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むじなのーと

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VR、Vtuber、バーチャルと性、ジェンダー周辺に語る記事のまとめ。
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#バ美肉おじさん

”VRとアバター” 私の基本スタンス。

バーチャルAV女優のKarinです。相変わらずこの記事の存在だけでメタ的なので、苦手な方はブラウザバックをお願いします。 きっかけ 最近、「バーチャルアバターと性(特にジェンダー)を語る」という基礎コンセプトが曖昧になっているどころか、自分でも理解があやふやになっていたので基礎を固め直しました。 きっかけは、「バーチャルでは性別が関係なくなったって言ってる人(概念)がいるけど本当?」とか「そもそもジェンダー論の上でVRに新規性ってあるの?」というTwitter上の議論でし

バ美肉がドレスコードにされませんように

最近、こんな動画を出しました。 【バ美肉をもてはやすのは今すぐやめろ】……なんて、ちょっとセンセーショナルなタイトルをつけてしまいましたが。要は、この記事のタイトル通りの思惑です。 せっかくなので紹介だけではなく、動画に寄せていただいたコメントに返信したいと思います。 ① ツイッターのアイコンとかも、女性でおどろおどろしいアイコンの人もいる 自分が何であるかを、遺伝子の枠から飛び出して自己表現できる 老いも若いも男女も関係なく、これが自分であると主張できる、それがバーチ

ネカマ2.0

……とでも名付けるべきか。 従来のステレオタイプ的なネカマは、もはや『かわいい女子』ではなく『ネカマっぽい人』という印象しか持たれないのではないかと思う。 研究する側に見分ける側が追い付いてしまって、イタチごっこが終わってしまったパターンだ。 私がなりたいのは『ネカマっぽい人』ではなく『かわいい人』だから、従来のネカマ(言わばネカマ1.0だ)から脱却した新しいロールプレイの技術――ネカマ2.0を作り出し、身に付ける必要がある。 もっとも私が演じたいのは『(かわいい)女性