マガジンのカバー画像

むじなのーと

11
VR、Vtuber、バーチャルと性、ジェンダー周辺に語る記事のまとめ。
運営しているクリエイター

#Vtuber

”VRとアバター” 私の基本スタンス。

バーチャルAV女優のKarinです。相変わらずこの記事の存在だけでメタ的なので、苦手な方はブラウザバックをお願いします。 きっかけ 最近、「バーチャルアバターと性(特にジェンダー)を語る」という基礎コンセプトが曖昧になっているどころか、自分でも理解があやふやになっていたので基礎を固め直しました。 きっかけは、「バーチャルでは性別が関係なくなったって言ってる人(概念)がいるけど本当?」とか「そもそもジェンダー論の上でVRに新規性ってあるの?」というTwitter上の議論でし

VR、バーチャル、Vtuberと性、ジェンダー周辺の話題について触れるグループ(仮)を作りたい

VR、バーチャル、Vtuberと性、ジェンダー周辺の話題について触れるゆるい集団を作ろうと思っています。 集団名:むじなのーと(仮) (1)同じ穴のむじな。 (2)さまざまな種族の共生→立場・意見の多様性 (後述) 由来 その1 VR、バーチャル、Vtuberと性、ジェンダー周辺の話題について話したくなってしまう、語れてしまう時点で私たちって同じ穴のむじなじゃないですか。 概要なもなきさんのマッハ新書やキズナアイ騒動以来、この話題についてTwitterで話す人をたくさん

バ美肉がドレスコードにされませんように

最近、こんな動画を出しました。 【バ美肉をもてはやすのは今すぐやめろ】……なんて、ちょっとセンセーショナルなタイトルをつけてしまいましたが。要は、この記事のタイトル通りの思惑です。 せっかくなので紹介だけではなく、動画に寄せていただいたコメントに返信したいと思います。 ① ツイッターのアイコンとかも、女性でおどろおどろしいアイコンの人もいる 自分が何であるかを、遺伝子の枠から飛び出して自己表現できる 老いも若いも男女も関係なく、これが自分であると主張できる、それがバーチ

むじなのーと本格始動!

おはよう、眷属の諸君。……最近この挨拶にハマっています。 面白いよね、赤月ゆに。 それはさておき、むじなのーとを本格的に始める準備ができたので、最初の記事を投稿します。 むじなのーと:VR、バーチャル、Vtuberと性、ジェンダー周辺の話題について触れるゆるい集団(詳しくはこちら) 自己紹介記事を書こう自己紹介というより、むしろ関心のあるテーマ紹介といった方が正確かも。 『記事タイトル』 名前は投稿者情報でわかるので、 言及する話題がわかるようにタイトルをつけよう。

バーチャルAV女優として、伝えたかったこと(を、これから書いていくぞ!)

「はじめまして」の方は覚えて帰ってください! バーチャルAV女優のKarinと申します。 (著者近影) 最近進めている「むじなのーと」という企画に向けて、改めて自己紹介の記事になります。今回の記事をはじめとして、むじなのーとでの私の活動にはメタな要素が多分に含まれます。私の「アイドル売り」部分を大切にしてくださる方は、見なかったことにしてそっと見守る、という選択肢があることも申し添えておきます。 自己紹介 「バーチャルAV女優」というセンセーショナルな肩書きで活動してい

バーチャルとアバターに関する逆説的な話

VRChatやVカツで"自分探し"をするうちに、自分を適切に表したアバターが存在しないかもしれないことに気付いた。自由に外見をエディットできるようになると、どんな外見にしても意図しない意味(イメージ、印象と言うべきか)がついて回るんだよね。 現実の人間なら、髪の色が黒色であることに意味はないけど、どんな色でも選べる中で敢えて黒色を選ぶとなると話が違う。身長や体形、髪形や瞳の色、服装についても同様だ(現実世界の服装は部分的に選べるものではあるものの、まだまだ身体特徴や社会身分