して、イベントを盛り上げてきた。
 電子妖精の人材起用にここが選ばれたのも、"Memory"なんて設定が生まれたのも、「イベント期間中は必ずそのキャラクターになりきって…」の文言が意味を為すと思われたのも、つまりは私たちリスナーが評価され、期待されているからだ。

 誇るにせよ嘲るにせよ、他でもない私たちが得たものだぞ、これは。


最後に
たぶん参加者もこの記事を読むだろうから、一つアドバイスを。
ライバルとの繋がりは必ず作った方がいい。視聴者をシェアできるだけじゃなく、何よりも「誰にも気づかれずに、誰にも託せずに消えていく」という末路から逃れられる。

スキを押すと武藤遊戯が使ったカードをランダムに一枚引けます。(noteに登録していなくてもボタンは押せます)