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むじなのーと

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VR、Vtuber、バーチャルと性、ジェンダー周辺に語る記事のまとめ。
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#アバター

”VRとアバター” 私の基本スタンス。

バーチャルAV女優のKarinです。相変わらずこの記事の存在だけでメタ的なので、苦手な方はブラウザバックをお願いします。 きっかけ 最近、「バーチャルアバターと性(特にジェンダー)を語る」という基礎コンセプトが曖昧になっているどころか、自分でも理解があやふやになっていたので基礎を固め直しました。 きっかけは、「バーチャルでは性別が関係なくなったって言ってる人(概念)がいるけど本当?」とか「そもそもジェンダー論の上でVRに新規性ってあるの?」というTwitter上の議論でし

バーチャルとアバターに関する逆説的な話

VRChatやVカツで"自分探し"をするうちに、自分を適切に表したアバターが存在しないかもしれないことに気付いた。自由に外見をエディットできるようになると、どんな外見にしても意図しない意味(イメージ、印象と言うべきか)がついて回るんだよね。 現実の人間なら、髪の色が黒色であることに意味はないけど、どんな色でも選べる中で敢えて黒色を選ぶとなると話が違う。身長や体形、髪形や瞳の色、服装についても同様だ(現実世界の服装は部分的に選べるものではあるものの、まだまだ身体特徴や社会身分